公開日 2015/07/22 09:00
Vienna Acoustics、「Beethoven Concert Grand」を「Symphony Edition」にモデルチェンジ
日本限定モデル「Haydn Grand Limited Edition」も
(株)ナスペックは、Vienna Acousticsよりフロアスタンドスピーカー「Beethoven Concert Grand Symphony Edition」と ブックシェルフスピーカー「Haydn Grand Limited Edition」を7月25日に発売する。 価格は「Beethoven Concert Grand Symphony Edition」が60万円(1本・税抜)で、「Haydn Grand Limited Edition」が25万円(ペア・税抜)。
コンサートグランドシリーズ最上位モデル「Beethoven Concert Grand」がモデルチェンジ。型番は「BEETH CG SE BEETH CG」で、ローズウッド、チェリー、ピアノブラック、ピアノホワイトの4色(※ピアノブラックとピアノホワイトは受注生産)で展開する。
上位モデル「Liszt」の同軸ユニットのツイーターをベースにした、ネオジウムマグネットを搭載した新型のシルクドームツイータ―を採用。職人による入念な手作業によりコーティングを施したという。
また、微細なチューニングを施すため、磁気回路の空隙には特別に開発された磁性流体を流入。これらの製法により、「透明感あふれ細かなニュアンスを再現し、艶やかな最上級の高音域再生を可能にした」としている。
ミッドレンジとウーファーユニットのコーン部には、TPX をベースに3種類のポリプロピレンを合成し、高剛性・超軽量に仕上げたという独自の高機能樹脂「X3P」をそれぞれ採用した。
ミッドレンジでは、ユニットが再生する周波数によってポリマー(樹脂)の調合を変え強度を調節することにより、最適な剛性と内部減衰率を獲得できるよう配慮。また、前機種Beethoven Concert Grandより50Hz低い100Hzをクロスオーバーポイントとすることで、中音域再生にさらなる磨きをかけたという。
ウーファー部は、クモの巣状のリブで補強した独自の「スパイダーコーン」によってさらなる高剛性を実現。また3つのウーファーはパラレルに駆動するが、上部1つと下部2つでキャビネット内で分離され、それぞれ独立したバスレフポートを搭載。「下部の2つはダイナミックな低音を再現。上部のウーファーは、下部2つのウーファーとミッドウーファーのシームレスな繋がりを実現する」という。
また、クロスオーバーネットワークをフルリニューアル。オーディオグレードのコンデンサー、誤差1%以内の抵抗、誤差0.7%以内の空芯インダクターを採用するなど、全てのコンポーネントパーツを長期間に及ぶリスニングテストによって厳選したという。
ターミナルは同ブランドの伝統的なスピーカー設計思想によりシングルワイヤリングを採用。信号経路をシンプルにすることで、クロスオーバーにネガティブな影響を及ぼさないよう考慮している。
脚部はアルミニウムダイキャスト製のスピーカーベースを新採用。ルームコンディションに応じて高さを変更し、低音を調整することもできる。
ブックシェルフ「Haydn Grand Limited Edition」は、「Haydn Grand Symphony Edition」のウォルナットカラーモデル。日本限定100セットのみの販売で、Vienna Acoustics 創設者であり、開発・設計の総責任者の Peter Gansterer( ピーター・ガンシュテラー)の直筆サインが入り、シリアルナンバーも記載される。
さらに、ニコラウス・アーノンクール指揮、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス管弦楽団によるハイドンの交響曲No.30、No53、No69 を収めた入手困難なCDも付属する。
コンサートグランドシリーズ最上位モデル「Beethoven Concert Grand」がモデルチェンジ。型番は「BEETH CG SE BEETH CG」で、ローズウッド、チェリー、ピアノブラック、ピアノホワイトの4色(※ピアノブラックとピアノホワイトは受注生産)で展開する。
上位モデル「Liszt」の同軸ユニットのツイーターをベースにした、ネオジウムマグネットを搭載した新型のシルクドームツイータ―を採用。職人による入念な手作業によりコーティングを施したという。
また、微細なチューニングを施すため、磁気回路の空隙には特別に開発された磁性流体を流入。これらの製法により、「透明感あふれ細かなニュアンスを再現し、艶やかな最上級の高音域再生を可能にした」としている。
ミッドレンジとウーファーユニットのコーン部には、TPX をベースに3種類のポリプロピレンを合成し、高剛性・超軽量に仕上げたという独自の高機能樹脂「X3P」をそれぞれ採用した。
ミッドレンジでは、ユニットが再生する周波数によってポリマー(樹脂)の調合を変え強度を調節することにより、最適な剛性と内部減衰率を獲得できるよう配慮。また、前機種Beethoven Concert Grandより50Hz低い100Hzをクロスオーバーポイントとすることで、中音域再生にさらなる磨きをかけたという。
ウーファー部は、クモの巣状のリブで補強した独自の「スパイダーコーン」によってさらなる高剛性を実現。また3つのウーファーはパラレルに駆動するが、上部1つと下部2つでキャビネット内で分離され、それぞれ独立したバスレフポートを搭載。「下部の2つはダイナミックな低音を再現。上部のウーファーは、下部2つのウーファーとミッドウーファーのシームレスな繋がりを実現する」という。
また、クロスオーバーネットワークをフルリニューアル。オーディオグレードのコンデンサー、誤差1%以内の抵抗、誤差0.7%以内の空芯インダクターを採用するなど、全てのコンポーネントパーツを長期間に及ぶリスニングテストによって厳選したという。
ターミナルは同ブランドの伝統的なスピーカー設計思想によりシングルワイヤリングを採用。信号経路をシンプルにすることで、クロスオーバーにネガティブな影響を及ぼさないよう考慮している。
脚部はアルミニウムダイキャスト製のスピーカーベースを新採用。ルームコンディションに応じて高さを変更し、低音を調整することもできる。
ブックシェルフ「Haydn Grand Limited Edition」は、「Haydn Grand Symphony Edition」のウォルナットカラーモデル。日本限定100セットのみの販売で、Vienna Acoustics 創設者であり、開発・設計の総責任者の Peter Gansterer( ピーター・ガンシュテラー)の直筆サインが入り、シリアルナンバーも記載される。
さらに、ニコラウス・アーノンクール指揮、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス管弦楽団によるハイドンの交響曲No.30、No53、No69 を収めた入手困難なCDも付属する。
関連リンク
- ジャンルスピーカーシステム
- ブランドVIENNA ACOUSTICS
- 型番Beethoven Concert Grand Symphony Edition
- 発売日2015年7月25日
- 価格¥600,000(税抜・1本)
【SPEC】●形式:3ウェイ・5スピーカー ●使用ユニット:2.8cm ScanSpeak製ハンドコーテッド・ネオジウムシルクドームトゥイーター、15.2cm X3Pミッドウーファー、17.8cm X3Pスパイダーコーンウーファー×3 ●周波数特性:28Hz〜22kHz ●クロスオーバー:100Hz,2.6kHz(6dB/oct) ●感度:91dB ●インピーダンス:4Ω ●外形寸法:190W×1,140H×400Dmm(スパイクスタンド含む) ●質量:32.5kg(1台)
- ジャンルスピーカーシステム
- ブランドVIENNA ACOUSTICS
- 型番Haydn Grand Limited Edition
- 発売日2015年7月25日
- 価格¥250,000(税抜・ペア)
【SPEC】●形式:2ウェイ・フロントポート方式 ●使用ユニット:2.5cmカスタムメイド3層コーティングネオジウムシルクドームトゥイーター、15.2cm X3Pスパイダーコーンウーファー ●周波数特性:40Hz〜20,000Hz ●クロスオーバー:2.8kHz ●感度:88.5dB ●インピーダンス:4Ω ●外形寸法:174W×361H×265Dmm ●質量:8.2kg