公開日 2018/05/09 19:43
「市場縮小により挽回ならず」
カシオ、コンパクトデジカメ市場からの撤退を正式発表。「赤字体質から脱却」を目指す
編集部:押野 由宇
カシオ計算機株式会社は、本日5月9日に通期決算説明資料にて、コンパクトデジタルカメラ市場からの撤退を発表した。
2017年は新製品投入も市場が大幅縮小したことを課題とし、抜本的な構造改革、戦略転換の実施に取り組んだが、市場縮小により挽回に至らなかったことから撤退を判断。デジタルカメラ事業の通期('17年4月〜'18年3月)の業績は、売上が前年比34%減の123億円で、49億円の赤字となった。
同社はコンパクトデジタルカメラ市場の撤退により「赤字体質から脱却」し、「独自技術、ノウハウを活用した新しい事業領域創造へ」向かうとしている。
2017年は新製品投入も市場が大幅縮小したことを課題とし、抜本的な構造改革、戦略転換の実施に取り組んだが、市場縮小により挽回に至らなかったことから撤退を判断。デジタルカメラ事業の通期('17年4月〜'18年3月)の業績は、売上が前年比34%減の123億円で、49億円の赤字となった。
同社はコンパクトデジタルカメラ市場の撤退により「赤字体質から脱却」し、「独自技術、ノウハウを活用した新しい事業領域創造へ」向かうとしている。