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公開日 2004/04/22 18:05
東芝、100GBの2.5型ハードディスクドライブを開発
●(株)東芝は、100GBの容量を実現した2.5型ハードディスクドライブ「MK1031GAS」を開発し、5月からサンプル出荷を開始する。
新製品は、ヘッド部に従来に比べて約35%小型化したフェムトスライダを採用するとともに、ヘッド、メディアそのものの薄膜技術の改良により、世界最高の面記録密度124メガビット/平方ミリメートル(80ギガビット/平方インチ)を達成。これにより、2.5型で業界最大容量となる100GBを実現した。
また、スピンドルモータの回転制御を、リニア駆動方式よりもエネルギー損失が少なくてすむPWM方式に変更するとともに、内部電源にDC/DCコンバータを採用することで、同社従来モデルと比較して消費電力を平均約20%低減した。これによってバッテリー駆動時間も伸ばすことができる。
動作時の耐衝撃性についても、フェムトスライダの採用とサスペンション、アームの軽量化で、同社従来モデル比41.5倍の3,185m/s2(325G,2msec)に向上している。さらに、スピンドルモーターの駆動電流の制御に正弦波駆動方式を採用し、アイドル時の動作音を21dBに抑えるなど、ノートパソコンの静粛性を向上することも可能になる。
大容量を実現したことで、テレビ機能付きノートパソコンで長時間録画を楽しんだり、デジタルカメラやデジタルビデオカメラで撮影した静止画や動画などの大容量ファイルを保存したりといったノートパソコンのAV利用がますます広がりそうだ。
【問い合わせ先】
(株)東芝
ストレージデバイス事業部
TEL/03-3457-2445
(Phile-web編集部)
新製品は、ヘッド部に従来に比べて約35%小型化したフェムトスライダを採用するとともに、ヘッド、メディアそのものの薄膜技術の改良により、世界最高の面記録密度124メガビット/平方ミリメートル(80ギガビット/平方インチ)を達成。これにより、2.5型で業界最大容量となる100GBを実現した。
また、スピンドルモータの回転制御を、リニア駆動方式よりもエネルギー損失が少なくてすむPWM方式に変更するとともに、内部電源にDC/DCコンバータを採用することで、同社従来モデルと比較して消費電力を平均約20%低減した。これによってバッテリー駆動時間も伸ばすことができる。
動作時の耐衝撃性についても、フェムトスライダの採用とサスペンション、アームの軽量化で、同社従来モデル比41.5倍の3,185m/s2(325G,2msec)に向上している。さらに、スピンドルモーターの駆動電流の制御に正弦波駆動方式を採用し、アイドル時の動作音を21dBに抑えるなど、ノートパソコンの静粛性を向上することも可能になる。
大容量を実現したことで、テレビ機能付きノートパソコンで長時間録画を楽しんだり、デジタルカメラやデジタルビデオカメラで撮影した静止画や動画などの大容量ファイルを保存したりといったノートパソコンのAV利用がますます広がりそうだ。
【問い合わせ先】
(株)東芝
ストレージデバイス事業部
TEL/03-3457-2445
(Phile-web編集部)