<山本敦のAV進化論 第97回>
「HTC Vive」でVRの未来はどう変わる? 玉野社長が語る展望&実機レビュー!
以前に本連載でも取り上げた「PlayStation VR」の国内販売価格と発売日が決まり、予約がスタートしてあっという間に売り切れたこともあって、家庭で楽しめるVR(バーチャルリアリティ)の話題が急速に沸騰してきた。Oculus RiftとPlayStation VRとともに、本格的なコンシューマー向けVRギアとして注目を集める「HTC Vive」は、3機種の中で最も早く4月に発売され、既に多くの反響が返ってきているという。HTC NIPPONの代表取締役社長である玉野浩氏を訪ね、「HTC Vive」発売後の手応えを聞いた。
■急速に増え続けるHTC Vive対応VRコンテンツ
HTC Viveは今年の3月から全世界で予約受付を開始。しばらくはグローバルサイトでしか購入できない状態が続いていたが、6月から日本語のオンラインストアがオープンして、日本円で買えるようになったことから、日本国内での購入申込みが一段と増えたようだ。
HTCでは本社工場をフル稼働させて、スマホのフラグシップモデルの製造ラインの隣にHTC Viveの製造ラインを増設。当初の想定を超えるバックオーダーをさばく体制を整えた。玉野氏は「夏以降はお待たせせずに商品をお届けできるようになるはず」と語っている。
HTC Viveで楽しめるゲームコンテンツは、4月の発売以降もどんどん増え続けている。本件のインタビューを実施した6月中旬時点では既に250タイトルがストアに並んでいた。ユーザーはHTC Viveを共同で開発する米Valve社が運営するゲームプラットフォーム「Steam」にアカウントを登録してタイトルを購入、PCにダウンロードして楽しむかたちになる。
既存のゲームコンテンツをHTC Vive向けのVRコンテンツに変換するためのSDKも提供されていることから、VRプラットフォームへの移行もスムーズに進んでいるようだ。日本国内のローンチも順調なことから、日本語対応のコンテンツもこれから2〜3カ月の間に充実してくると玉野氏は見込んでいる。7月には何か大きな発表もありそうだ。
■HTC Viveを体験してみた
筆者はCESやMWCに出展するHTCのブースに足を運びながらも、HTC Viveの体験ブースにはいつでも大行列ができていたため、泣く泣く横を通り過ぎてしまった。今回HTC NIPPONのオフィスでHTC Viveを体験させてもらう機会を得た。
商品パッケージにはヘッドセットと、スティック状のワイヤレスコントローラーが2基、室内に設置する2つのモーションセンサーが同梱される。
■急速に増え続けるHTC Vive対応VRコンテンツ
HTC Viveは今年の3月から全世界で予約受付を開始。しばらくはグローバルサイトでしか購入できない状態が続いていたが、6月から日本語のオンラインストアがオープンして、日本円で買えるようになったことから、日本国内での購入申込みが一段と増えたようだ。
HTCでは本社工場をフル稼働させて、スマホのフラグシップモデルの製造ラインの隣にHTC Viveの製造ラインを増設。当初の想定を超えるバックオーダーをさばく体制を整えた。玉野氏は「夏以降はお待たせせずに商品をお届けできるようになるはず」と語っている。
HTC Viveで楽しめるゲームコンテンツは、4月の発売以降もどんどん増え続けている。本件のインタビューを実施した6月中旬時点では既に250タイトルがストアに並んでいた。ユーザーはHTC Viveを共同で開発する米Valve社が運営するゲームプラットフォーム「Steam」にアカウントを登録してタイトルを購入、PCにダウンロードして楽しむかたちになる。
既存のゲームコンテンツをHTC Vive向けのVRコンテンツに変換するためのSDKも提供されていることから、VRプラットフォームへの移行もスムーズに進んでいるようだ。日本国内のローンチも順調なことから、日本語対応のコンテンツもこれから2〜3カ月の間に充実してくると玉野氏は見込んでいる。7月には何か大きな発表もありそうだ。
■HTC Viveを体験してみた
筆者はCESやMWCに出展するHTCのブースに足を運びながらも、HTC Viveの体験ブースにはいつでも大行列ができていたため、泣く泣く横を通り過ぎてしまった。今回HTC NIPPONのオフィスでHTC Viveを体験させてもらう機会を得た。
商品パッケージにはヘッドセットと、スティック状のワイヤレスコントローラーが2基、室内に設置する2つのモーションセンサーが同梱される。