公開日 2015/04/30 20:43
“高音質に特化した”タワーレコードクラシック オリジナル企画盤「Definition Series」第一弾発売
クリュイタンス&ベルリン・フィルの3作品をSACD化
タワーレコード(株)は、タワーレコードクラシック オリジナル企画盤として、高音質に特化した「Definition Series(ディフィニション・シリーズ)」の第一弾3作品をタワーレコードおよびTOWERmini全店(一部店舗を除く)、タワーレコード オンラインにて5月27日より限定盤として発売開始する。
本企画は、(株)ワーナーミュージック・ジャパンと東京電化(株)の協力によって実現したもの。シリーズ第一弾として発売するのは、アンドレ・クリュイタンス&ベルリン・フィルによる『ベートーヴェン:交響曲全集(5枚組)』、『ベートーヴェン:序曲集』、『シューベルト:未完成、リスト:前奏曲、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番(ピアノ:タッキーノ)』の3作品。
タワーレコードによると、いずれの作品もクラシックファンには人気のある音源にも関わらず、これまでに再発売の機会が少なく現在は廃盤という状況であるため、これらの音源を初SACD化し発売することにしたという。
今回の復刻のために、イギリス本国にあるマスター・テープから96kHz/24bitにデジタル化し、SACD層用とCD層用のそれぞれ別個にマスタリングを実施したという。マスタリング・エンジニアは杉本一家氏が担当。
CDが収められたケースはデジパック仕様となっており、モノとしてのこだわりも打ち出している。各ジャケットには、一部を除き仏盤初出時のオリジナル・ジャケット・デザインを用いている。
■『ベートーヴェン:交響曲全集/アンドレ・クリュイタンス、ベルリン・フィル他』
演奏:グレ・ブラウエンステイン(ソプラノ)、ケルスティン・メイエル(コントラルト)、ニコライ・ゲッダ(テノール)、フレデリック・ガスリー(バス)、聖ヘドヴィヒ教会合唱団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス(指揮)
品番:TDSA-1/5
仕様:Super Audio CDハイブリッド
価格:10,000円(税抜)
主にフランスで活躍したベルギー出身のアンドレ・クリュイタンスが、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と旧EMIレーベルに録音した作品。ベルリン・フィルが1人の指揮者のもとで、初めてセッション録音で完成させたもの。仏パテ=マルコニー社が、同じくEMI系の独エレクトローラ社を通じてベルリン・フィルに提案をした。1957年5月からベルリン・フィルがステレオ方式による録音を開始したため、過去にモノラルで収録していた第6番と第7番とは別に、ステレオ再録音を含め交響曲全集として完成した。
■『ベートーヴェン:序曲集/アンドレ・クリュイタンス、ベルリン・フィル』
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス(指揮)
品番:TDSA-6
仕様:Super Audio CDハイブリッド
価格:2,500円(税抜)
1958年録音の「レオノーレ序曲」第3番から、1960年の「フィデリオ」序曲まで全6曲のステレオ録音を収録。これらの序曲集は、当初よりまとまって発売された訳ではなく、交響曲の余白等で初出となった後にLPの再発盤として集積して発売されたのが最初。そのため今回の復刻に際しては、余白に入っていた交響曲のジャケット・デザイン(第2番や第3番等で使われた右部分のクリュイタンスの横顔があるジャケット)の左側文字部分を変更して使用した。
■『シューベルト:交響曲第8番「未完成」、リスト:交響詩「前奏曲」、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番/ガブリエル・タッキーノ、アンドレ・クリュイタンス、ベルリン・フィル』
演奏:ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)(3)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス(指揮)
品番:TDSA-7
仕様:Super Audio CDハイブリッド
価格:2,500円(税抜)
クリュイタンスとベルリン・フィルによるLP2枚分の録音を1枚に収めた、長時間収録盤。「未完成」と「前奏曲」は、初出時のみこの組み合わせで発売されたものの、以降「未完成」は「運命」とのカップリングが主となり、LP時代には日本では一度もこの組み合わせで発売されたことはなかったという。このアルバムのもうひとつの収録曲であるベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番は、クリュイタンス&ベルリン・フィルの最後の収録となった1962年1月の録音。
本企画は、(株)ワーナーミュージック・ジャパンと東京電化(株)の協力によって実現したもの。シリーズ第一弾として発売するのは、アンドレ・クリュイタンス&ベルリン・フィルによる『ベートーヴェン:交響曲全集(5枚組)』、『ベートーヴェン:序曲集』、『シューベルト:未完成、リスト:前奏曲、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番(ピアノ:タッキーノ)』の3作品。
タワーレコードによると、いずれの作品もクラシックファンには人気のある音源にも関わらず、これまでに再発売の機会が少なく現在は廃盤という状況であるため、これらの音源を初SACD化し発売することにしたという。
今回の復刻のために、イギリス本国にあるマスター・テープから96kHz/24bitにデジタル化し、SACD層用とCD層用のそれぞれ別個にマスタリングを実施したという。マスタリング・エンジニアは杉本一家氏が担当。
CDが収められたケースはデジパック仕様となっており、モノとしてのこだわりも打ち出している。各ジャケットには、一部を除き仏盤初出時のオリジナル・ジャケット・デザインを用いている。
■『ベートーヴェン:交響曲全集/アンドレ・クリュイタンス、ベルリン・フィル他』
演奏:グレ・ブラウエンステイン(ソプラノ)、ケルスティン・メイエル(コントラルト)、ニコライ・ゲッダ(テノール)、フレデリック・ガスリー(バス)、聖ヘドヴィヒ教会合唱団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス(指揮)
品番:TDSA-1/5
仕様:Super Audio CDハイブリッド
価格:10,000円(税抜)
主にフランスで活躍したベルギー出身のアンドレ・クリュイタンスが、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と旧EMIレーベルに録音した作品。ベルリン・フィルが1人の指揮者のもとで、初めてセッション録音で完成させたもの。仏パテ=マルコニー社が、同じくEMI系の独エレクトローラ社を通じてベルリン・フィルに提案をした。1957年5月からベルリン・フィルがステレオ方式による録音を開始したため、過去にモノラルで収録していた第6番と第7番とは別に、ステレオ再録音を含め交響曲全集として完成した。
■『ベートーヴェン:序曲集/アンドレ・クリュイタンス、ベルリン・フィル』
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス(指揮)
品番:TDSA-6
仕様:Super Audio CDハイブリッド
価格:2,500円(税抜)
1958年録音の「レオノーレ序曲」第3番から、1960年の「フィデリオ」序曲まで全6曲のステレオ録音を収録。これらの序曲集は、当初よりまとまって発売された訳ではなく、交響曲の余白等で初出となった後にLPの再発盤として集積して発売されたのが最初。そのため今回の復刻に際しては、余白に入っていた交響曲のジャケット・デザイン(第2番や第3番等で使われた右部分のクリュイタンスの横顔があるジャケット)の左側文字部分を変更して使用した。
■『シューベルト:交響曲第8番「未完成」、リスト:交響詩「前奏曲」、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番/ガブリエル・タッキーノ、アンドレ・クリュイタンス、ベルリン・フィル』
演奏:ガブリエル・タッキーノ(ピアノ)(3)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス(指揮)
品番:TDSA-7
仕様:Super Audio CDハイブリッド
価格:2,500円(税抜)
クリュイタンスとベルリン・フィルによるLP2枚分の録音を1枚に収めた、長時間収録盤。「未完成」と「前奏曲」は、初出時のみこの組み合わせで発売されたものの、以降「未完成」は「運命」とのカップリングが主となり、LP時代には日本では一度もこの組み合わせで発売されたことはなかったという。このアルバムのもうひとつの収録曲であるベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番は、クリュイタンス&ベルリン・フィルの最後の収録となった1962年1月の録音。