[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域
【第126回】最新“2強”ハイレゾ再生アプリ「HF Player」と「Ne Player」機能比較まとめ
■iOSとの親和性
以降はとりあえず先ほどの表の順番に沿って見ていこう。iOSとの親和性はどちらも高い。表の以降に載せているスペックや機能をフルに利用できる。iOSユーザーはどちらを選んでもそこでがっかりすることはない。
その上で一歩リードするのはHF Playerだ。直近のアップデートでAirDropに対応した。最新のiOSとOS X(Mac OS)に搭載されている連携機能で、MacからiOSへワイヤレスで簡単にファイルを転送できる。
ハイレゾ音源ファイルのコンテクストメニュー(右クリックメニュー)から「共有→AirDrop」の操作でいける…はずだ。こちらにしても自動でフォルダ同期とかをしてくれるわけではないが、iTunes経由での転送よりはまだ手間が少ないだろう…たぶん。ワイヤレス転送なので時間は少しかかるかもしれないが、手軽に転送開始できることを生かしてこまめに転送する使い方をすればさほど苦にはならない…かもしれない。何も言い切れていないのは、僕の環境ではおそらくMac側のBluetooth仕様が古いために動作せず、実際には試せていないからなのでご容赦いただきたい。
しかし一方、Ne PlayerのiOS版にもポイントがある。iPad対応となっており、iPadで使う場合にはその画面の広さを生かしたインターフェースが展開される。iPadユーザーには大きな魅力だ。