トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > レビュー記事一覧

公開日 2017/03/13 20:49
スマートでクリーン

【DAR】iFi-Audioの最新DAC「nano iONE」をいち早くレポート! Bluetoothで本当に「良い音」を手に入れる

John H. Darko (翻訳:生塩昭彦)

前のページ 1 2 3 4 次のページ

iFI-Audioの新製品にして、2017年3月21日(火)に正式発表される予定の「nano iONE」。iFI-Audio“nanoシリーズ”として初となるBluetooth対応機となるnano iONEは、海外で発表されるや否や、早くも大きな話題を集めている。ドイツのオーディオレビューサイト「DAR」にいち早く掲載された、John H. Darkoによる製品レビューをお届けする。



■どんなシステムでもワイヤレスと有線両方に対応させるUSB-DAC


日本では2017年3月21日(火)に正式発表される予定の「nano iOne」。いち早く独DARに掲載されたレビューをお届け!
iFi-Audioのnano iONEは、たったの235ユーロ/199ポンド(日本での販売予定価格: ¥27,000/税別)で、どんなオーディオシステムにもワイヤレスおよび有線でデジタルオーディオに対応する機能を付け加えてくれる。私はこのnano iONEを入手して3週間が経ったところだ。箱を開けると、超簡素なユーザーマニュアルが出てくるが、細かな点も詳しく解説されているのが分かる。

本題に入る前に、まずBluetoothについて話しておく必要がある。Bluetoothによるオーディオ接続は、全ての方式が同等のものとして生まれたわけではない。aptXの「CD並の」(そして「CD並でない」)音質を実現するには、クアルコム社(Qualcomm)のコーデック(符号化及び符号の復元化をする装置)が送り側(スマートフォンやノートパソコン)と受け側(ストリーマーやDAC)の両方に搭載されていなければならない。

このaptXによる再生が少しばかり怪しくなるのが、iOS機器を使用した場合だ。aptXに対応していないのだ! スマートフォンから受け側にストリーミングする場合、そのどちらかにaptXがなかったら、Bluetooth接続が音質の劣ったSBCコーデックに逆戻りしてしまう。こうなると、Bluetoothで「CDに近い音質で」音楽を聴くのに別れを告げ、気の抜けたトム・ウェイツや、のっぺりしたクラフトワークにこんにちは、と言うことになってしまうのだ。

iFi-Audioは、nano iONEで、iOSでサポートされている別の「CD並の」コーデックであるAACを仕様に加えることによって、aptXの汚れた秘密の被害を回避している。これで機嫌よく先に進める。

nano iONEのスペック的な特徴点を解説

前のページ 1 2 3 4 次のページ

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「Amazon プライムデー」本セールが7月16日0時からついにスタート!安くなるものを事前チェック!
2 ヨドバシやビック、Amazonプライムデーより安い超特価セール実施中!見比べないと損をする
3 【レビューあり】Amazonプライムセール、JBLの人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!
4 Amazonプライムデー先行セールで「半額」「半額以下」で買えちゃうイヤホン・ヘッドホン
5 Amazonプライムデー、FireTV Stick 4K/4K Maxが過去セール超えの大幅割引中
6 Amazonプライムデー、オーディオテクニカのTWS、ヘッドホン、マイクが多数お買い得に!
7 Amazonプライムデー、読み放題・聴き放題などサブスクも無料に! 登録すべきキャンペーンまとめ
8 Prime Videoの有料チャンネル「アニメタイムズ」が60日間無料。7/17まで
9 ノジマとオーディオスクエアのシナジーで“テレビの音の最適解”を案内。存在感を増すネットワーク&HDMI対応アンプ
10 <ポタフェス>FIIOやiFi audioに「本邦初公開」多数/Noble Audio「FoKus TRIUMPH」は今夏発売
7/16 10:43 更新

WEB