• ブランド
    特設サイト
公開日 2005/07/13 18:03

パイオニア、ヨーロッパデザインの5.1chスピーカー「ユーロシリーズ」

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パイオニア(株)は、ヨーロッパで活躍するデザイナー、スティーブ・セネスカット氏がデザインした5.1chスピーカー「ユーロシリーズ」を8月下旬から発売する。

製品の型番と価格は以下の通り。

スピーカーシステム「S-EU5TB」 ¥28,350/1本
スピーカーシステム「S-EU5CR」※ ¥25,200/1セット
スピーカーシステム「S-EU5BS-LR」 ¥15,750/ペア
パワードサブウーファー「S-EW5」 ¥37,800/1本
スピーカースタンド「CP-EU5」 ¥10,500/ペア
※「S-EU5BS-LR」にセンタースピーカーをつけたセット商品

「S-EU5TB」

「S-EU5CR」

「S-EU5BS-LR」


「S-EW5」

「CP-EU5」(スピーカーは別売り)

デザインを手がけるスティーブ・セネスカット氏は1976年、フランス トゥルーズ生まれ。パリ在住で、Beaux arts(フランスで最も権威があるといわれているアートスクール)にて工業デザインを学んだ。ヨーロッパ向けのパイオニアスピーカーのデザインを手がけている。

パイオニアが今回セネスカット氏を起用し、デザインに力を入れた背景には、「国内におけるインテリア市場は、シンプルでモダンなヨーロッパデザインを取り入れるトレンドが顕著になってきている」という同社の認識がある。

スピーカーは、トールボーイ型スピーカー「S-EU5TB」、センター&リアスピーカー「S-EU5CR」、ブックシェルフ型スピーカー「S-EU5BS-LR」、パワードサブウーファー「S-EW5」の4製品。ほかにブックシェルフ用のスピーカースタンド「CP-EU5」も用意される。

5.1chを組むためには「S-EU5TB」×2本、「S-EU5CR」、「S-EW5」を購入すればよく、合計価格は119,700円。手ごろな価格でマルチチャンネルシステムを実現できる。

「S-EU5TB」「S-EU5CR」「S-EU5BS-LR」の3モデルは、クラス初となるラウンドフォルムエンクロージャーを採用。同社は「手頃な価格帯でラウンドフォルムを採用したのは初」と説明する。音の流れをスムースに回折させるとともに強度を向上し、なおかつ内部定在波の発生を抑える効果がある。

ウーファーユニットは、グラスファイバーコーンを振動板に採用して強度を高めた。またトゥイーターにはネオジウムマグネットを搭載している。

上記の特徴に加え、トールボーイ「S-EU5TB」は、ウーファー2個のあいだにトゥイーターを配置する仮想同軸方式のスピーカーレイアウトを採用。あたかもワンポイントからのフルレンジ再生をしているような音場表現が可能になる。

さらに「S-EU5TB」には、磁気回路の磁束の分布を上下対称にするLDMC(リニア・ドライブ・マグネティック・サーキット)も採用。優れた振動リニアリティを実現する。また、スピーカー端子はバイワイヤリング対応で金メッキ仕上げとなる。

サブウーファー「S-EW5」は、200Wのアンプを搭載。新開発の20cmウーファーユニットを装備する。

音設計を施した拡散板をウーファーユニットの前にレイアウトする、新開発 “アブソーブディフューザー”を搭載。スムースなレスポンスで水平方向360°に音を放射し、クリアで上質な重低域を再生するという。この機構は特許出願中とのこと。

サブウーファー内のクロスオーバーフィルターが発生する位相の乱れを解決するフィルタースルー設計を採用。オートスタンバイ機能も備えている。

【問い合わせ先】
パイオニア(株)
TEL/0070-800-8181-22

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックを見る
  • ブランドPIONEER
  • 型番上記参照
  • 発売日2005年8月下旬
  • 価格上記参照
【SPEC】

<S-EU5TB>
●型式:位相反転式フロア型、防磁設計(JEITA) ●スピーカー構成:ウーファー →14cmコーン型×2、トゥイーター→2.5cmドーム型 ●インピーダンス:8Ω ●再生周波数帯域:40Hz〜20kHz ●出力音圧レベル:87dB ●最大入力:130W ●外形寸法:195W×1,032H×289Dmm ●質量:13.4kg

<S-EU5CR>
●型式:密閉式ブックシェルフ型、防磁設計(JEITA) ●スピーカー構成:ウーファー→センター:10cmコーン型×2、リア→10cmコーン型、トゥイーター→2.5cmドーム型(センター&リア) ●インピーダンス:8Ω ●再生周波数帯域:センター→70Hz〜20kHz、リア→80Hz〜20kHz ●出力音圧レベル:センター→86dB、リア→84dB ●最大入力:130W ●外形寸法:センター→381W×130H×153Dmm、リア→130W×203H×153Dmm ●質量:センター→3.4kg、リア→1.9kg

<S-EU5BS-LR>
●型式:密閉式ブックシェルフ型、防磁設計(JEITA) ●スピーカー構成:ウーファー→10cmコーン型、トゥイーター→2.5cmドーム型 ●インピーダンス:8Ω ●再生周波数帯域:80Hz〜20kHz ●出力音圧レベル:84dB ●最大入力:130W ●外形寸法 :130W×203H×153Dmm ●質量:1.9kg

<S-EW5>
●型式:バスレフ方式フロア型 ●スピーカー構成:ウーファー 20cmコーン型 ●再生周波数帯域:27Hz〜1kHz ●実用最大出力:100W(JEITA、100Hz、10%、6Ω) ●最大出力:200W(PEAK) ●位相切り替え:0°/180° ●オートスタンバイ:ON/OFF切り替え有り ●外形寸法:350W×410H×397Dmm ●質量:17.9kg ●防磁:低磁気漏洩タイプ
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードプレーヤーは “2強” テクニクス「SL-1500C」&デノン「DP-3000NE」がつばぜり合い<ハイファイオーディオ売れ筋ランキング10月>
2 評論家も驚く実力派サウンドバーがこの価格? JBL「BAR 1000/800」がAmazonブラックフライデーで激安!
3 【プロレビュー有】老舗デノンの技術が結集! “音が良いサウンドバー”代表選手「DHT-S218」の魅力に迫る!
4 Amazonブラックフライデー、Shanlingの多機能プレーヤー・iBassoのUSB-DAC/アンプも狙い目
5 Hey! Say! JUMP、全曲サブスク解禁。最新アルバム「H+」含む全349曲が聴き放題に
6 独自技術を結集したPolk Audioの最高峰「R700」に迫る徹底レビュー
7 Bang & Olufsen、ANCを強化した完全ワイヤレスイヤホン「Beoplay Eleven」
8 【レビューあり】「ビクター史上、最高傑作」から高コスパ機まで。どれを買うべき?ビクター製イヤホン2024年モデル総まとめ
9 「Sonos Ace」レビュー。美しいデザインに高いノイキャン性能、そして音質…完成度の高さにVGP審査員が唸った
10 「今、売れているオーディオアクセサリー」<売れ筋ランキング10月 番外編>
11/28 10:35 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX