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公開日 2004/07/01 16:38
ソニー、HDD搭載ウォークマンを発売 「Gセンサー」やスタミナで差別化
●ソニーマーケティング(株)は、20GB HDDを搭載したネットワークウォークマン「NW-HD1」を7月10日より発売する。価格はオープンだが、53,000円前後での販売が予想される。
本機は、1.8インチHDD内蔵のポータブルオーディオプレーヤーとして世界最小・最軽量のコンパクトサイズを実現。サイズは幅89.0×高さ62.1×奥行き13.8mm、質量は約110gとなる。
再生できる音声フォーマットはATRAC3plusとATRAC3のみ。ATRAC3plusでは、20GB HDDに最大約13,000曲の楽曲を記録できる。PCから本機への楽曲データの転送には、音楽管理ソフト「SonicStage Ver.2.1」を使用する。同ソフトではATRAC3plusとATRAC3に加え、WAV/MP3/WMAのデータも管理できるが、NW-HD1に転送する際にはATRAC3形式に変換される。ただし、著作権で保護されたWMAファイルは変換、転送を行えない。
「SonicStage Ver.2.1」では、大量の曲を<簡単・快適>に転送できる「自動転送」機能も搭載。本体を接続すると、パソコンの「マイライブラリ」上の未転送の曲を自動検知しリストアップ。クリック操作で簡単に転送できる。USB2.0での高速転送も行える。
著作権管理技術には、新開発した「ATRAC AD(ATRAC Audio Device)」規格を採用。対応機器に与えられた固有情報に基づいてPCとの間で機器認証を行い、OpenMGで暗号化されたままの音楽データを転送・記録する。これにより、国内では「Mora」、海外では「Connect Music Store」などの音楽配信サイトで提供されている楽曲もHDDに転送できる。ソニーでは、このATRAC AD規格を他社にライセンスすることも検討している。
本機の大きな特徴は、「耐衝撃ダンパー」と「Gセンサー(重力加速度センサー)」を搭載し、HDDを衝撃から守ることができる点。「Gセンサー」では、本体の縦、横、奥行きの3方向への重力加速度を監視し、本体の落下を検知した際にHDD上からヘッドを瞬時に退避させる。センサーは基板上に搭載し、HDDの動作を制御するファームウェアなども自社開発した。ただし、楽曲再生時には最長25分間のデータをメモリー上に蓄えているので、衝撃を受けたときにHDDが動いていない場合も多い。その時は「耐衝撃ダンパー」が効力を発揮する。
ソニー製品らしくスタミナにもこだわった。新開発の低消費電力回路を採用し、約30時間の長時間連続再生を実現した。
液晶ディスプレイはモノクロ1.5インチ。その脇に十字キーを装備し、片手で簡単に本体操作が可能。曲を検索する際は、まず本体上部のMODEボタンで「Artist」「Album」「Genre」など検索モードを切り換える。さらに十字キーを操作することで、聴きたい曲やアルバムをスピーディに選択することができる。
クレードルも付属する。USB端子とDC入力端子を搭載し、本体の充電が可能。ただしUSBバスパワーでの充電はできない。急速充電にも対応しており、1時間で約80%、3時間でフル充電が可能。
本機をPCの外部ストレージ機器として使用可能。特別な書き込み用のソフトウエアを使わずに、ドラッグ&ドロップの簡単な操作で、データのコピーが行える。
再生時には、臨場感豊かな音場をヘッドホンで再現する「VPT(バーチャルホンテクノロジー)アコースティックエンジン」と「6バンドイコライザ」搭載。さらに様々な再生方法が楽しめる多彩なプレイモード機能も装備している。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311(ナビダイヤル)
(Phile-web編集部)
本機は、1.8インチHDD内蔵のポータブルオーディオプレーヤーとして世界最小・最軽量のコンパクトサイズを実現。サイズは幅89.0×高さ62.1×奥行き13.8mm、質量は約110gとなる。
再生できる音声フォーマットはATRAC3plusとATRAC3のみ。ATRAC3plusでは、20GB HDDに最大約13,000曲の楽曲を記録できる。PCから本機への楽曲データの転送には、音楽管理ソフト「SonicStage Ver.2.1」を使用する。同ソフトではATRAC3plusとATRAC3に加え、WAV/MP3/WMAのデータも管理できるが、NW-HD1に転送する際にはATRAC3形式に変換される。ただし、著作権で保護されたWMAファイルは変換、転送を行えない。
「SonicStage Ver.2.1」では、大量の曲を<簡単・快適>に転送できる「自動転送」機能も搭載。本体を接続すると、パソコンの「マイライブラリ」上の未転送の曲を自動検知しリストアップ。クリック操作で簡単に転送できる。USB2.0での高速転送も行える。
著作権管理技術には、新開発した「ATRAC AD(ATRAC Audio Device)」規格を採用。対応機器に与えられた固有情報に基づいてPCとの間で機器認証を行い、OpenMGで暗号化されたままの音楽データを転送・記録する。これにより、国内では「Mora」、海外では「Connect Music Store」などの音楽配信サイトで提供されている楽曲もHDDに転送できる。ソニーでは、このATRAC AD規格を他社にライセンスすることも検討している。
本機の大きな特徴は、「耐衝撃ダンパー」と「Gセンサー(重力加速度センサー)」を搭載し、HDDを衝撃から守ることができる点。「Gセンサー」では、本体の縦、横、奥行きの3方向への重力加速度を監視し、本体の落下を検知した際にHDD上からヘッドを瞬時に退避させる。センサーは基板上に搭載し、HDDの動作を制御するファームウェアなども自社開発した。ただし、楽曲再生時には最長25分間のデータをメモリー上に蓄えているので、衝撃を受けたときにHDDが動いていない場合も多い。その時は「耐衝撃ダンパー」が効力を発揮する。
ソニー製品らしくスタミナにもこだわった。新開発の低消費電力回路を採用し、約30時間の長時間連続再生を実現した。
液晶ディスプレイはモノクロ1.5インチ。その脇に十字キーを装備し、片手で簡単に本体操作が可能。曲を検索する際は、まず本体上部のMODEボタンで「Artist」「Album」「Genre」など検索モードを切り換える。さらに十字キーを操作することで、聴きたい曲やアルバムをスピーディに選択することができる。
クレードルも付属する。USB端子とDC入力端子を搭載し、本体の充電が可能。ただしUSBバスパワーでの充電はできない。急速充電にも対応しており、1時間で約80%、3時間でフル充電が可能。
本機をPCの外部ストレージ機器として使用可能。特別な書き込み用のソフトウエアを使わずに、ドラッグ&ドロップの簡単な操作で、データのコピーが行える。
再生時には、臨場感豊かな音場をヘッドホンで再現する「VPT(バーチャルホンテクノロジー)アコースティックエンジン」と「6バンドイコライザ」搭載。さらに様々な再生方法が楽しめる多彩なプレイモード機能も装備している。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311(ナビダイヤル)
(Phile-web編集部)
関連リンク
トピック
- ブランドSONY
- 型番NW-HD1
- 発売日2004年7月10日
- 価格\OPEN(予想実売価格53,000円前後)
【SPEC】
●記録媒体:内蔵1.8インチハードディスク ●記録容量:20GB ●音声圧縮方式:ATRAC3plus/ATRAC3 ●電源:ACパワーアダプター(付属)、内蔵リチャージャブル・リチウムイオンバッテリー ●充電時間:約3時間(完全充電) ●電池持続時間(連続再生時):約30時間(ATRAC3plus 48kbpsモード時)、約27時間(ATRAC3plus 64kbpsモード時) ●本体寸法:89.0W×62.1H×13.8Dmm(最薄部12.6mm)※突起含まず ●質量:約110g(内蔵充電池含む)
●記録媒体:内蔵1.8インチハードディスク ●記録容量:20GB ●音声圧縮方式:ATRAC3plus/ATRAC3 ●電源:ACパワーアダプター(付属)、内蔵リチャージャブル・リチウムイオンバッテリー ●充電時間:約3時間(完全充電) ●電池持続時間(連続再生時):約30時間(ATRAC3plus 48kbpsモード時)、約27時間(ATRAC3plus 64kbpsモード時) ●本体寸法:89.0W×62.1H×13.8Dmm(最薄部12.6mm)※突起含まず ●質量:約110g(内蔵充電池含む)