トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2022/06/27 06:40
【連載】ガジェットTIPS

iPhoneで撮った「4K/ドルビービジョン」動画、テレビで見るとどうなる?

海上忍
最新のiPhoneはビデオ撮影機能が充実していて、iPhone 12以降ならば「4K/Dolby Vision」での撮影もサポートされています。

Image:nnattalli/Shutterstock.com

もちろん再生もOKで、iPhone搭載のSuper Retina XDRディスプレイであれば、高コントラストな映像を楽しめます。しかし、映像はできれば大画面で見たいもの。高品質な映像であればなおさらです。

とはいえ、iPhoneで撮影した4K/Dolby Visionムービーを薄型テレビで忠実に再生するのは、ハードルが高いかもしれません。Dolby Visionに対応したテレビはまだまだ少数派ですから、そのままiPhoneのディスプレイで再生したときと、印象が異なることは覚悟しておくべきでしょう。

その原因は、Dolby Visionならではの情報量です。iPhone 12以降で4K/HDRムービーを撮影すると、HDRの標準規格であるHLG/HDR10に従って輝度情報を記録しつつ、Dolby Visionの規格に従うメタデータを付加します。そのムービーをDolby Visionに対応しない映像機器で再生すると、メタデータ部分が失われてしまうため、印象が違って見えるというわけです。

ドルビービジョン撮影する際は設定の「カメラ」から「HDRビデオ」をオンにしよう

Dolby Visionで撮影されたムービーは、フレームごとにメタデータを付加することで、つど最適な表示が可能になります。ですから、iPhoneで見たときと輝きが違う、光がキラリと反射する金属っぽさが薄い、という印象を受けるのではないでしょうか。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 コスパ抜群、“初めての真空管アンプ”に最適!トライオードのコンパクトプリメイン「TRS-34」を新旧スピーカーでテスト
2 「Amazonブラックフライデー」みんな何を買ってる?当サイトで売れてる人気商品10選
3 ディスクリートDACと汎用DACの音質の違いは?FIIOのUSB-DAC/ヘッドホンアンプ「K11」を徹底比較
4 インテリアに調和するオーディオ「DENON HOME AMP」。“オシャレも音質も諦めない”という選択肢
5 Amazonブラックフライデーより安い商品も!ヨドバシ/ビックのセールとガチ比較
6 大画面の歴史を塗り替える “ビッグサイズ・4K Mini LED液晶レグザ”、「Z990Rシリ ーズ」「Z770Nシリーズ」はプロも認める映像体験
7 全方位進化のカギは「軟骨伝導」。オーテクの最新ながら聴きイヤホンがAmazonブラックフライデーで安い
8 finalのフラグシップ平面磁界駆動型ヘッドホンが7年ぶりの刷新! よりピュアに進化した「D8000 DC」の開発秘話
9 連載:世界のオーディオブランドを知る(2)オーディオの“一等星”であり続ける「マランツ」の歴史を紐解く
10 4Kレグザとピュアオーディオは相性バッチリ! HDMI搭載アンプと高級スピーカーでテレビがもっと楽しく!
12/4 11:04 更新

WEB