UAレコードやTAOCの代理店も担当

<香港ショウ>アキュフェーズ、「信頼性」を軸に市場拡大を目指す

公開日 2024/08/11 10:23 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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現在開催中の「香港ハイエンドオーディオショウ」。ここでは、アキュフェーズの模様を紹介しよう。

香港の代理店HMGのブースにて出展。スピーカーはFYNE AUDIOを組み合わせている

アキュフェーズ製品は、数年前より新たに代理店取引を開始したHMG(House of Music Group)社のブースに展示されている。長年総合商社で輸入業務を担当してきた許氏が新たに立ち上げた代理店だが、アキュフェーズとも前社時代から長い付き合いがあるという。

左からアキュフェーズの鈴木社長、HMGの許氏、相談役の齋藤重正氏

許氏にアキュフェーズの魅力についてたずねると、「なによりも信頼性です」と力強い答え。神奈川県のアキュフェーズの本社にも何度も来訪したことがあるそうで、開発・製造スタッフによる確かなものづくりに対する信用も厚い。

香港ではアキュフェーズの製品の中でも特にアンプの人気が高いそうだが、すでにレポートした通りCDメディアそのものの人気も高く、プレーヤーも引き合いが大きいという。アキュフェーズ製品では、最も手頃な価格の「DP-450」の人気が高いそうだ。

DC-1000/DP-1000のセパレート再生システムから、プリアンプC-3900、パワーアンプA-300とトップクラスのモデルが並ぶ

また日本以外の国では、いわゆるチャンネルデバイダーを利用してマルチアンプを組む、というスタイルはあまり多くないそうだ。だが、HMGでは先日発表されたアキュフェーズのチャンデバ「DF-75」の魅力を知ってもらうべく、別途イベントも計画中とのこと。

A-80のパワーアンプブロックも展示する

パワーアンプA-80とボイシングイコライザーのDG-68も展示

HMGは、ほかにも麻倉怜士・潮晴男氏が展開するUAレコードの代理店もおこなっており、「エトレーヌ」や「バルーション」の即売会、サイン会も開催し活気を呈していた。また今年からあらたにラックメーカーのTAOCの取り扱いも開始、ラックやスタンド類には同社製品を使用したデモとなっていた。

麻倉氏と潮氏のサイン会も好調

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