• ブランド
    特設サイト
公開日 2007/09/12 17:11

VW200の参考出品やサラウンドヘッドホン新モデルなどが登場 − ソニー「ディーラーコンベンション」詳報

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは本日、ディーラー向けの製品展示会「Sony Dealer Convention 2007」を開催。その中でBlu-ray Discレコーダーの発表会を行い、「X/L/T」の3シリーズ4機種を発表した(関連記事)。

展示会場には150を超える同社の最新製品を展示。テレビ、レコーダーにはじまり、オーディオ、カメラ、PCといった、あらゆるジャンルの製品が一堂に会した。本項では、初公開の製品や、注目度の高い製品にクローズアップしてその内容をご紹介する。


SXRDプロジェクター「VPL-VW200」


「VPL-VW200」は今のところ「参考出品」

専用リモコンはさらに改良する予定
先日米国で行われたCEDIA EXPO 2007で公開された「VPL-VW200」(関連記事)を「参考出品」として展示。「VPL-VW100」の後継となるフラグシップモデルだ。国内での発売日や価格は未定だが、米国での販売価格は$15,000。ブース説明員によれば「年内には発売したい」とのことだ。

一緒に展示された専用リモコンは高級感のあるデザインで、手に持つとずしりと重い。こちらもあくまで参考展示で、「手に馴染むよう、もう少し薄型化したい」(説明員)という。


ワイヤレスサラウンドヘッドホン「MDR-DS7000」


MDR-DS7000

デコーダー部

7.1ch再生の概要
本展示会で初公開されたサラウンドヘッドホン。7.1chのサラウンド再生に初めて対応したのが大きな特徴だ。11月10日発売予定で価格はオープン。30,000円前後での販売が予想される。

デコーダーを搭載した送信部と、レシーバーを内蔵したヘッド本部からなる本機は、伝送方式に2.4GHz無線方式を採用。他機器との干渉を防ぐため、任意のチャンネルを指定できるほか、自動でチャンネルを切り換えることもできる。入力端子に光デジタル2系統とアナログLR1系統を用意するほか、光デジタルのパススルー出力を1系統用意している。


側面に無線のチャンネル切り替えを用意

電波干渉防止のしくみ
デコーダー部は、新たにドルビープロロジックIIxに対応するとともに、同社の「新VPT(Virtualphones Technology)」を搭載。これにより、5.1chソースを7.1chに変換しヘッドホンで7.1chバーチャルサラウンドを楽しむことができるようになった。

また本機は、再生モードとして「Cinema」と「Game」の2モードを用意しており、コンテンツにあったサラウンド効果を楽しむことが可能だ。

ヘッド本部は、頭に装着すると自動的に電源が入る設計を採用。またハウジング脇には、入力切替やモード切り替え、電源のON/OFFなどを行えるボタンを装備しており、デコーダーから離れた位置からでも各種操作を行うことが可能だ。


ハイグレードHDMIケーブル「DLC-HD10/15/20/30/50HF」(1/1.5/2/3/5m)


平らなケーブルを採用した新モデル
こちらも初公開となるHDMIケーブル。より高品位な伝送を実現するために開発された新製品で、内部導線を横に並べることで、平型のケーブル形状となっているのが特徴。通常のケーブルに比べ折り曲げやすく、接続性を高めている。11月の発売を予定しており、価格は1mモデルで5,000円前後になる予定だという。


新サイバーショットの“笑顔自動撮影機能”


笑顔を検出して自動的にシャッターを切る
先日発表されたばかりのデジカメ“サイバーショット”「DSC-T200/T70」(関連ニュース)のブースでは、笑顔を検出し自動的にシャッターが切れる「スマイルシャッター」機能を体験することができた。

同機能を使用すると、まず被写体の顔を自動検出し、液晶モニター上の顔の位置に白い枠が表示される。この白い枠はカメラや被写体が動いても、自動追尾する設計となっている。そして被写体が笑顔を見せると、即座にシャッターが切られる。被写体が複数いる場合は、笑顔を撮影したい人の顔を液晶タッチパネル上で押すだけ。「笑顔でシャッターが切れるセルフタイマーとしても使います」(説明員)とのことだ。


筒型の無指向性スピーカー


スピーカーには見えない外観

青いイルミネーションが美しい
7月に銀座ソニービルで開催された「Sony Design×Master Craft Lombardia」展に出品された無指向性スピーカーを本展でも参考出品。

本製品は、トゥイーター、ミッドレンジ、ウーファーからなる3ウェイ構成のスピーカー。有機ガラスでできた透明の筒の部分がトゥイーターで、この筒自体が振動し音を発している。またそのすぐ下にはミッドレンジユニットを下向きに配置。最下部にウーファーユニットを下向きに装備しており、全てのユニットが無指向性の音声再生を行うよう設計されている。なお、黒い筒の部分の上部にはアンプを内蔵している。

商品化の予定はいまのところ未定だが、商用スペースなど、多くの人に音楽を届けるようなシチュエーションを想定して設計されているようだ。


その他の注目展示 写真レポート

1週間後に発売を控えたPSP-2000と専用ワンセグチューナーのデモ

PSP-2000の映像出力機能もアピール


ブラビアも全モデルを一斉に展示。写真はXシリーズ

話題のRollyももちろん登場。くるくると動き回り注目を集める


12月1日発売の“ロケフリ Home HD”のデモも実施




(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX