• ブランド
    特設サイト
公開日 2014/09/17 18:24

TASCAM、デザイン/使いやすさを高めたハイCPなUSBオーディオインターフェース3モデル

エントリー機は2入力/2出力で18,000円
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ティアック(株)は、TASCAMブランドよりUSB/MIDIオーディオインターフェース3機種を発売する。

・「US-16x08」(16入力/8出力) ¥OPEN(予想実売価格41,800円前後)
・「US-4x4」(4入力/4出力)   ¥OPEN(予想実売価格29,800円前後)
・「US-2x2」(4入力/4出力)   ¥OPEN(予想実売価格18,000円前後)

手前より「US-16x08」「US-4x4」「US-2x2」

「US-2x2」をPCと接続してのデモ

今回の3モデルのうち、特にUS-4x4とUS-2x2(“x”は“バイ”と読む)は初心者にターゲットを絞ったオーディオインターフェースで、USB2.0端子搭載、96kHz/24bitまでの録音対応と、あえて使いやすいスペックに抑えたとのこと。一方で音質には注力し、マイクプリアンプにはUltra-HDDAマイクプリアンプを搭載する。US-16x08は16入力/8出力を備えた本格的な録音に対応したモデルで、Ultra-HDDAマイクプリアンプを8基装備。他2モデルと同様にUSB2.0端子を搭載し、96kHz/24bitまでの録音が可能だ。

ティアックの小泉貴裕氏は、同社のオーディオインターフェースがすでに国内で高いシェアを得ているとコメント。こうした中で新製品を投入する理由として、US-366やUH-7000など高い評価を得ている上位モデルとは別に、初心者向けとして使い勝手やデザインを重視した“シンプルな製品”の必要性が背景にあったと説明していた。

ティアック(株)小泉貴裕氏

同社が手がけるハイパフォーマンス製品に対して、本シリーズはシンプルさを追求

結果、今回の3モデルは、ミュージシャンが求める要素として「高音質」「将来性」「使いやすさ」「自慢できる格好良さ」を重視して製品設計を行ったという。

「デザイン」については、ドイツの著名デザイナーであるアクセル・ハートマン氏が担当。脚部も兼ねる個性的なアルミ製サイドパネルが特に目を引く。また、全モデルで設置時に角度が付くようになっており、ツマミの操作しやすさにもこだわった。筐体素材には鉄を用いている。

ドイツの著名デザイナーがデザインを手がけた

特徴的なデザインのアルミ製サイドパネル

「使いやすさ」を重視した結果、最大96kHz/24bitという必要最低限の録音フォーマットをあえて採用。エントリーユーザーが最新フォーマット対応機を購入してもなかなか使いこなせないという現状や、192kHz/24bit対応ではパソコン側も高いスペックが必要となってしまう点を鑑みたという。USB2.0を採用した点についても、データ転送量は十分に足りるので、汎用性をより優先したとのことだ。またUSBドライバーを新規設計し、より安定した動作、低レイテンシーを実現した。

スペックを抑えつつ使いやすさを追求

発表会でのデモの様子

「将来性」については、様々なDAWソフトで動作検証を行い、将来的なソフト乗り換え時にも問題ないよう配慮。また、Lightning - USBカメラアダプタを使ってiOSデバイスと接続して使用することも可能だ。各モデルともWindows/Macに対応している。

価格を抑えながら「高音質」にも配慮。EIN-125dBuのディスクリート構成Ultra-HDDAマイクプリアンプを搭載し、S/N 101dB、歪率 0.003%など低ノイズも実現した。また様々な入力に対応したこともポイントで、ファンタム電源供給、ダイナミックマイクの使用やギター直接入力にも対応した。

US-2×2は2入力/2出力に対応し、電源はバスパワー方式(PCとの接続時のみ)で、iOSデバイス使用時は別売りのACアダプターが必要となる。消費電力は2.5W。外形寸法は186W×65H×160Dmm、質量は1.1kg。

US-2x2

背面端子部

US-4×4は4入力/4出力に対応し、ヘッドホン出力も2系統を搭載するなど、初級者向けながらマルチマイク録音に対応したモデルだ。電源はACアダプターで、消費電力は5W。外形寸法は296W×65H×160Dmm、質量は1.6kg。

US-4x4

背面端子部

US-16×08は16入力/8出力に対応。本機のみ4バンドイコライザーとコンプレッサーを各チャンネルに装備したDSPミキサーを搭載し、ミキサー経由でのモニタリングにも対応。スタンドアローンモードにより、単体マイクプリアンプとしても使用できる。本機を2台用いて16XLR入力インターフェースとして使うことも可能だ。消費電力は12W、445W×59H×219Dmm、質量は2.8kg。

US-16x08

背面端子部

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
3 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
4 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
5 楽天大感謝祭、明日12/19 20時からスタート。最大半額クーポン事前配布中
6 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
7 AUREXのBluetooth対応CDラジオ、楽天で20%ポイント還元中!
8 連載:世界のオーディオブランドを知る(3)日本発ブランドの象徴「デノン」の歴史を紐解く
9 丁寧な画質と快適な設置性!ボトル型モバイルプロジェクターJMGO「PicoFlix」を使いこなす
10 BenQ、ノングレアIPSパネル搭載のプログラミング向け31.5型4Kモニター「RD320U」
12/19 12:00 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX