公開日 2015/09/25 18:59
【TIAS】デンマーク“Aavik”から375万円のUSB-DAC/プリメイン「U-300」参考出展
今井商事、アイシン高丘、初出展のキソアコも
本日9月25日から「2015東京インターナショナルオーディオショウ」が、有楽町の東京国際フォーラムにて開催されている。本記事では、フューレンコーディネート、今井商事、アイシン高丘、キソアコースティックの出展情報をレポートする。
■フューレンコーディネート
フューレンコーディネートのブースでは、今後同社が新しく取扱う予定のデンマークのブランド“Aavik(アービック)”から、USB-DAC搭載プリメインアンプ「U-300」が参考出展されている。近日中の発売を予定しており、価格は375万円(税抜)。
U-300は、フォノRIAAセクションと最大192kHz/24bitのPCM音源に対応するUSB-DAC機能を搭載したプリメインアンプ。出力は300×2(8Ω)/600W×2(4Ω)。筐体はアルマイト処理を施したアルミニウムで、マットブラック仕上げにして品位を高めている。
音声入力端子は、フォノ入力のフローティングRCA端子を1系統備えており、負荷インピーダンスを5Ω〜17kΩまで17段階で可変可能。RCA入力はRCA端子を3系統装備しており、3段階でゲイン調整が行える。またデジタル入力として、上述のUSB入力のほかに、192kHz/24bitまで対応のRCA同軸デジタルSPDIFを1系統、96kHz/24bitまで対応のTOSLINK光デジタル入力を2系統備える。
内部のRIAAセクションはディスクリート型で、フォノ段全体をグラウンドからフローティングし、バランス型回路技術を確保する構成とした。フローティング型の入力回路は超低ノイズで、バイポーラトランジスタの使用も可能としている。また、いくつかのトランジスタペアをを並列させた。フォノ段のゲインは62dB。
DACセクションは、デジタルっぽさをなくして「アナログ本来の音」を再現できるような設計を狙った。短い4層のPCBトレースによって信号経路を短縮化し、信号ロスを抑えた。DAC回路には超低ジッターオンボードクロックを装備しており、DA変換時のタイミングエラーを低減している。
USB入力部はガルバニック絶縁することで、ホストからのノイズ汚染を防いでいる。各デジタル入力からの音声信号はASRCへ転送され、再サンプルのうえ200kHz/24bit PCMに再クロックされ、電流出力DACチップへ供給される形となる。
また、同社が取り扱うOCTAVEからも、新製品の真空管プリメインアンプ「V80SE」が公開されている。本機も近日中の発売を予定しており、価格は150万円(税抜)。
V80SEはOCTAVE製プリメインアンプのトップエンドに位置づけられるモデルで、プリ部とパワー部をそれぞれ独立して使用することもできる。さらに、ディスクリートヘッドホンアンプを搭載していることも特徴となる。パワーアンプ部の出力管にはKT150を4基搭載しており、最大出力は150W(4Ω)。
ブース内ではこれらの新モデルを、PIEGA「MasterONE」などの主力製品と組み合わせてデモを実施中だ。また、同ブースでは開催期間3日間に、日替わりで著名オーディオ評論家の講演も開催。最終日となる27日(日)には、当社刊行媒体で活躍中の藤岡誠氏と山之内正氏が登場予定としている。
■今井商事
今井商事は、発売を開始したばかりの新製品であるクレア・オーディエントの小型ブックシェルフスピーカー「1+1」(¥280,000・税抜)に、コンバージェント・オーディオ・テクノロジー社のステレオパワーアンプ「JL-5 Signature」を組み合わせてデモを実施している。
同社が取り扱うMYTEK DIGITALの最大11.2MHz DSD対応USB-DAC/プリアンプ「MANHATTAN DAC」を使用して、PCソースによる再生を行っている。
なお、MANHATTAN DACのシルバーモデルが、10月1日より80万円に値上げされることが告知されている。ブラック仕様は元々800,000円で価格に変更は無い。また、DSDネイティブ再生に対応するUSB-DAC「Stereo192-DSD DAC Mastering」も、同じく10月1日から28万円に値上げ予定としている。
■アイシン高丘
アイシン高丘は、TAOCブランドのスピーカー「FC4500」「FC3100/R」を使用した試聴デモを行っている。
今回のTIASでは、アキュフェーズのシステムにレコードプレーヤーを用意してアナログ再生を実施。同社ラック製品のフラグシップである“CSR”シリーズの効果を積極的にアピールしている。
■キソアコースティック
今回がインターナショナルオーディオショウ初出展となるキソアコースティックのブースでは、スピーカーシステム「HB-1」「HB-X1」やオーディオアクセサリーシリーズ「-Shizuka-」など、同社の主力製品を一挙に展示。HB-X1を5基使用したサラウンド環境を構築し、TIAS初というDSD音源のマルチch再生デモをメインで実施している。
なお、同社の-Shizuka-は、電磁波吸収効果の高いCMC素材を使用したオーディオアクセサリーシリーズ。今回のTIASでは、アナログレコードプレーヤーも用意し、ターンテーブルシート「STS-300」やスタビライザー「NCS-76」などの効果も試せるようにセッティングしている。
■フューレンコーディネート
フューレンコーディネートのブースでは、今後同社が新しく取扱う予定のデンマークのブランド“Aavik(アービック)”から、USB-DAC搭載プリメインアンプ「U-300」が参考出展されている。近日中の発売を予定しており、価格は375万円(税抜)。
U-300は、フォノRIAAセクションと最大192kHz/24bitのPCM音源に対応するUSB-DAC機能を搭載したプリメインアンプ。出力は300×2(8Ω)/600W×2(4Ω)。筐体はアルマイト処理を施したアルミニウムで、マットブラック仕上げにして品位を高めている。
音声入力端子は、フォノ入力のフローティングRCA端子を1系統備えており、負荷インピーダンスを5Ω〜17kΩまで17段階で可変可能。RCA入力はRCA端子を3系統装備しており、3段階でゲイン調整が行える。またデジタル入力として、上述のUSB入力のほかに、192kHz/24bitまで対応のRCA同軸デジタルSPDIFを1系統、96kHz/24bitまで対応のTOSLINK光デジタル入力を2系統備える。
内部のRIAAセクションはディスクリート型で、フォノ段全体をグラウンドからフローティングし、バランス型回路技術を確保する構成とした。フローティング型の入力回路は超低ノイズで、バイポーラトランジスタの使用も可能としている。また、いくつかのトランジスタペアをを並列させた。フォノ段のゲインは62dB。
DACセクションは、デジタルっぽさをなくして「アナログ本来の音」を再現できるような設計を狙った。短い4層のPCBトレースによって信号経路を短縮化し、信号ロスを抑えた。DAC回路には超低ジッターオンボードクロックを装備しており、DA変換時のタイミングエラーを低減している。
USB入力部はガルバニック絶縁することで、ホストからのノイズ汚染を防いでいる。各デジタル入力からの音声信号はASRCへ転送され、再サンプルのうえ200kHz/24bit PCMに再クロックされ、電流出力DACチップへ供給される形となる。
また、同社が取り扱うOCTAVEからも、新製品の真空管プリメインアンプ「V80SE」が公開されている。本機も近日中の発売を予定しており、価格は150万円(税抜)。
V80SEはOCTAVE製プリメインアンプのトップエンドに位置づけられるモデルで、プリ部とパワー部をそれぞれ独立して使用することもできる。さらに、ディスクリートヘッドホンアンプを搭載していることも特徴となる。パワーアンプ部の出力管にはKT150を4基搭載しており、最大出力は150W(4Ω)。
ブース内ではこれらの新モデルを、PIEGA「MasterONE」などの主力製品と組み合わせてデモを実施中だ。また、同ブースでは開催期間3日間に、日替わりで著名オーディオ評論家の講演も開催。最終日となる27日(日)には、当社刊行媒体で活躍中の藤岡誠氏と山之内正氏が登場予定としている。
■今井商事
今井商事は、発売を開始したばかりの新製品であるクレア・オーディエントの小型ブックシェルフスピーカー「1+1」(¥280,000・税抜)に、コンバージェント・オーディオ・テクノロジー社のステレオパワーアンプ「JL-5 Signature」を組み合わせてデモを実施している。
同社が取り扱うMYTEK DIGITALの最大11.2MHz DSD対応USB-DAC/プリアンプ「MANHATTAN DAC」を使用して、PCソースによる再生を行っている。
なお、MANHATTAN DACのシルバーモデルが、10月1日より80万円に値上げされることが告知されている。ブラック仕様は元々800,000円で価格に変更は無い。また、DSDネイティブ再生に対応するUSB-DAC「Stereo192-DSD DAC Mastering」も、同じく10月1日から28万円に値上げ予定としている。
■アイシン高丘
アイシン高丘は、TAOCブランドのスピーカー「FC4500」「FC3100/R」を使用した試聴デモを行っている。
今回のTIASでは、アキュフェーズのシステムにレコードプレーヤーを用意してアナログ再生を実施。同社ラック製品のフラグシップである“CSR”シリーズの効果を積極的にアピールしている。
■キソアコースティック
今回がインターナショナルオーディオショウ初出展となるキソアコースティックのブースでは、スピーカーシステム「HB-1」「HB-X1」やオーディオアクセサリーシリーズ「-Shizuka-」など、同社の主力製品を一挙に展示。HB-X1を5基使用したサラウンド環境を構築し、TIAS初というDSD音源のマルチch再生デモをメインで実施している。
なお、同社の-Shizuka-は、電磁波吸収効果の高いCMC素材を使用したオーディオアクセサリーシリーズ。今回のTIASでは、アナログレコードプレーヤーも用意し、ターンテーブルシート「STS-300」やスタビライザー「NCS-76」などの効果も試せるようにセッティングしている。