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公開日 2024/11/29 10:00
DACチップやTHXアンプ回路も刷新
FIIO、最上位Bluetoothアンプ「BTR17」。aptX Lossless、高出力デスクトップモードなど対応
編集部:成藤正宣
エミライは、同社取り扱いブランドFIIO Electronicsから、最大650mWの出力を実現するデスクトップモードの搭載や、aptX Losslessコーデック対応などを果たしたBluetoothアンプのフラグシップモデル「BTR17」を、12月6日(金)に発売する。価格はオープンだが、市場では税込35,750円前後での実売が予想される。
2022年に発売した「BTR7」の後継に位置付けられる、Bluetoothアンプの最上位モデル。DACチップ、Bluetoothチップ、USBチップ、アンプ回路を新しい世代に刷新し、スペックを向上。新たなBluetoothコーデックへの対応や、専用のUSBポートから電源供給を受けて動作する「デスクトップモード(D.Mode)」など新機能の追加も行っている。
Bluetoothチップとしてクアルコム「QCC5181」を搭載し、Bluetooth 5.4に準拠。コーデックはLDAC/aptX Adaptive(96kHz/24bit)/aptX HD/aptX LL/aptX/AAC/SBCに加え、Bluetooth接続でCD品質のロスレス伝送を実現するaptX Losslessもサポートした。日本オーディオ協会のハイレゾオーディオ認証も取得している。
DACチップは、性能と消費電力のバランスが取れたESS社「ES9069Q」をデュアル構成で搭載。XMOS社のUSB制御チップ「XU316」が組み合わさることで、USB入力では最大PCM 768kHz/32bit、DSD512(22.4MHz)ネイティブ、MQAフルデコード再生をサポート。USB-DACとしても利用することができる。
ヘッドホン出力は、3.5mmシングルエンド/4.4mmバランスを搭載する。アンプ回路は、FIIOとTHX社が共同開発した「THX AAA 78+」を左右それぞれ4基ずつ備え、計8chの完全バランス設計を実現。高度な歪み補正技術により、高出力時でも低歪で優れた音質が楽しめるとする。
また、通常のデータ伝送/充電用USB Type-Cポートとは別に、独立した給電専用USBポートを搭載。この専用ポートから常時給電を行うデスクトップモードでは、前モデルの約2倍にあたる最大650mW(バランス接続時)の高出力を発揮し、より力強い音の表現が可能になるとしている。
ボディは小型ながら、信号処理経路にはハイエンドのHi-Fiプレーヤー相当の技術を投入。電源もデジタル信号処理部/DA変換部/アナログアンプ部のそれぞれに独立して供給する設計とし、徹底的にクリーンな電源品質にこだわることで、低ノイズかつ低歪みを追求した。
筐体前面には、解像度40×240、1.3型のIPSカラーディスプレイを配置。新開発のユーザーインターフェースを採用しており、Bluetoothコーデックや再生中のオーディオフォーマットに応じて表示カラーを変えることで視認性を高めている。筐体上部には両面立体彫刻加工を施したナビゲーションホイールを備え、音量調整やメニュー画面操作、音楽再生/停止などの操作を行える。ホイールは、押下50,000回以上、回転40,000回以上の耐久性試験をクリアしているとのこと。
筐体側面には、上から順に通話用マイク、電源/曲送り/曲戻しボタン、モード切替スイッチ、デスクトップモード切り替えスイッチを配置。モード切替スイッチでは、USB接続したデバイスからの電源供給でUSB-DACとして動作する「PCモード」、本機内蔵バッテリーでBluetoothアンプとして動作する「BTモード」、そして内蔵バッテリーでUSB-DACとして動作する「PHONE(スマートフォンUSB-DAC)モード」の3つの動作状態を使い分けられる。
そのほかの機能として、USB-DACとしてはドライバー不要で動作するUAC1.0モードへの切り替えに対応し、家庭用ゲーム機などとも接続が可能。スマートフォンアプリ「FIIOコントロール」を利用することで、ソフトウェア・アップデートや機能/設定の変更、10バンドパラメトリックイコライザーのカスタマイズなどが行える。付属品として、本体カラーと同色のレザーケース、本製品専用の8芯ショートUSBケーブルが用意される。
連続再生時間は、LDACコーデック接続時で最長約8時間。周波数特性は20Hz - 80kHz、S/Nは≧126dB(USB入力、デスクトップモード、A特性)、THD+Nは<0.00035%(USB入力、デスクトップモード、バランス出力)。外形寸法は約41.2W×86.6H×16.3Dmm
2022年に発売した「BTR7」の後継に位置付けられる、Bluetoothアンプの最上位モデル。DACチップ、Bluetoothチップ、USBチップ、アンプ回路を新しい世代に刷新し、スペックを向上。新たなBluetoothコーデックへの対応や、専用のUSBポートから電源供給を受けて動作する「デスクトップモード(D.Mode)」など新機能の追加も行っている。
Bluetoothチップとしてクアルコム「QCC5181」を搭載し、Bluetooth 5.4に準拠。コーデックはLDAC/aptX Adaptive(96kHz/24bit)/aptX HD/aptX LL/aptX/AAC/SBCに加え、Bluetooth接続でCD品質のロスレス伝送を実現するaptX Losslessもサポートした。日本オーディオ協会のハイレゾオーディオ認証も取得している。
DACチップは、性能と消費電力のバランスが取れたESS社「ES9069Q」をデュアル構成で搭載。XMOS社のUSB制御チップ「XU316」が組み合わさることで、USB入力では最大PCM 768kHz/32bit、DSD512(22.4MHz)ネイティブ、MQAフルデコード再生をサポート。USB-DACとしても利用することができる。
ヘッドホン出力は、3.5mmシングルエンド/4.4mmバランスを搭載する。アンプ回路は、FIIOとTHX社が共同開発した「THX AAA 78+」を左右それぞれ4基ずつ備え、計8chの完全バランス設計を実現。高度な歪み補正技術により、高出力時でも低歪で優れた音質が楽しめるとする。
また、通常のデータ伝送/充電用USB Type-Cポートとは別に、独立した給電専用USBポートを搭載。この専用ポートから常時給電を行うデスクトップモードでは、前モデルの約2倍にあたる最大650mW(バランス接続時)の高出力を発揮し、より力強い音の表現が可能になるとしている。
ボディは小型ながら、信号処理経路にはハイエンドのHi-Fiプレーヤー相当の技術を投入。電源もデジタル信号処理部/DA変換部/アナログアンプ部のそれぞれに独立して供給する設計とし、徹底的にクリーンな電源品質にこだわることで、低ノイズかつ低歪みを追求した。
筐体前面には、解像度40×240、1.3型のIPSカラーディスプレイを配置。新開発のユーザーインターフェースを採用しており、Bluetoothコーデックや再生中のオーディオフォーマットに応じて表示カラーを変えることで視認性を高めている。筐体上部には両面立体彫刻加工を施したナビゲーションホイールを備え、音量調整やメニュー画面操作、音楽再生/停止などの操作を行える。ホイールは、押下50,000回以上、回転40,000回以上の耐久性試験をクリアしているとのこと。
筐体側面には、上から順に通話用マイク、電源/曲送り/曲戻しボタン、モード切替スイッチ、デスクトップモード切り替えスイッチを配置。モード切替スイッチでは、USB接続したデバイスからの電源供給でUSB-DACとして動作する「PCモード」、本機内蔵バッテリーでBluetoothアンプとして動作する「BTモード」、そして内蔵バッテリーでUSB-DACとして動作する「PHONE(スマートフォンUSB-DAC)モード」の3つの動作状態を使い分けられる。
そのほかの機能として、USB-DACとしてはドライバー不要で動作するUAC1.0モードへの切り替えに対応し、家庭用ゲーム機などとも接続が可能。スマートフォンアプリ「FIIOコントロール」を利用することで、ソフトウェア・アップデートや機能/設定の変更、10バンドパラメトリックイコライザーのカスタマイズなどが行える。付属品として、本体カラーと同色のレザーケース、本製品専用の8芯ショートUSBケーブルが用意される。
連続再生時間は、LDACコーデック接続時で最長約8時間。周波数特性は20Hz - 80kHz、S/Nは≧126dB(USB入力、デスクトップモード、A特性)、THD+Nは<0.00035%(USB入力、デスクトップモード、バランス出力)。外形寸法は約41.2W×86.6H×16.3Dmm