≪インターナショナル2005≫ デノンラボのブースに登場した新たなオーディオブランドとは

デノンラボでは今年の秋から２つの新しいオーディオブランドを取り扱う運びとなった。

「MOON」はカナダのSimAudio社のハイエンドオーディオ・ブランドだ。今回は参考出品の製品も含めておよそ10機種の製品が紹介されている。フラグシップの「EVOLUTIONシリーズ」は、同社が最初に日本のオーディオファンに紹介するMOONブランドのラインナップになりそうだ。今回の展示でも、同シリーズからCDプレーヤー「Andromeda」、プリアンプ「P-8」、パワーアンプ「W-8」をはじめ、各モデルのサウンドを体験することができるので、ぜひ足を運んでみて欲しい。

「Music Tools」はイタリアのオーディオ・アクセサリーブランドだ。今回のイベントにはオーディオラックやスピーカースタンドを中心とした製品群を展示している。

オーディオファンに人気の高いDALIからは、今回スピーカーシステム「IKON 6」が参考出品されている。3ウェイ4スピーカー方式の本機は、年内に1本135,000円で販売される見込みだ。またDALIからは6つのリボントゥイーターと24のウーファーユニットを搭載した巨大な「MegaLine」も展示。こちらは3ピースのスピーカーを積み上げた構成となる本機だが、「同ブランドにとってのモニュメント的な製品であり、ショウやイベントでの出品が役割の中心となる（展示解説員）」ということだが、販売時の価格はシステムで550万円となる。8日、9日のオーディオ評論家・藤岡誠氏による特別講演ではそのサウンドも体験できるのでご注目いただきたい。

ARCAMからは8月に発売されたオーディオシステム「solo」を出品。さらに参考出品の製品として、CD専用プレーヤー「FMJ-CD36」もお披露目された。

（Phile-web編集部）

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