トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > レビュー記事一覧

公開日 2018/09/07 06:15
ドイツ取材中にテスト

“睡眠用”イヤホンは本当に効くの? ボーズ「sleepbuds」を着けて早速寝てみた

山本 敦

前のページ 1 2 3 次のページ

ボーズの “入眠サポート用” 完全ワイヤレスイヤホン「Bose noise-masking sleepbuds」がいよいよ日本でも発売される。今回はIFA取材の道中で製品を試用したファーストインプレッションをお届けしたい。

Bose noise-masking sleepbuds(以下:Bose sleepbuds)は、ボーズが昨年秋にアメリカのクラウドファンディング・プラットフォーム「Indiegogo」をベースに、プロジェクトの参加者から声を集めながら開発した “オーディオじゃない” 実験的な製品だ(関連記事)。北米/カナダでは6月中旬に先行発売されていたが、このほど日本でも無事に発売されることが決定した。

ボーズの入眠サポート用イヤホン「Bose noise-masking sleepbuds」が日本でも発売された

本機は音楽用の完全ワイヤレスイヤホンのようにも見えるが、スマホとのペアリングは本体の機能設定、またプリセットされている入眠サポート用音源を選択するところだけに使う。スマホから音楽をストリーミング再生したり、ハンズフリー通話の用途は想定していない。つまり単体で使うことが前提のスマートデバイスだ。

実機を目の当たりにすると、まずは充電器を兼ねた専用ケースが軽くて小さいこと、そしてさらにイヤホンのサイズが圧倒的に小さいことに驚くはずだ。スタビライザーと一体化されているシリコン製の専用チップ「StayHear+ Sleep tips」を外した状態なら重さは約1.4g、直径は1円玉以下というサイズ感だ。耳に着けると、文字通りその存在を忘れてしまうほどだ。

イヤーチップを外したサイズを1円玉と比べてみる。圧倒的な小ささだ

イヤーチップのサイズはS/M/Lの3種類が揃う。初期導入時に専用アプリ「Bose Sleep」を立ち上げるとイヤホンのセットアップガイドが表示され、ユーザーの耳に合ったイヤーチップを選ぶことの大切さなど、丁寧な解説が表示される。眠りに就くときに煩わしく感じられる外音ノイズを完璧にシャットアウトするために、まず何よりもパッシブな遮音性を最大限に確保することが大事ということなのだろう。

付属品一式。イヤーチップはS/M/Lの3種類

ちなみにボーズの耳栓ということで、本機にはアクティブNC機能が乗っているはずと思う方もあるかもしれない。だが本機はあくまで “いびき” や “ねごと” 、集合住宅の場合は隣りから聞こえてくる話し声などを、特別な音を使ってマスキングして聞こえにくくすることが主目的のデバイスである。本体の小型化・低消費電力化を徹底するため、アクティブNC機能は搭載していない。

ホテルのベッドで着けて眠ってみた

前のページ 1 2 3 次のページ

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「Amazon プライムデー」本セールが7月16日0時からついにスタート!安くなるものを事前チェック!
2 ヨドバシやビック、Amazonプライムデーより安い超特価セール実施中!見比べないと損をする
3 【レビューあり】Amazonプライムセール、JBLの人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!
4 Amazonプライムデー先行セールで「半額」「半額以下」で買えちゃうイヤホン・ヘッドホン
5 Amazonプライムデー、FireTV Stick 4K/4K Maxが過去セール超えの大幅割引中
6 Amazonプライムデー、オーディオテクニカのTWS、ヘッドホン、マイクが多数お買い得に!
7 Amazonプライムデー、読み放題・聴き放題などサブスクも無料に! 登録すべきキャンペーンまとめ
8 Prime Videoの有料チャンネル「アニメタイムズ」が60日間無料。7/17まで
9 ノジマとオーディオスクエアのシナジーで“テレビの音の最適解”を案内。存在感を増すネットワーク&HDMI対応アンプ
10 <ポタフェス>FIIOやiFi audioに「本邦初公開」多数/Noble Audio「FoKus TRIUMPH」は今夏発売
7/16 10:43 更新

WEB