公開日 2024/02/18 12:48
<名古屋ショウ>アキュフェーズ「E-700」披露/D&Mやラックスマン、エソテリックなどにも注目集まる
オーディオフェスタ・イン・ナゴヤ開催中
「オーディオフェスタ・イン・ナゴヤ」が、名古屋国際会議場で2月16日(金)より開催されている。新製品の披露や評論家による講演、開発担当者によるデモンストレーションなどさまざまなイベントが開催され、来場者の目と耳を楽しませている。ここでは、2号館2Fの各ブースの模様をレポートする。
アキュフェーズからは、A級プリメインアンプのフラグシップモデル「E-700」が初披露された。アキュフェーズの“ゴールデンナンバー”のひとつでもあり、A級プリメインのトップモデルということで来場者の視線も熱い。すでに注文も多く入ってきているということで、2024年の注目モデルの一つになりそうだ。
デモンストレーションでは、DP-770やA-80など最新モデルを中心に、Fyne AudioとJBLの組み合わせでデモンストレーションを実施。またアキュフェーズならではのものづくりのこだわりもくわしく解説され、振動試験や調整などを繰り返し行うことで、強度が高く故障しにくく、安定した性能を必ず達成できるよう、細部にいたるまで目が配られていることなどが紹介された。
会場では新製品に加えて、過去にアキュフェーズ製品で使われてきたボリュームも展示されていた。現在E-800に搭載されている独自のボリューム機構・AAVA回路の大きさにも驚きの声が上がっていた。創業50年を超え、長年に渡って音質を追求してきた歴史が垣間見える展示が見どころだ。
ディーアンドエムホールディングスのブースは、今年は趣向を変えてステレオのピュアオーディオルーム2部屋を用意。ひとつはデノン&マランツの最新システムを中心としたルーム、もうひとつはBowers & WilkinsとDALIという輸入ブランドスピーカーを中心とした部屋となっている。
担当スタッフによると、特に最近注目機となっているのはデノンの単体ネットワークプレーヤー「DNP-2000NE」だという。単体ネットワークプレーヤーというジャンル時代新製品が少なくなってきていた中、HDMIを搭載した最新の仕様で、すでにある程度システムを構築した方が追加しやすい製品となっている。また、アナログプレーヤーの「DP-3000NE」も引き続き好調とのことだ。
輸入ブランドルームではBowers & Wilkinsの「805 D5」「805 D4 Signature」「801 D4 Singnature」の比較試聴という贅沢なデモが行われていた。DALIからも「EPIKORE 11」が登場し、よりハイエンドなシステム提案がなされていた。
ノア/アーク・ジョイアのブースでは、先般発表されて大きな話題を集めているソナス・ファベールの「LUMINA II Amator」「LUMINA V Amator」に来場者の大きな注目が集まっていた。特に新色となるツヤ感のある赤色の注目は高く、最近のデザインとして取り入れている「V字」意匠も美しい。
また同じくソナスからは、新たにアクティブスピーカー「DUETTE」が参考出品された。ワンボディに多彩な機能を詰め込んだ「Omnia」に対して、こちらは2台に分かれたステレオスピーカーとなっており、TIDALやSpotify等のネットワーク再生からRoon、Bluetooth再生まで対応する。販売方法も含めて今後の展開を検討しているという。
エソテリックの部屋では、アヴァンギャルドのスピーカー「UNO SD」とタンノイの「Stirling IIILZ Special Edition」の2つのスピーカーをメインに、時間ごとに聴き比べが行われていた。前者にはGrandiosoシリーズ、後者にはF-01という一体型プリメインアンプを組み合わせてデモを行っていた。
近年のエソテリックは「ミニマムハイエンド」という提案に力を入れており、F-01も回路構成やアッテネーターなどの上位グレードの技術をワンボディに落とし込み、価格もぐっと抑えている。AB級のF-02とあわせ、こちらも今年期待のモデルとなりそうだ。
4月1日からはティアック(株)と一緒になることが発表されており、今後もプレミアムなオーディオ製品により注力していくとしている。また輸入ブランドについても、クリプシュが加わったことで、イギリス・ドイツ・アメリカのホーンスピーカーの3種類を取り扱うことになる。ホーンならではの世界観を、今後より深く楽しめるようになりそうだ。
ラックスマンのブースでは、フォーカルのスピーカー、Scala Utopia EvoからSopra、Kantaまで主力ラインナップが勢揃い。先日発表されたばかりの「Theva」についても、コンパクトな真空管アンプSQ-N150と組み合わせた展示がなされていた。
また「PD-191A」のアームレスモデルも登場。SMEやサエク、オルトフォンなど往年の名トーンアームを組み合わせたい場合にも対応できるよう、各種アームボードも用意されている。
デンソーテンのブースでは、イクリプスの卵型スピーカーの最新機「TD508MK4」を使用し、5.4.4chという面白いシステム構成のホームシアターシステムを提案。通常のステレオCD、マルチチャンネルSACD、そして映像コンテンツと、サラウンドシステムならではの幅広い楽しみ方を提案している
スタンドはタオックとコラボレーションした専用モデルで、TD508MK4の底面とうまくマッチするサイズで、タオックの制振技術が内蔵されているという。
アキュフェーズからは、A級プリメインアンプのフラグシップモデル「E-700」が初披露された。アキュフェーズの“ゴールデンナンバー”のひとつでもあり、A級プリメインのトップモデルということで来場者の視線も熱い。すでに注文も多く入ってきているということで、2024年の注目モデルの一つになりそうだ。
デモンストレーションでは、DP-770やA-80など最新モデルを中心に、Fyne AudioとJBLの組み合わせでデモンストレーションを実施。またアキュフェーズならではのものづくりのこだわりもくわしく解説され、振動試験や調整などを繰り返し行うことで、強度が高く故障しにくく、安定した性能を必ず達成できるよう、細部にいたるまで目が配られていることなどが紹介された。
会場では新製品に加えて、過去にアキュフェーズ製品で使われてきたボリュームも展示されていた。現在E-800に搭載されている独自のボリューム機構・AAVA回路の大きさにも驚きの声が上がっていた。創業50年を超え、長年に渡って音質を追求してきた歴史が垣間見える展示が見どころだ。
ディーアンドエムホールディングスのブースは、今年は趣向を変えてステレオのピュアオーディオルーム2部屋を用意。ひとつはデノン&マランツの最新システムを中心としたルーム、もうひとつはBowers & WilkinsとDALIという輸入ブランドスピーカーを中心とした部屋となっている。
担当スタッフによると、特に最近注目機となっているのはデノンの単体ネットワークプレーヤー「DNP-2000NE」だという。単体ネットワークプレーヤーというジャンル時代新製品が少なくなってきていた中、HDMIを搭載した最新の仕様で、すでにある程度システムを構築した方が追加しやすい製品となっている。また、アナログプレーヤーの「DP-3000NE」も引き続き好調とのことだ。
輸入ブランドルームではBowers & Wilkinsの「805 D5」「805 D4 Signature」「801 D4 Singnature」の比較試聴という贅沢なデモが行われていた。DALIからも「EPIKORE 11」が登場し、よりハイエンドなシステム提案がなされていた。
ノア/アーク・ジョイアのブースでは、先般発表されて大きな話題を集めているソナス・ファベールの「LUMINA II Amator」「LUMINA V Amator」に来場者の大きな注目が集まっていた。特に新色となるツヤ感のある赤色の注目は高く、最近のデザインとして取り入れている「V字」意匠も美しい。
また同じくソナスからは、新たにアクティブスピーカー「DUETTE」が参考出品された。ワンボディに多彩な機能を詰め込んだ「Omnia」に対して、こちらは2台に分かれたステレオスピーカーとなっており、TIDALやSpotify等のネットワーク再生からRoon、Bluetooth再生まで対応する。販売方法も含めて今後の展開を検討しているという。
エソテリックの部屋では、アヴァンギャルドのスピーカー「UNO SD」とタンノイの「Stirling IIILZ Special Edition」の2つのスピーカーをメインに、時間ごとに聴き比べが行われていた。前者にはGrandiosoシリーズ、後者にはF-01という一体型プリメインアンプを組み合わせてデモを行っていた。
近年のエソテリックは「ミニマムハイエンド」という提案に力を入れており、F-01も回路構成やアッテネーターなどの上位グレードの技術をワンボディに落とし込み、価格もぐっと抑えている。AB級のF-02とあわせ、こちらも今年期待のモデルとなりそうだ。
4月1日からはティアック(株)と一緒になることが発表されており、今後もプレミアムなオーディオ製品により注力していくとしている。また輸入ブランドについても、クリプシュが加わったことで、イギリス・ドイツ・アメリカのホーンスピーカーの3種類を取り扱うことになる。ホーンならではの世界観を、今後より深く楽しめるようになりそうだ。
ラックスマンのブースでは、フォーカルのスピーカー、Scala Utopia EvoからSopra、Kantaまで主力ラインナップが勢揃い。先日発表されたばかりの「Theva」についても、コンパクトな真空管アンプSQ-N150と組み合わせた展示がなされていた。
また「PD-191A」のアームレスモデルも登場。SMEやサエク、オルトフォンなど往年の名トーンアームを組み合わせたい場合にも対応できるよう、各種アームボードも用意されている。
デンソーテンのブースでは、イクリプスの卵型スピーカーの最新機「TD508MK4」を使用し、5.4.4chという面白いシステム構成のホームシアターシステムを提案。通常のステレオCD、マルチチャンネルSACD、そして映像コンテンツと、サラウンドシステムならではの幅広い楽しみ方を提案している
スタンドはタオックとコラボレーションした専用モデルで、TD508MK4の底面とうまくマッチするサイズで、タオックの制振技術が内蔵されているという。