公開日 2018/10/30 10:00
AKGサウンド+使い勝手を高める機能
デザイン/機能/サウンドすべてがハイレベル! AKG「Y500 WIRELESS」は“Yシリーズ”の真髄だ
折原 一也
ヘッドホン・イヤホンの名門ブランド、AKG。その技術を投入し、高い音質はそのままに、若い世代に向けスタイリッシュなデザインを備えた「Yシリーズ」も、そろそろ定着した感がある。
さて、そんなYシリーズに新たに加わったのが、Bluetoothヘッドホン「Y500 WIRELESS」だ。
いま僕の前には、10月12日に発売されたばかりのY500 WIRELESSのグリーンがある。大きな特徴として、美しさに溢れたデザイン性、使いやすさにつながる工夫満載の機能性、そしてAKGらしさを存分に楽しめるサウンドの3点が挙げられる。これらのポイントに注目して、レビューしていこう。
【1】デザイン:思わず美しいと唸らされる“スカンジナビアン・テイスト”
【2】機能性:快適なワイヤレスリスニングを実現する工夫が満載
【3】サウンド:AKG「Yシリーズ」“らしさ”に特徴をプラス
Y500 WIRELESSは、耳の上に乗せる形で装着するオンイヤータイプのヘッドホンだ。大柄のオーバーイヤー型のヘッドホンよりも見た目がコンパクトなのはもちろん長所だが、僕が惚れ込んだのは、思わず“カッコ良すぎる”と口に出してしまったデザインだ。
40mm径ドライバーを内蔵したハウジングは、アルミ素材のメタリックな質感で、わずかに微細な凹凸のある仕上げ。グリーンが深く輝くY500 WIRELESSに光が当たると、その反射した色合いの変化までも楽しめる。エメラルドグリーンよりも少し暗くブルーに寄った、マラカイト石のようなこのカラーリングは本当に美しい。
僕の経験上、ヘッドホンのみならず、今まで目にした工業製品の中でさえも、このスタイリッシュな外見と質感を備えたモノは他にないかもしれない、と思わず唸らされた。
エッジ部分はメタリックな切り口を見せ、仕上げの美しさを増している。素材は違えど、ヘッドバンドに連なるハンガー部分、そしてヘッドバンドの内側のカラーまで、ハウジングと同じカラーで揃えられている。
モダンで優れた質感を備えており、スタイリッシュ。AKGはウィーンに本拠地を置くオーストリアのブランドだが、デザインの方向性は “スカンジナビアン・テイスト” と僕は見ている。
本体は230gと軽量で、実際に装着しても耳の上にゆったりと乗るような形でストレスがない。音の遮音性もなかなかだ。イヤーカップ部分は内側に折りたためるので携帯性も良いし、付属するグレーのキャリングポーチの質感も秀逸。ヘッドホンブランドとして、世界でもトップの一角であるAKG。その最新作のデザインは、必見と言える。
さて、そんなYシリーズに新たに加わったのが、Bluetoothヘッドホン「Y500 WIRELESS」だ。
いま僕の前には、10月12日に発売されたばかりのY500 WIRELESSのグリーンがある。大きな特徴として、美しさに溢れたデザイン性、使いやすさにつながる工夫満載の機能性、そしてAKGらしさを存分に楽しめるサウンドの3点が挙げられる。これらのポイントに注目して、レビューしていこう。
【1】デザイン:思わず美しいと唸らされる“スカンジナビアン・テイスト”
【2】機能性:快適なワイヤレスリスニングを実現する工夫が満載
【3】サウンド:AKG「Yシリーズ」“らしさ”に特徴をプラス
■デザイン:思わず美しいと唸らされる“スカンジナビアン・テイスト”
Y500 WIRELESSは、耳の上に乗せる形で装着するオンイヤータイプのヘッドホンだ。大柄のオーバーイヤー型のヘッドホンよりも見た目がコンパクトなのはもちろん長所だが、僕が惚れ込んだのは、思わず“カッコ良すぎる”と口に出してしまったデザインだ。
40mm径ドライバーを内蔵したハウジングは、アルミ素材のメタリックな質感で、わずかに微細な凹凸のある仕上げ。グリーンが深く輝くY500 WIRELESSに光が当たると、その反射した色合いの変化までも楽しめる。エメラルドグリーンよりも少し暗くブルーに寄った、マラカイト石のようなこのカラーリングは本当に美しい。
僕の経験上、ヘッドホンのみならず、今まで目にした工業製品の中でさえも、このスタイリッシュな外見と質感を備えたモノは他にないかもしれない、と思わず唸らされた。
エッジ部分はメタリックな切り口を見せ、仕上げの美しさを増している。素材は違えど、ヘッドバンドに連なるハンガー部分、そしてヘッドバンドの内側のカラーまで、ハウジングと同じカラーで揃えられている。
モダンで優れた質感を備えており、スタイリッシュ。AKGはウィーンに本拠地を置くオーストリアのブランドだが、デザインの方向性は “スカンジナビアン・テイスト” と僕は見ている。
本体は230gと軽量で、実際に装着しても耳の上にゆったりと乗るような形でストレスがない。音の遮音性もなかなかだ。イヤーカップ部分は内側に折りたためるので携帯性も良いし、付属するグレーのキャリングポーチの質感も秀逸。ヘッドホンブランドとして、世界でもトップの一角であるAKG。その最新作のデザインは、必見と言える。