公開日 2010/03/25 15:56
KRIPTON HQM STORE、赤坂工芸音研のAKLレーベル作品を96kHz/24bitで配信へ
クラシックに加え待望のジャズをラインナップ
(株)クリプトンは、同社が運営するDRMフリーの高音質音楽配信サイト「KRIPTON HQM STORE」において、新たに赤坂工芸音研のAKLレーベル作品を、96kHz/24bitで5月から提供開始する。
現在、同サイトではクラシックレーベル「カメラータ・トウキョウ」の作品を提供していたが、利用者からのジャズも配信してほしいという要望を受け、高品位なジャズアルバムを提供してきたレーベル「AKL」が加わることになった。5月の配信第1弾はピアノトリオやバイブラフォン藤井寛のモダンジャズアルバムなど3タイトルを配信し、年内で10タイトル以上を配信する予定だ。これまでと同様、価格は60分前後の作品で3,150円(税込)、配信のファイルフォーマットはFLACを採用する。
5月に配信される第1弾作品は下記の3タイトル。
<レーベルの作品解説>
Collaboration
バイブラフォンの名手、藤井寛のモダンJAZZ。超高音質録音にこだわり、MICプリにアクティブボリュームのメジャグランCMAプリ、メロディ楽器にアコースティックリバイブMICケーブルを用いた鮮度の高い迫力あるバイブの音が、96kHz/24bitの高音質録音で楽しめる。
Creamy
後藤雅広 swing makersに下間哲(コルネット)を加えたセクステット、ジャムセッションのようなリラックスな演奏が、CDフォーマットを超える96kHz/24bitの高音質録音により、豊潤なサウンドと生の空気感で楽しめる。またオーディオファンのためのボーナストラックとして4分11秒のドラムソロを収録している。
STARDUST
AKLレーベル初のピアノトリオ・アルバム。ケニーミネのバックを務めた吉田賢一トリオ。演奏に勢いがある一発録りの利点に加え、プレゼンス豊かな96kHz/24bitの高音質録音を行ったことが特徴となる。特にNO.6の“Take The A-Train”を聴いて欲しいとのこと。さらに、Bassソロの唸りはオーディオチェックにも適しているという。
本日開催された新レーベル追加発表会ではクリプトン 代表取締役の濱田正久氏が挨拶し、「赤坂音響工芸音研のジャズの音源は非常に定評があり、こういう良い音になるのでなんとか配信をしてもらえないかと石渡社長にお願いし、実現にこぎつけた。石渡社長にとっても我々にとっても、そして業界にとっても良い事例となることを願っている」と意気込みを語った。
またAKLレーベル 赤坂工芸音研の代表でありレコーディングエンジニアを務める石渡義夫氏は、AKLレーベルのコンセプトや配信作品について紹介した。
「AKLレーベルのポリシーは、音質のクオリティだけでなく作品の内容自体も向上させること。録音に関しては同じ場所で録音するということが原則で、ホールで録音することがほとんど。ただこの方法では音のかぶりが多くなり、濁りが発生するという問題もあった。この問題を解決するためマイクの位相調整などを密にして、情報量をより多く吸い上げるためにマイクケーブルに単芯ケーブルを用いたり、HDD-インターフェース間のFireWireケーブルを長いものから50cmのものに変更したりと様々な工夫してきた」と高品位な作品を制作するために細部にわたってこだわってきたことを説明する。
自身のレーベルの作品が配信されることについて「はじめは自分が所有しているマスターと同水準のクオリティの作品データをリスナーが持つということに恐怖感があり、96kHz/24bit配信には正直抵抗があった」という石渡氏だが、クリプトン担当者の熱意とマスタークオリティの音質を聴いて考えが変わっていったという。
また5月の第一弾配信作品については「以前より定評のある作品3つをまず選んだ」とそのクオリティに自信をのぞかせる。配信作品は、元のオーディオデータをWAVに変換し、フラッシュメモリーに保存したデータをFLACに変換する方法で配信しているというが「元のデータと配信データを聴き比べても違いは感じられない」とコメントしていた。
【問い合わせ先】
(株)クリプトン
TEL/03-3353-4411
現在、同サイトではクラシックレーベル「カメラータ・トウキョウ」の作品を提供していたが、利用者からのジャズも配信してほしいという要望を受け、高品位なジャズアルバムを提供してきたレーベル「AKL」が加わることになった。5月の配信第1弾はピアノトリオやバイブラフォン藤井寛のモダンジャズアルバムなど3タイトルを配信し、年内で10タイトル以上を配信する予定だ。これまでと同様、価格は60分前後の作品で3,150円(税込)、配信のファイルフォーマットはFLACを採用する。
5月に配信される第1弾作品は下記の3タイトル。
<レーベルの作品解説>
Collaboration
バイブラフォンの名手、藤井寛のモダンJAZZ。超高音質録音にこだわり、MICプリにアクティブボリュームのメジャグランCMAプリ、メロディ楽器にアコースティックリバイブMICケーブルを用いた鮮度の高い迫力あるバイブの音が、96kHz/24bitの高音質録音で楽しめる。
Creamy
後藤雅広 swing makersに下間哲(コルネット)を加えたセクステット、ジャムセッションのようなリラックスな演奏が、CDフォーマットを超える96kHz/24bitの高音質録音により、豊潤なサウンドと生の空気感で楽しめる。またオーディオファンのためのボーナストラックとして4分11秒のドラムソロを収録している。
STARDUST
AKLレーベル初のピアノトリオ・アルバム。ケニーミネのバックを務めた吉田賢一トリオ。演奏に勢いがある一発録りの利点に加え、プレゼンス豊かな96kHz/24bitの高音質録音を行ったことが特徴となる。特にNO.6の“Take The A-Train”を聴いて欲しいとのこと。さらに、Bassソロの唸りはオーディオチェックにも適しているという。
本日開催された新レーベル追加発表会ではクリプトン 代表取締役の濱田正久氏が挨拶し、「赤坂音響工芸音研のジャズの音源は非常に定評があり、こういう良い音になるのでなんとか配信をしてもらえないかと石渡社長にお願いし、実現にこぎつけた。石渡社長にとっても我々にとっても、そして業界にとっても良い事例となることを願っている」と意気込みを語った。
「AKLレーベルのポリシーは、音質のクオリティだけでなく作品の内容自体も向上させること。録音に関しては同じ場所で録音するということが原則で、ホールで録音することがほとんど。ただこの方法では音のかぶりが多くなり、濁りが発生するという問題もあった。この問題を解決するためマイクの位相調整などを密にして、情報量をより多く吸い上げるためにマイクケーブルに単芯ケーブルを用いたり、HDD-インターフェース間のFireWireケーブルを長いものから50cmのものに変更したりと様々な工夫してきた」と高品位な作品を制作するために細部にわたってこだわってきたことを説明する。
自身のレーベルの作品が配信されることについて「はじめは自分が所有しているマスターと同水準のクオリティの作品データをリスナーが持つということに恐怖感があり、96kHz/24bit配信には正直抵抗があった」という石渡氏だが、クリプトン担当者の熱意とマスタークオリティの音質を聴いて考えが変わっていったという。
また5月の第一弾配信作品については「以前より定評のある作品3つをまず選んだ」とそのクオリティに自信をのぞかせる。配信作品は、元のオーディオデータをWAVに変換し、フラッシュメモリーに保存したデータをFLACに変換する方法で配信しているというが「元のデータと配信データを聴き比べても違いは感じられない」とコメントしていた。
【問い合わせ先】
(株)クリプトン
TEL/03-3353-4411