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公開日 2005/02/17 09:04
ボーズのサラウンドシステムが進化:「3・2・1」「Lifestyle」に新シリーズが登場
ボーズ(株)がフロントサラウンドシステム「3・2・1シリーズ」およびホームシアターシステム「LifeStyleシリーズ」の新たなラインナップを発表した。
■「3・2・1 GS Series II」/2005年3月21日発売/\188,790(税込)
■「3・2・1 Series II」/2005年3月21日発売/\157,290(税込)
ボーズが2002年に発表した「3・2・1」は、前方2本のスピーカーだけで迫力のホームシアターサラウンドを実現する画期的な商品として、日本国内でもフロントサラウンドシステムという新たなジャンルをつくりだしたヒットモデルとなった。今回ハイグレードモデルである「3・2・1 GS」とともに、「シリーズII」へと進化する。
上位機種となる「3・2・1 GS Series II」は、ネオジウムマグネットを採用した手のひらサイズのジュエルアレイ・スピーカーを2本に、ベースモジュールとスリムなメディアセンターで構成されるコンポーネント。それぞれが専用のケーブルでかんたんにつなげてセットアップできる仕様は、前シリーズを継承した利便性を高めている。
今回はボーズ独自のデジタルサラウンドプロセッサー「TrueSpace」のDSPエンジンもチューンアップされ、2つのスピーカーによるサラウンド感もより自然でリアルな表現力を獲得している。イコライザー等の統合アルゴリズムも見直され、最大音圧が拡大されたところも進化の大きなポイントだ。
メディアセンターは静音化と低発熱化を実現しながら、アンプ部をベースモジュールへ移行させたことにより前シリーズよりも一層のスリム化を実現した。DVDプレーヤー部はプログレッシブ再生に対応し、DTS/DolbyDigitalのデコード以外にも地デジ放送のデジタル音声方式であるMPEG-2 AACやステレオでも5.1ch再生を可能にするBoseDigitalフォーマットのデコードを可能にした。ベースモジュールにはボーズ独自の低音再生技術を採用し、迫力の重低音とクリアな音質を両立させた。
ジュエルアレイ・スピーカーには最上級の素材であるネオジウムマグネットを採用。2本のスピーカーに合計4つのユニットを配置し、超小型のサイズながら高音質と迫力ある再生を実現している。
新しいリモコンは、ボタン数の数を最小限に抑え操作性を高めたほか、本製品に接続した他の機器についても操作ができるようになった。GUIはアイコン式のメニューによる直感的な操作が可能になっている。
各機器のインストールについては、強化ガラスベース採用のフロアスタンドやテーブルスタンドなど豊富なオプションと併せ、インテリアと調和した設置が可能だ。
スタンダードモデルの「3・2・1 Series II」は上位機種と同様、新たなサラウンドアルゴリズムを採用した「TruSpace」DSPを搭載し、音楽・映画にいっそうリアルで奥行きのある表現を可能にしている。1本のスピーカーに2つのユニットを内蔵したコンパクトサイズのイメージアレイスピーカーが、大型スピーカー並みの迫力で楽しませる。本製品でも、DVDプレーヤー部のプログレッシブ対応や、MPEG-2 AACのデコード対応を実現している。
■「Lifestyle 48」/2005年4月上旬発売/\499,800(税込)
■「Lifestyle 18 Series II」/2005年3月21日発売/\249,900(税込)
1990年の登場以来、ボーズのサラウンドホームシアターシステムにおける定番ヒットモデルとして人気を集めている「LS(Lifestyle)シリーズ」も、今回さらなる進化を遂げた。
新シリーズには、すべての住環境での理想的な音楽再生クオリティを実現するため、ボーズが40年かけて育んできた「Bose Target Curve」技術が活かされている。主な音声を再生する5本のジュエルキューブ・スピーカーには、ネオジウムマグネットを採用。超小型サイズながら大型スピーカーにも劣らないクオリティ・サウンドを実現している。さらに低音再生を受け持つベースモジュールと併せ、ボーズ独自のデジタル自動音場補正システムである「ADAPTiQ」や、モノラルでもステレオでも、デジタル5.1ch再生を可能にする「BoseDigital」などの技術により、スピーカーの設置位置や部屋の影響などの制約を受けることなく、心地よいサラウンドを楽しむことができる。
メディアセンター部はDVD/CDプレーヤーとチューナーを内蔵。DVDのプログレッシブ再生に対応したほか、MPEG-2 AACのデコード機能も搭載する。付属のリモコンはボタン数を抑え、さらには本製品に接続した他の機器の操作も可能にした。GUIもアイコンによる直感的なメニュー操作を取り入れている。
さらに今回、上位機種の「LS-48」には、ボーズの独自開発によるインテリジェント・ミュージックシステム「uMusic」が搭載された。本システムには、メディアセンター部に搭載したハードディスクにおよそCD 350枚ぶんの楽曲をストックできる。楽曲データはMP-3方式でハードディスクに転送され、ビットレートの変更はできないが充分に高品位な音質が楽しめる高いレート設定で固定されているという。CDから楽曲を保存する際には、タイトルのフットプリント情報をメディアセンターの音楽データベース(CDDB)とマッチングさせ、音楽ライブラリーを構築する。ライブラリーの中味は「ジャンル」「アーティスト」「アルバム名」「トラック名」など分類され、再生時には視認性の高いGUIから簡単に検索することができる。音楽データベースの更新については、ボーズからのディスクによるサービスが計画されているが、その開始時期については機会をみてスタートされる模様だ。
さらに本システムでは、ユーザーの好みを学習して自動的に視聴時に最適な楽曲を選んでくれる「uMusicストレージ機能」を搭載してる。本機能では通常のジュークボックス機能と異なり、「この曲を聴きたいのだろう」というユーザーの気持ちを本機が察して再生する「マシン・インテリジェンス」を実現しており、ランダム再生中のユーザーの操作履歴を評価したり、またはユーザーがマニュアルで楽曲の好みを「プラス」と「マイナス」で評価することによって、本機がユーザーの好みを次第に学習していくというものである。ランダム再生のプリセットは9つまで設定することができるので、この機能を成長させていくことによって、ユーザーの好みや、家族それぞれに好みの楽曲をストアーしたプリセットをつくって楽しむこともできる。
スタンダードモデルの「LS-18 Series II」は、前モデル「LS-18」のクオリティ、性能に更なる磨きをかけた。独自のデジタル自動音場補正システム「ADAPTiQ」をし、専門的な知識を必要とせずに、簡単に最良のサラウンド環境をセットアップできる。メディアセンターには最新型のDSPを採用し、MPEG-2 AACのデコーダーも搭載された。
なお、この度発表された新製品4モデルのスピーカーを自由にレイアウトできる専用スピーカースタンドも3月21日に発売される。本製品も合わせた快適なホームシアターライフをおすすめしたい。
■「GFS-20(B/S)」(トールタイプ)/\15,750(ペア)
■「GTS-20(B/S)」(ショートタイプ)/\3,570(1本)
【問い合わせ先】
ボーズ(株)インフォメーションセンター
TEL/03-5489-0955
(Phile-web編集部)
■「3・2・1 GS Series II」/2005年3月21日発売/\188,790(税込)
■「3・2・1 Series II」/2005年3月21日発売/\157,290(税込)
ボーズが2002年に発表した「3・2・1」は、前方2本のスピーカーだけで迫力のホームシアターサラウンドを実現する画期的な商品として、日本国内でもフロントサラウンドシステムという新たなジャンルをつくりだしたヒットモデルとなった。今回ハイグレードモデルである「3・2・1 GS」とともに、「シリーズII」へと進化する。
上位機種となる「3・2・1 GS Series II」は、ネオジウムマグネットを採用した手のひらサイズのジュエルアレイ・スピーカーを2本に、ベースモジュールとスリムなメディアセンターで構成されるコンポーネント。それぞれが専用のケーブルでかんたんにつなげてセットアップできる仕様は、前シリーズを継承した利便性を高めている。
今回はボーズ独自のデジタルサラウンドプロセッサー「TrueSpace」のDSPエンジンもチューンアップされ、2つのスピーカーによるサラウンド感もより自然でリアルな表現力を獲得している。イコライザー等の統合アルゴリズムも見直され、最大音圧が拡大されたところも進化の大きなポイントだ。
メディアセンターは静音化と低発熱化を実現しながら、アンプ部をベースモジュールへ移行させたことにより前シリーズよりも一層のスリム化を実現した。DVDプレーヤー部はプログレッシブ再生に対応し、DTS/DolbyDigitalのデコード以外にも地デジ放送のデジタル音声方式であるMPEG-2 AACやステレオでも5.1ch再生を可能にするBoseDigitalフォーマットのデコードを可能にした。ベースモジュールにはボーズ独自の低音再生技術を採用し、迫力の重低音とクリアな音質を両立させた。
ジュエルアレイ・スピーカーには最上級の素材であるネオジウムマグネットを採用。2本のスピーカーに合計4つのユニットを配置し、超小型のサイズながら高音質と迫力ある再生を実現している。
新しいリモコンは、ボタン数の数を最小限に抑え操作性を高めたほか、本製品に接続した他の機器についても操作ができるようになった。GUIはアイコン式のメニューによる直感的な操作が可能になっている。
各機器のインストールについては、強化ガラスベース採用のフロアスタンドやテーブルスタンドなど豊富なオプションと併せ、インテリアと調和した設置が可能だ。
スタンダードモデルの「3・2・1 Series II」は上位機種と同様、新たなサラウンドアルゴリズムを採用した「TruSpace」DSPを搭載し、音楽・映画にいっそうリアルで奥行きのある表現を可能にしている。1本のスピーカーに2つのユニットを内蔵したコンパクトサイズのイメージアレイスピーカーが、大型スピーカー並みの迫力で楽しませる。本製品でも、DVDプレーヤー部のプログレッシブ対応や、MPEG-2 AACのデコード対応を実現している。
■「Lifestyle 48」/2005年4月上旬発売/\499,800(税込)
■「Lifestyle 18 Series II」/2005年3月21日発売/\249,900(税込)
1990年の登場以来、ボーズのサラウンドホームシアターシステムにおける定番ヒットモデルとして人気を集めている「LS(Lifestyle)シリーズ」も、今回さらなる進化を遂げた。
新シリーズには、すべての住環境での理想的な音楽再生クオリティを実現するため、ボーズが40年かけて育んできた「Bose Target Curve」技術が活かされている。主な音声を再生する5本のジュエルキューブ・スピーカーには、ネオジウムマグネットを採用。超小型サイズながら大型スピーカーにも劣らないクオリティ・サウンドを実現している。さらに低音再生を受け持つベースモジュールと併せ、ボーズ独自のデジタル自動音場補正システムである「ADAPTiQ」や、モノラルでもステレオでも、デジタル5.1ch再生を可能にする「BoseDigital」などの技術により、スピーカーの設置位置や部屋の影響などの制約を受けることなく、心地よいサラウンドを楽しむことができる。
メディアセンター部はDVD/CDプレーヤーとチューナーを内蔵。DVDのプログレッシブ再生に対応したほか、MPEG-2 AACのデコード機能も搭載する。付属のリモコンはボタン数を抑え、さらには本製品に接続した他の機器の操作も可能にした。GUIもアイコンによる直感的なメニュー操作を取り入れている。
さらに今回、上位機種の「LS-48」には、ボーズの独自開発によるインテリジェント・ミュージックシステム「uMusic」が搭載された。本システムには、メディアセンター部に搭載したハードディスクにおよそCD 350枚ぶんの楽曲をストックできる。楽曲データはMP-3方式でハードディスクに転送され、ビットレートの変更はできないが充分に高品位な音質が楽しめる高いレート設定で固定されているという。CDから楽曲を保存する際には、タイトルのフットプリント情報をメディアセンターの音楽データベース(CDDB)とマッチングさせ、音楽ライブラリーを構築する。ライブラリーの中味は「ジャンル」「アーティスト」「アルバム名」「トラック名」など分類され、再生時には視認性の高いGUIから簡単に検索することができる。音楽データベースの更新については、ボーズからのディスクによるサービスが計画されているが、その開始時期については機会をみてスタートされる模様だ。
さらに本システムでは、ユーザーの好みを学習して自動的に視聴時に最適な楽曲を選んでくれる「uMusicストレージ機能」を搭載してる。本機能では通常のジュークボックス機能と異なり、「この曲を聴きたいのだろう」というユーザーの気持ちを本機が察して再生する「マシン・インテリジェンス」を実現しており、ランダム再生中のユーザーの操作履歴を評価したり、またはユーザーがマニュアルで楽曲の好みを「プラス」と「マイナス」で評価することによって、本機がユーザーの好みを次第に学習していくというものである。ランダム再生のプリセットは9つまで設定することができるので、この機能を成長させていくことによって、ユーザーの好みや、家族それぞれに好みの楽曲をストアーしたプリセットをつくって楽しむこともできる。
スタンダードモデルの「LS-18 Series II」は、前モデル「LS-18」のクオリティ、性能に更なる磨きをかけた。独自のデジタル自動音場補正システム「ADAPTiQ」をし、専門的な知識を必要とせずに、簡単に最良のサラウンド環境をセットアップできる。メディアセンターには最新型のDSPを採用し、MPEG-2 AACのデコーダーも搭載された。
なお、この度発表された新製品4モデルのスピーカーを自由にレイアウトできる専用スピーカースタンドも3月21日に発売される。本製品も合わせた快適なホームシアターライフをおすすめしたい。
■「GFS-20(B/S)」(トールタイプ)/\15,750(ペア)
■「GTS-20(B/S)」(ショートタイプ)/\3,570(1本)
【問い合わせ先】
ボーズ(株)インフォメーションセンター
TEL/03-5489-0955
(Phile-web編集部)
関連リンク
トピック
- ブランドBOSE
- 型番3・2・1 GS Series II
- 発売日2005年3月21日
- 価格\188,790(税込)
【SPEC】<ジュエルアレイ・スピーカー(防磁型)>●ユニット構成:5.0cmドライバー×2(1本あたり) ●外形寸法:142W×66H×107Dmm ●質量:440g(1本) ●カラー:シルバー <ベースモジュール(非防磁型)>●ユニット構成:13.0cmウーファー×1 ●外形寸法:222W×367H×485Dmm ●質量:12.0kg ●最大消費電力:300W <メディアセンター部>●音声入力:アナログ/デジタル×3系統 ●映像入力:コンポジット×1、S×1 ●映像出力:コンポジット×1、S×1、コンポーネント×1 ●外形寸法:349W×83H×254Dmm ●質量:3.0kg(1本) ●内蔵デコーダー:DTS/DolbyDigital/MPEG-2 AAC/BoseDigital/MP3/PCM
- ブランドBOSE
- 型番3・2・1 Series II
- 発売日2005年3月21日
- 価格\157,290(税込)
【SPEC】<イメージアレイ・スピーカー(防磁型)>●ユニット構成:6.0cmドライバー×2(1本あたり) ●外形寸法:200W×88H×136Dmm ●質量:1.2kg(1本) ●カラー:ブラック <ベースモジュール(非防磁型)>●ユニット構成:13.0cmウーファー×1 ●外形寸法:222W×367H×485Dmm ●質量:12.0kg ●最大消費電力:300W <メディアセンター部>●音声入力:アナログ/デジタル×3系統 ●映像入力:コンポジット×1、S×1 ●映像出力:コンポジット×1、S×1、コンポーネント×1 ●外形寸法:349W×83H×254Dmm ●質量:3.0kg(1本) ●内蔵デコーダー:DTS/DolbyDigital/MPEG-2 AAC/BoseDigital/MP3/PCM
- ブランドBOSE
- 型番LS-48
- 発売日2005年3月21日
- 価格\499,800(税込)
【SPEC】<サテライトスピーカー(防磁型)>●ユニット構成:5.0cmドライバー×2(1本あたり) ●外形寸法:57W×113H×83Dmm ●質量:350g(1本) ●カラー:シルバー <ベースモジュール(非防磁型)> ●ユニット構成:13.0cmウーファー×2 ●外形寸法:206W×409H×634Dmm ●質量:17.5kg/内蔵アンプ部 ●消費電力:350W <メディアセンター> ●外形寸法:399W×94H×292Dmm ●質量:4.5kg ●最大消費電力:65W プリアンプ部/●音声入力:アナログ/デジタル(同軸/光)×4 ●音声出力:アナログ/デジタル×1 ●映像入力:コンポジット×1、S端子×1 ●映像出力:コンポジット×1、S端子×1、コンポーネント×1 DVD/CDプレーヤー部/●内蔵デコーダー:DTS/DolbyDigital/MPEG-2 AAC/BoseDigital/MP3/PCM
- ブランドBOSE
- 型番LS-18 Series II
- 発売日2005年3月21日
- 価格\249,900(税込)
【SPEC】<サテライトスピーカー(防磁型)>●ユニット構成:6.0cmドライバー×1(1本あたり) ●外形寸法:78W×78H×104Dmm ●質量:550g(1本) ●カラー:ブラック <ベースモジュール(非防磁型)> ●ユニット構成:13.0cmウーファー×2 ●外形寸法:206W×409H×634Dmm ●質量:17.5kg/内蔵アンプ部 ●消費電力:350W <メディアセンター> ●外形寸法:399W×94H×292Dmm ●質量:4.5kg ●最大消費電力:65W プリアンプ部/●音声入力:アナログ/デジタル(同軸/光)×4 ●音声出力:アナログ/デジタル×1 ●映像入力:コンポジット×1、S端子×1 ●映像出力:コンポジット×1、S端子×1、コンポーネント×1 DVD/CDプレーヤー部 ●内蔵デコーダー:DTS/DolbyDigital/MPEG-2 AAC/BoseDigital/MP3/PCM