• ブランド
    特設サイト
公開日 2012/11/02 17:52

<TIAS>エレクトリ、マッキントッシュ製品早速披露/フォステクス、G2000の振動板リニュモデル参考出展

TAD-CR1MK2のデモなども
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
本日より「2012 東京インターナショナルオーディオショウ」が東京・有楽町の国際フォーラムで開催されている。会期は11月4日まで。本稿ではテクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ、フォステクス カンパニー、エレクトリのブースについてお伝えしよう。

■テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ


アンドリュー・ジョーンズ氏による「TAD-CR1MK2」と「TAD-E1」のデモが行われている

「TAD-E1」(写真左)、「TAD-CR1MK2」(写真右)
テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ(TAD)のブースでは、“Referenceシリーズ”ブックシェルフスピーカーの新モデル「TAD-CR1MK2」と「TAD-E1」のピアノブラックモデルを使った試聴が行われている。今回もTADのチーフエンジニア、アンドリュー・ジョーンズ氏が来日し、新モデルについて説明しながらデモンストレーションを行っていた。

ブースは来場者で溢れかえっていた

「TAD-CR1MK2」などに新たに採用されたユニットなどを展示

TADブースでは会期中、11:00〜12:00/14:00〜15:00/17:00〜18:00にジョーンズ氏によるデモイベントを開催している。各回1時間前より整理券が配布され、それを持っている方がブースに入れるシステム。着席11名・立ち見15名という限られた人数しか参加できない。金曜日11時の回でさえブースは満杯、部屋に入れなかった来場者の姿も多数見受けられた。土日に参加を希望される方は、ぜひ早めに整理券をゲットしたい。

ベリリウム振動板など、TADスピーカーの特徴的なパーツも展示されていた


■フォステクス カンパニー

フォステクス カンパニーは、同社のスピーカー群を多数用意。ブックシェルフ型の「GX100MA」、「GX102MA」、フロアスタンド型の「GX103MA」などさまざまなモデルの試聴を行えるイベントを開いている。

やはりいちばん注目なのは、11月上旬に発売される「GX250MG」だ。2010年に発売した「GX250」をベースに、聴感上の音質向上を目指したモデルで、99.9%マグネシウム振動板採用ミッドレンジユニットを搭載したのが大きな特徴。先日開催されたハイエンドショウや音展に引き続いての披露となる。試聴した来場者からの反応は、いずれも大変好評とのことだ。11月10日、11日には、大阪で開催される「オーディオセッション in OSAKA」にも出展されるとのこと。関西在住のオーディオファンは「GX250MG」を聴ける機会をお見逃しなく。

「GX250MG」などの試聴を行える

また、「G2000」のミッドレンジ振動板をリニューアルしたモデルも参考出展されていた。

「G2000」(写真右から2機種目)のリニューアルモデルも参考出展

ミッドレンジ振動板が純マグネシウムになり、HR形状をよりくっきり成形できるようになったのが特徴

新しい振動板は、素材に純マグネシウムを採用。また、HR形状をこれまでよりクッキリと成形できるようになり、再生能力が向上したのが特徴だという。「GX250MG」の開発などを通じ、HR振動板の成形技術が向上したことにより、採用が可能になったとのこと。

ただし本モデル、参考出展であり発売時期や価格などは未定。「従来モデルユーザーのみなさまに対するアップグレードサービスをどうするかなど、検討する事項が沢山ある」(同社三井氏)とのことだ。

また、DSD対応ヘッドホンアンプ「HP-A8」をUSB経由でのDSD再生に対応させるファームウェアアップデートが、来週あたりに実施されることも明かされた。ただし安定した再生プレーヤーがリリースされるまではβ版として配布する予定という。

DSD対応ヘッドホンアンプ「HP-A8」


■エレクトリ


10月15日から再取扱開始したマッキントッシュ製品を早速展示
エレクトリのブースには、10月15日よりふたたび輸入販売業務を行うことになったマッキントッシュ製品が早速登場していた。基本的に、現在販売中の製品をそのまま引き継いでいるとのこと。今後は本国とやりとりしながら、お互いの意見を取り入れた製品づくりを図っていくとのことだ。


マッキントッシュ「McAire」
ブースに登場していたのは既発売モデルが殆どだが、ひとつだけ「発売未定」の参考出展品がお目見えしていた。型番は「McAire」で、おととい日本に入ってきたばかりとのこと。AirPlayに対応したオールインワンレシーバーとなる。マッキントッシュのスピーカーと同じユニットを使ったスピーカーも内蔵している。

スピーカーも内蔵

McAireの背面部


HEGELの新プリメイン「H300」と新DAC「HD11」も登場

スピーカーは、MAGICOの新モデル「S5」を使った試聴が行われている

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ヤマダデンキ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ベスト電器、マツヤデンキでも開催
2 iPhone買い換え、手持ちモデルを手放す際に必ずやっておくべきこととは?
3 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
4 「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ」11月23日・24日開催。出展メーカーや連続試聴イベントの内容はコチラ!
5 <Inter BEE>ゼンハイザー、国内未発売製品を初お披露目/NHK、“自由に変形する”ディスプレイ/コルグ「Live Extreme」試聴デモ
6 THIEAUDIO「Origin」は低音好き垂涎!骨伝導搭載・クアッドハイブリッド構成のイヤホンを聴く
7 B&Wの人気シリーズ、トゥイーター・オン・トップ式ブックシェルフ3機種の魅力を探る
8 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
9 MUSE HiFi、真空管搭載ポータブルDAC/AMP「M5 ULTRA」。ESS社と独自回路を共同開発
10 スピーカーの“原音再生”をデジタルフィルターで解決!テレビや車に搭載広がるEilex PRISMの秘密に迫る
11/15 10:43 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX