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公開日 2004/12/20 12:22
ソニー、液晶・リアプロに事業展開を集中 プラズマ撤退はせず
●本日、日本経済新聞など複数のメディアで、ソニー(株)がプラズマテレビから撤退する方針であるという旨の報道があった。2005年春にも撤退を行い、薄型テレビは液晶テレビに集中、北米などではリアプロジェクションテレビにも力を入れるという内容だ。
この報道に関して同社広報センターは、「当社は、平面テレビ事業に関しては今後も液晶、リアプロジェクションテレビに集中して事業展開を進めてまいります。プラズマテレビに関しても製造・販売を継続いたします」とのコメントを発表している。
この文章で気になるのは、「今後も液晶、リアプロジェクションテレビに集中して」のくだり。これまで同社は、液晶テレビだけでなくプラズマにも力を入れ、WEGAシリーズの一翼を担う存在として市場にアピールしてきた。いわば、プラズマ、液晶、リアプロの全方位展開で薄型テレビ戦略を進めてきたはずだ。「液晶、リアプロジェクションに集中する」との同社のコメントは、この現在の商品政策の転換を意味する。「製造・販売を継続」をするとは言うものの、同社の戦略におけるプラズマテレビの重要性が弱まっているのは確かなようだ。
(Phile-web編集部)
この報道に関して同社広報センターは、「当社は、平面テレビ事業に関しては今後も液晶、リアプロジェクションテレビに集中して事業展開を進めてまいります。プラズマテレビに関しても製造・販売を継続いたします」とのコメントを発表している。
この文章で気になるのは、「今後も液晶、リアプロジェクションテレビに集中して」のくだり。これまで同社は、液晶テレビだけでなくプラズマにも力を入れ、WEGAシリーズの一翼を担う存在として市場にアピールしてきた。いわば、プラズマ、液晶、リアプロの全方位展開で薄型テレビ戦略を進めてきたはずだ。「液晶、リアプロジェクションに集中する」との同社のコメントは、この現在の商品政策の転換を意味する。「製造・販売を継続」をするとは言うものの、同社の戦略におけるプラズマテレビの重要性が弱まっているのは確かなようだ。
(Phile-web編集部)