公開日 2022/08/12 06:30
イヤーピースの理想的な王道スタイルを追求
快適で確実、理想的なフィット感を実現!AZLAイヤーピース「SednaEarfit MAX」はその名に相応しい完成度だ
工藤寛顕
AZLAといえば、数々の独自技術を搭載した個性的なイヤホンを展開してきたオーディオブランド。しかし、今のAZLAの評価を確固たるものにした立役者は何かといえば、それはやはり独自開発のイヤーピース製品「SednaEarfit」シリーズが挙げられるだろう。
特に、AirPods Proの他社製イヤーピースが少なかった頃に発売された「XELASTEC for AirPods Pro」は一般層からの評価も高く、ブランドの幅広い認知に貢献したといえる。
そんなAZLAから登場した新作イヤーピースが、「SednaEarfit MAX」だ。
これまでの各モデルがそれぞれ異なるアプローチからフィッティングを追求してきただけに、今回はどのような特徴を持っているのか、さっそくチェックしていこう。
まずは製品の概要からご紹介しよう。「究極の超低刺激」を謳うSednaEarfit MAXは、本体素材に医療用メディカルシリコンを採用し、シリコン素材に敏感な人でも低刺激で使用できる。加えて、一般的なイヤーピースと異なり、イヤーピースの先端に向けてカサが薄くなっていく構造のため、圧迫感を受けにくい仕様になっているという。
また、軸の部分にワックスガード(耳垢などが本体内に流入しないようにするためのフィルター)が採用された。このワックスガードは、ネット部の穴を六角形に成形したハニカム構造となっており、音の伝達を邪魔することなく、フィルター性能も両立しているという。耳垢がイヤホン内に流入してしまうのが不安……という人も、安心して使用できそうだ。
実際に手にとってみると、形状としては従来のシリーズより背が低いようだ。たとえば「Crystal」のMサイズは幅が12.6mmで高さが8.8mmであるのに対し、「MAX」のMサイズは、幅は12.5mmとあまり変わらないものの、高さは7.6mmで1mm以上の差があり、おかげであまり奥まで挿さりすぎずに装着できる。これも圧迫感を抑える工夫なのかもしれない。
質感はサラリとしつつも程良いグリップ感もあり、肌触りでいえばSednaEarfitや「Light」のそれに近いように感じる。ただ、指でつまんで比べてみると、「MAX」の方がより柔らかくしなやか。コシ感の強かった上記2機種と比べても、優しく耳に馴染む仕上がりになっている。
それでは実際にイヤホンに装着してみよう。本製品は「Standard」「for TWS」「for AirPods Pro」の3ラインナップが用意されている。「Standard」はSS - Lの6サイズ、「for TWS」と「for AirPods Pro」はさらにSSSが追加されて7サイズと、バリエーションも非常に豊富。左右で耳の穴のサイズが異なる人でも、それぞれ最適なサイズを見つけることができるはずだ。
特に、AirPods Proの他社製イヤーピースが少なかった頃に発売された「XELASTEC for AirPods Pro」は一般層からの評価も高く、ブランドの幅広い認知に貢献したといえる。
そんなAZLAから登場した新作イヤーピースが、「SednaEarfit MAX」だ。
これまでの各モデルがそれぞれ異なるアプローチからフィッティングを追求してきただけに、今回はどのような特徴を持っているのか、さっそくチェックしていこう。
“究極の超低刺激” を実現する最新イヤーピース「SednaEarfit MAX」
まずは製品の概要からご紹介しよう。「究極の超低刺激」を謳うSednaEarfit MAXは、本体素材に医療用メディカルシリコンを採用し、シリコン素材に敏感な人でも低刺激で使用できる。加えて、一般的なイヤーピースと異なり、イヤーピースの先端に向けてカサが薄くなっていく構造のため、圧迫感を受けにくい仕様になっているという。
また、軸の部分にワックスガード(耳垢などが本体内に流入しないようにするためのフィルター)が採用された。このワックスガードは、ネット部の穴を六角形に成形したハニカム構造となっており、音の伝達を邪魔することなく、フィルター性能も両立しているという。耳垢がイヤホン内に流入してしまうのが不安……という人も、安心して使用できそうだ。
実際に手にとってみると、形状としては従来のシリーズより背が低いようだ。たとえば「Crystal」のMサイズは幅が12.6mmで高さが8.8mmであるのに対し、「MAX」のMサイズは、幅は12.5mmとあまり変わらないものの、高さは7.6mmで1mm以上の差があり、おかげであまり奥まで挿さりすぎずに装着できる。これも圧迫感を抑える工夫なのかもしれない。
質感はサラリとしつつも程良いグリップ感もあり、肌触りでいえばSednaEarfitや「Light」のそれに近いように感じる。ただ、指でつまんで比べてみると、「MAX」の方がより柔らかくしなやか。コシ感の強かった上記2機種と比べても、優しく耳に馴染む仕上がりになっている。
イヤホンの性能を引き立てつつ中低音も豊か、抜け感ある明快なサウンド
それでは実際にイヤホンに装着してみよう。本製品は「Standard」「for TWS」「for AirPods Pro」の3ラインナップが用意されている。「Standard」はSS - Lの6サイズ、「for TWS」と「for AirPods Pro」はさらにSSSが追加されて7サイズと、バリエーションも非常に豊富。左右で耳の穴のサイズが異なる人でも、それぞれ最適なサイズを見つけることができるはずだ。