公開日 2019/10/24 06:15
【連載】ガジェットTIPS
便利なワイヤレス充電。でも、その使い方は危険かも?
海上忍
ワイヤレス充電に対応したスマートフォンが増えています。ワイヤレス充電にはいくつかの規格がありますが、もっともメジャーな規格は「Qi(チー)」で、iPhone 8/8 Plus以降のすべてのiPhoneに採用されていることがあり、日本でも多くのQi対応ワイヤレス充電器が販売されるようになりました。
そのワイヤレス充電器ですが、利用に際してはいくつかの注意点があります。安全に関連する事柄も含まれるため、理解したうえで使いましょう。
ひとつは、異物を載せないこと。異物検出機能(FOD)を備えていないワイヤレス充電器の場合、受電機がないにもかかわらず電力が放出され続けると異常発熱や故障の原因になります。ワイヤレス充電器と受電機の間に金属片があると、危険度はさらに高まります。最新のQi規格ではFOD対応は必須化されており、異物を検出するとLEDが点灯する製品も存在します。
もうひとつは、熱に気を付けること。対向配置されたコイルに磁界を発生させ電磁誘導を行うという構造上、ワイヤレス充電器は熱がこもりやすく、特に夏場は温度がかなり上昇することがあります。安全回路を備えたワイヤレス充電器は自動的に電源オフされますが、そうでない場合はスマートフォンなど受電機側のバッテリー劣化が早まるなどのダメージもありえます。
このような危険は、Qi規格を定めたWireless Power Consortiumの認証を得た製品であれば、ある程度回避できます。価格だけで決めず、互換性が検証されていることを意味するQiロゴの記載があり、上述したような安全対策が施された製品を選びましょう。
そのワイヤレス充電器ですが、利用に際してはいくつかの注意点があります。安全に関連する事柄も含まれるため、理解したうえで使いましょう。
ひとつは、異物を載せないこと。異物検出機能(FOD)を備えていないワイヤレス充電器の場合、受電機がないにもかかわらず電力が放出され続けると異常発熱や故障の原因になります。ワイヤレス充電器と受電機の間に金属片があると、危険度はさらに高まります。最新のQi規格ではFOD対応は必須化されており、異物を検出するとLEDが点灯する製品も存在します。
もうひとつは、熱に気を付けること。対向配置されたコイルに磁界を発生させ電磁誘導を行うという構造上、ワイヤレス充電器は熱がこもりやすく、特に夏場は温度がかなり上昇することがあります。安全回路を備えたワイヤレス充電器は自動的に電源オフされますが、そうでない場合はスマートフォンなど受電機側のバッテリー劣化が早まるなどのダメージもありえます。
このような危険は、Qi規格を定めたWireless Power Consortiumの認証を得た製品であれば、ある程度回避できます。価格だけで決めず、互換性が検証されていることを意味するQiロゴの記載があり、上述したような安全対策が施された製品を選びましょう。
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