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公開日 2007/09/02 12:17
<IFA2007レポート:ヤマハ>AVアンプ「Z11」の11.2ch再生や最新YSPのデモを展開
ヤマハのブースにはAVアンプのフラグシップモデル「DSP-Z11」が展示され、11.2ch再生デモも行っている。
■11.2ch対応AVアンプ「DSP-Z11」は欧州で12月に発売
ヤマハAVアンプの新しい顔となるフラグシップモデル「DSP-Z11」がIFA2007会場にお目見えした。今回はブース内に特設視聴室を設け、DTS-HDのデモソフトを使った11.2ch環境でのデモを行っている。欧州のコンシューマー向けに本機のサウンドが紹介される機会は当然これが初めてだ。「DSP-Z11」は出力140W×7ch+50W×4chの11.2ch対応アンプ。HDMI 1.3a端子は入力5/出力2系統を装備。ドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audioなど、ロスレスサラウンドフォーマットのデコーダーも搭載する。映像関連では、Deep Colorや120Hz/24Hzの映像入力、オートリップシンクなどにも対応する。また、アナログ/HDMIの映像入力は、1080pへのアップスケーリングと480pへのダウンスケーリングが行える。
音声処理回路に採用された「CINEMA DSP HD3」も特徴のひとつ。CINEMA DSPエンジンを4基使用し、ロスレス音声のデコードなどを高精度に行う。また、空間の高さ方向の表現力を高める「3Dモード」も採用。通常のヘッドホンでサラウンド再生が行える「SILENT CINEMA」機能や、前方スピーカーだけで疑似サラウンドが楽しめる「Virtual CINEMA DSP」機能も搭載したほか、イーサーネットでPCと接続し、MP3/WMA/WAVなどのファイル再生も可能だ。
欧州での発売時期は今年の12月を予定。価格は5,500ユーロになる見込みだ。
■新YSPシリーズによるライフスタイル展示
薄型テレビ時代のスマートなホームシアターシステムとして、欧州でのYSPシリーズの人気は高い。今年もそのデモ展示に大勢の来場者が詰め掛けている。その音質や使い勝手、設置性能の高さなど、2箇所の特設コーナーを設け紹介している。YSP-4000のラック一体型モデル「YSP-LC4000」に、推奨サブウーファー「YST-FSW150/FSW100」を組み合わせて再生を行っていた。スタンダードモデルのYSP-3000も展示されている。
■ヤマハの高音質HiFiが復活! Soavoシリーズとセパレートシステムの展示
ヤマハの新しい本格派セパレートシステムとなる、プレーヤー「CD-S2000」、プリメインアンプ「A-S2000」が欧州で初めて公開された。「CD-S2000」は、SACD/CDの再生に対応するプレーヤー。アナログオーディオ出力はXLR/RCAの両方を備える。「A-S2000」は95W×2の出力を実現したプリメインアンプ。XLR/RCA両方のオーディオ入力を備え、CD-S2000とのベストマッチを実現している。価格はCD-S2000が1,299ユーロ、A-S2000が1,549ユーロで、いずれも11月から12月頃に欧州で発売を予定している。日本国内での発売も期待される。本日取材時に訪れたのデモでは、同社のスピーカーシステムSoavo-2を使った試聴が行われていた。
■USBスピーカーなどデスクトップオーディオの新製品
デスクトップオーディオの新製品も複数展示されている。デスクトップスピーカー「NX-A01(89ユーロ)」「NX-U10」(139ユーロ)は、USBバスパワーでの大出力を実現したPC用スピーカー。縦型のデスクトップスピーカー「NX-U02」(149ユーロ)も展示されている。
■その他、ヤマハの注力モデルが一堂に揃った
他にも日本で発表が行われている“PianoCraft”シリーズのオーディオシステムや、AVアンプ「DSP-AX3800/AX1800」の欧州モデルも展示され、注目を集めている。
他にもスタイリッシュなデザインのコンパクトオーディオシステム「TSX-100」を見つけることができた。本体にはCDプレーヤーが搭載されたほか、USBメモリーに保存したMP3/MAファイルの再生が可能。外部入力も設けられ、デジタルオーディオプレーヤーの接続にも幅広く対応する。FMラジオも搭載する。本体カラーは黒とシルバー、欧州での発売時期は12月を予定しており、価格は369ユーロ。日本国内での販売は今のところ明らかにされていない。
(Phile-web編集部・山本)
[IFA2007REPORT]
■11.2ch対応AVアンプ「DSP-Z11」は欧州で12月に発売
ヤマハAVアンプの新しい顔となるフラグシップモデル「DSP-Z11」がIFA2007会場にお目見えした。今回はブース内に特設視聴室を設け、DTS-HDのデモソフトを使った11.2ch環境でのデモを行っている。欧州のコンシューマー向けに本機のサウンドが紹介される機会は当然これが初めてだ。「DSP-Z11」は出力140W×7ch+50W×4chの11.2ch対応アンプ。HDMI 1.3a端子は入力5/出力2系統を装備。ドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audioなど、ロスレスサラウンドフォーマットのデコーダーも搭載する。映像関連では、Deep Colorや120Hz/24Hzの映像入力、オートリップシンクなどにも対応する。また、アナログ/HDMIの映像入力は、1080pへのアップスケーリングと480pへのダウンスケーリングが行える。
音声処理回路に採用された「CINEMA DSP HD3」も特徴のひとつ。CINEMA DSPエンジンを4基使用し、ロスレス音声のデコードなどを高精度に行う。また、空間の高さ方向の表現力を高める「3Dモード」も採用。通常のヘッドホンでサラウンド再生が行える「SILENT CINEMA」機能や、前方スピーカーだけで疑似サラウンドが楽しめる「Virtual CINEMA DSP」機能も搭載したほか、イーサーネットでPCと接続し、MP3/WMA/WAVなどのファイル再生も可能だ。
欧州での発売時期は今年の12月を予定。価格は5,500ユーロになる見込みだ。
■新YSPシリーズによるライフスタイル展示
薄型テレビ時代のスマートなホームシアターシステムとして、欧州でのYSPシリーズの人気は高い。今年もそのデモ展示に大勢の来場者が詰め掛けている。その音質や使い勝手、設置性能の高さなど、2箇所の特設コーナーを設け紹介している。YSP-4000のラック一体型モデル「YSP-LC4000」に、推奨サブウーファー「YST-FSW150/FSW100」を組み合わせて再生を行っていた。スタンダードモデルのYSP-3000も展示されている。
■ヤマハの高音質HiFiが復活! Soavoシリーズとセパレートシステムの展示
ヤマハの新しい本格派セパレートシステムとなる、プレーヤー「CD-S2000」、プリメインアンプ「A-S2000」が欧州で初めて公開された。「CD-S2000」は、SACD/CDの再生に対応するプレーヤー。アナログオーディオ出力はXLR/RCAの両方を備える。「A-S2000」は95W×2の出力を実現したプリメインアンプ。XLR/RCA両方のオーディオ入力を備え、CD-S2000とのベストマッチを実現している。価格はCD-S2000が1,299ユーロ、A-S2000が1,549ユーロで、いずれも11月から12月頃に欧州で発売を予定している。日本国内での発売も期待される。本日取材時に訪れたのデモでは、同社のスピーカーシステムSoavo-2を使った試聴が行われていた。
■USBスピーカーなどデスクトップオーディオの新製品
デスクトップオーディオの新製品も複数展示されている。デスクトップスピーカー「NX-A01(89ユーロ)」「NX-U10」(139ユーロ)は、USBバスパワーでの大出力を実現したPC用スピーカー。縦型のデスクトップスピーカー「NX-U02」(149ユーロ)も展示されている。
■その他、ヤマハの注力モデルが一堂に揃った
他にも日本で発表が行われている“PianoCraft”シリーズのオーディオシステムや、AVアンプ「DSP-AX3800/AX1800」の欧州モデルも展示され、注目を集めている。
他にもスタイリッシュなデザインのコンパクトオーディオシステム「TSX-100」を見つけることができた。本体にはCDプレーヤーが搭載されたほか、USBメモリーに保存したMP3/MAファイルの再生が可能。外部入力も設けられ、デジタルオーディオプレーヤーの接続にも幅広く対応する。FMラジオも搭載する。本体カラーは黒とシルバー、欧州での発売時期は12月を予定しており、価格は369ユーロ。日本国内での販売は今のところ明らかにされていない。
(Phile-web編集部・山本)
[IFA2007REPORT]