公開日 2019/05/29 18:09
ホームシアターCHANNEL 連携短期集中連載:レコーダー編
『ボヘミアン・ラプソディ』を最高の画質で見られるUHD BDプレーヤー/レコーダーはどれ? 各社製品を比較レビュー!
大橋 伸太郎
■画と音もハイクオリティ! “本命”のレコーダーはどれ?
日本での興行収入が遂に130億円を突破した、映画『ボヘミアン・ラプソディ』。4K/HDRからドルビーアトモスにも対応した国内版のUltra HDブルーレイも発売され、また最新のHDR規格である「HDR10+」にも対応したソフトであり、ホームシアターファンならレファレンスソフトの一枚として手に入れたい作品となりました。
そんなハイクオリティソフトである『ボヘミアン・ラプソディ』を最高の画と音で楽しめるモデルはどれなのか、UHD BDの再生機能を持ったレコーダー&プレーヤーの比較レビューを、3回に分けてお届けします。
第1回目は、ユーザーにとって最も身近なレコーダーで比較。UHD BDの再生機能を搭載した、注目の3モデルを集め、一斉テストを行いました。それぞれの機器を、UHD BD(4K/HDR/ドルビーアトモス)だけでなく、BD(2K/SDR/DTS-HD MA7.1ch)、そしてストリーミングサービス(HD/SDR/2.0ch)も含めた3つのフォーマットでチェック。また、4Kアップコンバートのクオリティも検証しました。
UHD BDからストリーミングサービスまで、最高の『ボヘミアン・ラプソディ』を楽しめるレコーダーを探していきます!
■SHARP「2B-C20BT3」
AQUOSブルーレイの上位機で、4Kチューナーは非搭載ながら、4K放送をダビング録画したBDの再生が行えるモデルです。ディスク再生で注目なのが「ホコリシールドBDドライブ」。光学性能を向上させただけでなく、対塵対策も施したドライブを採用しています。録画機能では、4週間分の自動録画が可能な「ドラ丸」や、AQUOSリモコンやスマートスピーカーによる「声でラクラク操作」などの最新機能を搭載しています。
輝き感があり色表現も美しい
UHD BD版の映像は、HDRの表現が巧く、映像の隅々まで明るくコントラストのある映像で、ピークに輝き感があります。BD版と比較すると、黒が引き締まり、とても力強い印象です。発色もUHD BDからBDまで、総じて抜けがよく、張りのある色表現です。音声はドルビーアトモスらしい、カメラの動きや演技に音が細かく追従。小気味良くダイレクト感もあるため、情報量を豊かに描けています。コーラスは分離に優れていて、サラウンドが主人公の心を苛む内圧を表現し、イマーシブサウンドの包み込む音場に一味違う力強い効果を加えてくれます。
■PANASONIC「DMR-UBZ2060」
従来のレコーダーから飛躍的なコンパクト化を果たしたモデルです。その幅はなんと215mmと、今回一緒に取材を行った「DMR-SUZ2060」の半分の幅で設置できます。おうちクラウドディーガのレギュラーモデルに位置するDMR-UBZ2060は、レギュラーモデルの中で唯一UHD BDの再生に対応しています。アプリ「どこでもディーガ」によりスマートフォンとの連携を高めているのも特長で、写真や動画、さらに音楽も楽しめるレコーダーです。
解像感が自然で光の再現が素直
S/N志向でなめらかさのある映像が特長です。4Kの解像感は出ていますが、描写が硬くない印象。ライブ・エイドのシーンでは、ステージと太陽の光の違いを素直に表現しています。ドルビーアトモスの表現は、帯域の広さがもう一歩欲しい印象で、スケール感が若干狭く感じますが、音の精細感はよく、音場の見通しは優れています。BDや動画配信を4Kアップコンバートして視聴すると、やはりUHD BDによる4K映像の方が自然でよいですが、55インチの4K液晶テレビでは解像感に破綻はなく、違和感がない表現です。
■PANASONIC「DMR-SUZ2060」
パナソニックの全自動モデルからレギュラーモデルまで含め、唯一4Kチューナーを内蔵したおうちクラウドディーガです。新4K映像放送の録画だけでなく、BDへのダビングにも対応します。ラインアップの中でもハイクラスに位置するモデルで、最新世代の映像エンジン「4Kリアルクロマプロセッサ」によって、ダイナミックレンジ調整/変換調整などのHDR処理技術は、DMR-UBZ2060より処理性能を向上させています。
>> 記事の続きは「ホームシアターCHANNEL」で!
DMR-UBZ2060の評価は? 3機種を通した総評は? UHD BD/BD/動画配信別の画質・音質傾向表も掲載中。記事の続きはぜひ「ホームシアターCHANNEL」で!
日本での興行収入が遂に130億円を突破した、映画『ボヘミアン・ラプソディ』。4K/HDRからドルビーアトモスにも対応した国内版のUltra HDブルーレイも発売され、また最新のHDR規格である「HDR10+」にも対応したソフトであり、ホームシアターファンならレファレンスソフトの一枚として手に入れたい作品となりました。
そんなハイクオリティソフトである『ボヘミアン・ラプソディ』を最高の画と音で楽しめるモデルはどれなのか、UHD BDの再生機能を持ったレコーダー&プレーヤーの比較レビューを、3回に分けてお届けします。
第1回目は、ユーザーにとって最も身近なレコーダーで比較。UHD BDの再生機能を搭載した、注目の3モデルを集め、一斉テストを行いました。それぞれの機器を、UHD BD(4K/HDR/ドルビーアトモス)だけでなく、BD(2K/SDR/DTS-HD MA7.1ch)、そしてストリーミングサービス(HD/SDR/2.0ch)も含めた3つのフォーマットでチェック。また、4Kアップコンバートのクオリティも検証しました。
UHD BDからストリーミングサービスまで、最高の『ボヘミアン・ラプソディ』を楽しめるレコーダーを探していきます!
■SHARP「2B-C20BT3」
AQUOSブルーレイの上位機で、4Kチューナーは非搭載ながら、4K放送をダビング録画したBDの再生が行えるモデルです。ディスク再生で注目なのが「ホコリシールドBDドライブ」。光学性能を向上させただけでなく、対塵対策も施したドライブを採用しています。録画機能では、4週間分の自動録画が可能な「ドラ丸」や、AQUOSリモコンやスマートスピーカーによる「声でラクラク操作」などの最新機能を搭載しています。
輝き感があり色表現も美しい
UHD BD版の映像は、HDRの表現が巧く、映像の隅々まで明るくコントラストのある映像で、ピークに輝き感があります。BD版と比較すると、黒が引き締まり、とても力強い印象です。発色もUHD BDからBDまで、総じて抜けがよく、張りのある色表現です。音声はドルビーアトモスらしい、カメラの動きや演技に音が細かく追従。小気味良くダイレクト感もあるため、情報量を豊かに描けています。コーラスは分離に優れていて、サラウンドが主人公の心を苛む内圧を表現し、イマーシブサウンドの包み込む音場に一味違う力強い効果を加えてくれます。
■PANASONIC「DMR-UBZ2060」
従来のレコーダーから飛躍的なコンパクト化を果たしたモデルです。その幅はなんと215mmと、今回一緒に取材を行った「DMR-SUZ2060」の半分の幅で設置できます。おうちクラウドディーガのレギュラーモデルに位置するDMR-UBZ2060は、レギュラーモデルの中で唯一UHD BDの再生に対応しています。アプリ「どこでもディーガ」によりスマートフォンとの連携を高めているのも特長で、写真や動画、さらに音楽も楽しめるレコーダーです。
解像感が自然で光の再現が素直
S/N志向でなめらかさのある映像が特長です。4Kの解像感は出ていますが、描写が硬くない印象。ライブ・エイドのシーンでは、ステージと太陽の光の違いを素直に表現しています。ドルビーアトモスの表現は、帯域の広さがもう一歩欲しい印象で、スケール感が若干狭く感じますが、音の精細感はよく、音場の見通しは優れています。BDや動画配信を4Kアップコンバートして視聴すると、やはりUHD BDによる4K映像の方が自然でよいですが、55インチの4K液晶テレビでは解像感に破綻はなく、違和感がない表現です。
■PANASONIC「DMR-SUZ2060」
パナソニックの全自動モデルからレギュラーモデルまで含め、唯一4Kチューナーを内蔵したおうちクラウドディーガです。新4K映像放送の録画だけでなく、BDへのダビングにも対応します。ラインアップの中でもハイクラスに位置するモデルで、最新世代の映像エンジン「4Kリアルクロマプロセッサ」によって、ダイナミックレンジ調整/変換調整などのHDR処理技術は、DMR-UBZ2060より処理性能を向上させています。
DMR-UBZ2060の評価は? 3機種を通した総評は? UHD BD/BD/動画配信別の画質・音質傾向表も掲載中。記事の続きはぜひ「ホームシアターCHANNEL」で!
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