公開日 2016/07/13 14:59
【Senka21】あの「ハードオフ」がオーディオに特化。 3年目迎えた新業態『オーディオサロン』のいま
“質”重視、ユーザー目線の店舗作り
リユース品の買い取り・販売を全国展開するハードオフが、“オーディオ”に特化した新業態の店舗としてオープンした「オーディオサロン」新潟紫竹山店。2014年の登場から丸2年を迎え、各地でそのエッセンスを注入した試聴スペース「Audio Selection」を備えた店舗を続々と誕生させている。そこで、3年目を迎えた旗艦店・オーディオサロン新潟紫竹山店をピックアップし、これまでの店舗での取り組みや、さらなる進化へ向けた今後の展開に迫る。
■買い取りも好調、秘めた成長力を確信
「一年目は手探り状態でしたね。自然体で臨みましたが、それこそあっという間でした」と当時を振り返る番場店長。二年目に入ると、リユース店として鍵を握る買い取り状況が変化し、想像以上に増えてきたという。これについては「オーディオを買い取る場があることが、まだまだ浸透し切れていなかったのだと痛感しました」と話す。こうして徐々に認知度が上がるにつれて買い取り額が増え、それに伴い2年連続で売り上げもアップしているという。
店舗には番場店長をはじめ、ベテランのスタッフが揃っており「皆でオーディオ・ウイルスをまき散らしています(笑)。お客様の中にも確実に感染者が増えています」と笑顔で話す。
「先日も30代の男性のお客様が、テレビの音が良くないから脇に置くトールボーイスピーカーの音を試聴してみたいと、1万円の商品を選ばれました。そこでせっかくですからと、他にも2つのセットを試聴いただくと『すごくいい音ですね』と目を丸くされ、『近くにコンビニありませんか』とお金を下ろしてきて、10万8000円のスピーカーを購入されていきました」とエピソードを披露する。
番場氏は「私たちが売っているのはモノではなく、音を売っている」と力を込める。「自宅でも『こんな鳴り方で聴きたいな』と思ってもらえる提案をしたいと考えています。そのために、これまでは音が出るか出ないかのレベルだった買い取り製品を、新しいものを生み出すくらいのつもりでオーバーホールしています。すると、小音量の時にも高い音、低い音が良い音で聴こえて、余韻に浸れる音になってきます」とアピールする。
■買い取りも好調、秘めた成長力を確信
「一年目は手探り状態でしたね。自然体で臨みましたが、それこそあっという間でした」と当時を振り返る番場店長。二年目に入ると、リユース店として鍵を握る買い取り状況が変化し、想像以上に増えてきたという。これについては「オーディオを買い取る場があることが、まだまだ浸透し切れていなかったのだと痛感しました」と話す。こうして徐々に認知度が上がるにつれて買い取り額が増え、それに伴い2年連続で売り上げもアップしているという。
店舗には番場店長をはじめ、ベテランのスタッフが揃っており「皆でオーディオ・ウイルスをまき散らしています(笑)。お客様の中にも確実に感染者が増えています」と笑顔で話す。
「先日も30代の男性のお客様が、テレビの音が良くないから脇に置くトールボーイスピーカーの音を試聴してみたいと、1万円の商品を選ばれました。そこでせっかくですからと、他にも2つのセットを試聴いただくと『すごくいい音ですね』と目を丸くされ、『近くにコンビニありませんか』とお金を下ろしてきて、10万8000円のスピーカーを購入されていきました」とエピソードを披露する。
番場氏は「私たちが売っているのはモノではなく、音を売っている」と力を込める。「自宅でも『こんな鳴り方で聴きたいな』と思ってもらえる提案をしたいと考えています。そのために、これまでは音が出るか出ないかのレベルだった買い取り製品を、新しいものを生み出すくらいのつもりでオーバーホールしています。すると、小音量の時にも高い音、低い音が良い音で聴こえて、余韻に浸れる音になってきます」とアピールする。