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公開日 2004/09/24 20:04
≪山之内正のインターナショナル2004レポート≫マランツが提案する「OPSODIS」とは?
●今年のマランツのブースでは、例年とは趣向を変えて興味深い技術発表を中心にデモンストレーションを行っている。製品としてはB&Wから発表されてまもないフラット型スピーカーの音を確認することができる。実際にプラズマテレビと組み合わせてセッティングしているため、導入時のイメージがわかるなど、購入を検討している人には嬉しい内容である。
技術発表の中身は、OPSODIS(Optimal Source Distribution Technology)と呼ばれる立体音響技術である。バイノーラル録音の原理を利用しながら独自の再生処理技術を適用し、スピーカーシステムから自然な3次元立体音響を再現できることが大きな特徴とされ、会場では雷の音で音の高さを表現しているほか、蚊が飛ぶ音で近接音の再生が体験できる。
いずれも驚くほどリアルで、思わず身体を動かしてしまうほど。スピーカーは「Nautilus 801」を低域、中域、高域各モジュールに分解して鳴らしているが、この珍しい再生方法も一見の価値がある。同技術は鹿島建設と英国のサザンプトン大学音響技術研究所が開発し、マランツが製品化を受け持つ。2005年春以降、ホームシアターに応用した製品をマランツが順次用意していくという。人数限定だが数分間のショートデモンストレーションなので、ぜひ体験してみることをお薦めしたい。
(山之内 正/TADASHI YAMANOUCHI)
tias2004report
技術発表の中身は、OPSODIS(Optimal Source Distribution Technology)と呼ばれる立体音響技術である。バイノーラル録音の原理を利用しながら独自の再生処理技術を適用し、スピーカーシステムから自然な3次元立体音響を再現できることが大きな特徴とされ、会場では雷の音で音の高さを表現しているほか、蚊が飛ぶ音で近接音の再生が体験できる。
いずれも驚くほどリアルで、思わず身体を動かしてしまうほど。スピーカーは「Nautilus 801」を低域、中域、高域各モジュールに分解して鳴らしているが、この珍しい再生方法も一見の価値がある。同技術は鹿島建設と英国のサザンプトン大学音響技術研究所が開発し、マランツが製品化を受け持つ。2005年春以降、ホームシアターに応用した製品をマランツが順次用意していくという。人数限定だが数分間のショートデモンストレーションなので、ぜひ体験してみることをお薦めしたい。
(山之内 正/TADASHI YAMANOUCHI)
tias2004report