公開日 2019/11/22 19:52
<2019TIAS>Pro-jectから国内未導入製品が多数登場/フォステクスの限定スピーカーユニットが注目集める
デノン/マランツの新製品も試聴できる
本日11月22日から11月24日までの3日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムにて「2019東京インターナショナルオーディオショウ」が開催される。本稿では30を越える出展社のうち、ディーアンドエムホールディングス/フォステクスブースの模様をお伝えする。
ディーアンドエムホールディングスは、同社が取り扱うブランドを7階 G701/5階 G501の2か所に分けて展示している。G701では、デノン/Pro-ject/DALIといったブランドが出展。なかでもPro-jectからは、発表済みの新製品から取り扱い検討中の参考出展まで、多くのラインナップが登場した。
現在、同社ではPro-jectブランドについて主にターンテーブルを中心に取り扱っているが、ブランド本国では水準器などのアクセサリー、CDプレーヤー/DACなどのデジタルオーディオ製品、ヘッドホンまで、幅広いジャンルで豊富なラインナップが展開されている。同社では現在、そのようなターンテーブル以外のPro-ject製品に関しても、今後ユーザーからの反応をうかがいつつ取り扱いを充実させることを検討中なのだという。
会場では取り扱い検討中製品の中から、レコードクリーナー「VC-E」「VC-S2」が展示されている。VC-Eは比較的コンパクトながら強力な洗浄力を備えるという予価7万円のモデル。VC-2Sはより大きな洗浄液タンクや静粛性を備える上位モデルで、予価9万円を見込んでいるとのこと。
その他にもPro-jectブランドからは、創業のきっかけとなった「Pro-ject 1」の系譜に連なるベルトドライブ式ターンテーブルの最新モデル「X1」や、箱型のコンパクトなフォノアンプ「PHONOBOX」4モデルといった、発表から間もない新製品も展示。加えて、X1をベースに素材のグレードや本体の剛性を高め、各部をブラッシュアップした上位モデル「X2」(予価17万円)、伝統的なデザインを採用したターンテーブルの新モデル「Classic EVO」(予価20万円)など、さらなるラインナップも参考出展していた。
DALIブランドからも同様に、50mmドライバーを搭載したワイヤレスヘッドホン「iO6」「iO4」、薄型テレビと組み合わせて壁掛けも可能なデザインのサウンドバー「KATCH ONE」という、国内導入前の製品が参考出展。現在人気を博しているパッシブスピーカー以外のジャンルにも、積極的にブランド展開を進めていきたいとしていた。
デノンからは、ブランドの現サウンドマネージャー山内氏が理想のサウンドを追求した新フラグシップSACDプレーヤー/プリメインアンプ「DCD-SX1 LIMITED」「PMA-SX1 LIMITED」、ロングセラーのエントリーモデルの後継として開発されたCDプレーヤー/プリメインアンプ「DCD-600NE」「PMA-600NE」をはじめ、今年発売となった新製品の試聴会を実施。新モデル/旧モデルの聴き比べのような、イベントだからこそ体験できる内容が用意されている。
もう一方の会場となる5階 G501では、マランツ/B&W/audioquest/Classeブランドの製品を組み合わせ、時間ごとに異なるテーマで試聴会が催されている。特に大きく取り上げられていたひとつが、まだ発売から間もないマランツの新製品。音質を優先する2chのHi-FiアンプながらHDMI端子を搭載するアンプ「NR1200」と、同じく音質を最優先としながらネットワーク機能の内蔵など利便性も可能なかぎり両立したプリメインアンプ「PM7000N」の2モデルで、どちらもテレビの視聴や音楽ストリーミングなど、ライフスタイルに組み込みやすい点がアピールされている。
また、今年5月に発表された最上位シリーズ「Mythical Creature Series」などaudioquestのスピーカーケーブルと、B&W「800D3」を組み合わせた比較試聴も行われている。
G508のフォステクスブースでは、同社スピーカーユニット新製品のデモンストレーションが行われている。なかでも注目されていたのが、創業70周年を記念した10cmのフルレンジユニット「FE103A / Foster 70th Anniversary Model」(7万円/ペア)と、新開発のHR振動板を搭載する最上位シリーズ “Premium Craft” のウーファー「W160A-HR」(15万円/1台)、トゥイーター「T250A」(13万円/1台)。
FE103Aは1970年代のモデルを現代の技術を加えて復刻したもので、化粧箱もフォスター電機の社名プレートが付属するなど特別仕様。Premium Craftの2種類のユニットはセットで組み立てることを前提に開発され、外観までこだわって作り込まれている。
また、どちらも現在では珍しくなったアルニコマグネットを採用しているという特徴もあり、実際に音を確認しようと多くのユーザーがブースに訪れていた。
ディーアンドエムホールディングスは、同社が取り扱うブランドを7階 G701/5階 G501の2か所に分けて展示している。G701では、デノン/Pro-ject/DALIといったブランドが出展。なかでもPro-jectからは、発表済みの新製品から取り扱い検討中の参考出展まで、多くのラインナップが登場した。
現在、同社ではPro-jectブランドについて主にターンテーブルを中心に取り扱っているが、ブランド本国では水準器などのアクセサリー、CDプレーヤー/DACなどのデジタルオーディオ製品、ヘッドホンまで、幅広いジャンルで豊富なラインナップが展開されている。同社では現在、そのようなターンテーブル以外のPro-ject製品に関しても、今後ユーザーからの反応をうかがいつつ取り扱いを充実させることを検討中なのだという。
会場では取り扱い検討中製品の中から、レコードクリーナー「VC-E」「VC-S2」が展示されている。VC-Eは比較的コンパクトながら強力な洗浄力を備えるという予価7万円のモデル。VC-2Sはより大きな洗浄液タンクや静粛性を備える上位モデルで、予価9万円を見込んでいるとのこと。
その他にもPro-jectブランドからは、創業のきっかけとなった「Pro-ject 1」の系譜に連なるベルトドライブ式ターンテーブルの最新モデル「X1」や、箱型のコンパクトなフォノアンプ「PHONOBOX」4モデルといった、発表から間もない新製品も展示。加えて、X1をベースに素材のグレードや本体の剛性を高め、各部をブラッシュアップした上位モデル「X2」(予価17万円)、伝統的なデザインを採用したターンテーブルの新モデル「Classic EVO」(予価20万円)など、さらなるラインナップも参考出展していた。
DALIブランドからも同様に、50mmドライバーを搭載したワイヤレスヘッドホン「iO6」「iO4」、薄型テレビと組み合わせて壁掛けも可能なデザインのサウンドバー「KATCH ONE」という、国内導入前の製品が参考出展。現在人気を博しているパッシブスピーカー以外のジャンルにも、積極的にブランド展開を進めていきたいとしていた。
デノンからは、ブランドの現サウンドマネージャー山内氏が理想のサウンドを追求した新フラグシップSACDプレーヤー/プリメインアンプ「DCD-SX1 LIMITED」「PMA-SX1 LIMITED」、ロングセラーのエントリーモデルの後継として開発されたCDプレーヤー/プリメインアンプ「DCD-600NE」「PMA-600NE」をはじめ、今年発売となった新製品の試聴会を実施。新モデル/旧モデルの聴き比べのような、イベントだからこそ体験できる内容が用意されている。
もう一方の会場となる5階 G501では、マランツ/B&W/audioquest/Classeブランドの製品を組み合わせ、時間ごとに異なるテーマで試聴会が催されている。特に大きく取り上げられていたひとつが、まだ発売から間もないマランツの新製品。音質を優先する2chのHi-FiアンプながらHDMI端子を搭載するアンプ「NR1200」と、同じく音質を最優先としながらネットワーク機能の内蔵など利便性も可能なかぎり両立したプリメインアンプ「PM7000N」の2モデルで、どちらもテレビの視聴や音楽ストリーミングなど、ライフスタイルに組み込みやすい点がアピールされている。
また、今年5月に発表された最上位シリーズ「Mythical Creature Series」などaudioquestのスピーカーケーブルと、B&W「800D3」を組み合わせた比較試聴も行われている。
G508のフォステクスブースでは、同社スピーカーユニット新製品のデモンストレーションが行われている。なかでも注目されていたのが、創業70周年を記念した10cmのフルレンジユニット「FE103A / Foster 70th Anniversary Model」(7万円/ペア)と、新開発のHR振動板を搭載する最上位シリーズ “Premium Craft” のウーファー「W160A-HR」(15万円/1台)、トゥイーター「T250A」(13万円/1台)。
FE103Aは1970年代のモデルを現代の技術を加えて復刻したもので、化粧箱もフォスター電機の社名プレートが付属するなど特別仕様。Premium Craftの2種類のユニットはセットで組み立てることを前提に開発され、外観までこだわって作り込まれている。
また、どちらも現在では珍しくなったアルニコマグネットを採用しているという特徴もあり、実際に音を確認しようと多くのユーザーがブースに訪れていた。