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公開日 2007/11/06 17:50
視聴ブース強化で感性に訴えかけるイベントに − 「A&Vフェスタ」記者発表会
先日お伝えしたとおり(関連ニュース)、(社)日本オーディオ協会は、「A&Vフェスタ2008」を2008年2月23日(土)・24日(日)・25日(月)にパシフィコ横浜・カンファレンスセンターで開催する。今回の開催コンセプトは「聴く、視る、実感する。“新しい”視聴体験空間」。過去55回の中で最も多くの視聴室を準備し、じっくりと音や映像を体験できる場を提供するという。本日、都内にて記者発表会が行われた。
今回発表されたイベントの概要は以下のとおり。
■開催日時:2008年2月23日〜25日
■会場:パシフィコ横浜 カンファレンスセンター
■参加出展社:51社・団体(11/6時点)
■予想来場者数:40,000人
記者発表会の冒頭、(社)日本オーディオ協会 会長の鹿井信雄氏が挨拶を行った。
鹿井氏は、「昨今、一般消費者の高級オーディオ離れというものが叫ばれている。また、テレビやインターネットの発達により、音情報に対する接し方が変わってきており、“音=画像の補助的役割のもの”という考え方をする人が増えてきた。しかし、若者を中心に流行しているDAP、ひいてはヘッドホンへの注目から、音質にこだわる人は増えてくるだろう」と発言。
続けて「これからのオーディオ業界の発展のためには、個人の感性との結びつきが必要だと考える。オーディオは製品をまず聴いてもらい、そこから出る音を気に入ってもらうことが大切なのではないか」と述べた。そのような考えから「A&Vフェスタ2008」では試聴スペースを多く設けることにしたのだという。
続いて本イベントの開催趣旨について、同協会副会長の校條亮治氏が説明を行った。
「A&Vフェスタ2008」は、「会場」「開催形態」「開催時期」の3要素を大きく変更。会場をホールからカンファレンスセンターへ移すことにより、視聴環境を充実させたほか、国内外のイベントが集中する9月から、春商戦に照準を合わせた2月へと開催時期を移した。
校條氏は「オーディオの、そして音楽の持つ魅力を徹底的に掘り下げ、ユーザーに伝えることが必要だ。『A&Vフェスタ2008』は単なる展示会・視聴会ではなく、ユーザーに新しい価値を見いだしてもらえるようなイベントにしたいと考えている。今年は新たな改革のスタート年と捉えている。“新しい視聴体験空間”を提供することで、新しい“AVフェスタ”としてアピールしていきたい」と語った。
本日の記者発表会では、会場のフロア構成も発表。最新のトレンドを実感できる「情報ステージ」、製品の視聴ができる「リスニング&シアターステージ」、自作スピーカー展示や開催や書籍・ソフト販売を行う「ファンステージ」のほか、オーディオ文化やライフスタイル提案などのイベントを行う「JAS・テーマエリア」を用意する。
さらに「親子工作教室」や「自作オーディオ自慢大会」を引き続き開催。そのほか、オリジナルバッグや出展社提供によるAV製品などの来場者プレゼントも用意する。
以下、会場で行われた質疑応答の主な内容を掲載する。
Q.これからは継続的に春開催になるのか?
A.数年間は春開催になるだろう。今後の開催については来場者アンケートなども合わせて考えていきたい。
Q.出展社数51社、予想来場者数4万人というのは、参加76社・来場者約6万人だった前回の「A&Vフェスタ2006」と比較し規模が小さくなっているように見えるが、どう思うか。
A.開催3ヶ月程度前の時点で51社が参加、というのはほぼ例年通りの集まり具合だ。
(Phile-web編集部)
今回発表されたイベントの概要は以下のとおり。
■開催日時:2008年2月23日〜25日
■会場:パシフィコ横浜 カンファレンスセンター
■参加出展社:51社・団体(11/6時点)
■予想来場者数:40,000人
鹿井氏は、「昨今、一般消費者の高級オーディオ離れというものが叫ばれている。また、テレビやインターネットの発達により、音情報に対する接し方が変わってきており、“音=画像の補助的役割のもの”という考え方をする人が増えてきた。しかし、若者を中心に流行しているDAP、ひいてはヘッドホンへの注目から、音質にこだわる人は増えてくるだろう」と発言。
続けて「これからのオーディオ業界の発展のためには、個人の感性との結びつきが必要だと考える。オーディオは製品をまず聴いてもらい、そこから出る音を気に入ってもらうことが大切なのではないか」と述べた。そのような考えから「A&Vフェスタ2008」では試聴スペースを多く設けることにしたのだという。
「A&Vフェスタ2008」は、「会場」「開催形態」「開催時期」の3要素を大きく変更。会場をホールからカンファレンスセンターへ移すことにより、視聴環境を充実させたほか、国内外のイベントが集中する9月から、春商戦に照準を合わせた2月へと開催時期を移した。
校條氏は「オーディオの、そして音楽の持つ魅力を徹底的に掘り下げ、ユーザーに伝えることが必要だ。『A&Vフェスタ2008』は単なる展示会・視聴会ではなく、ユーザーに新しい価値を見いだしてもらえるようなイベントにしたいと考えている。今年は新たな改革のスタート年と捉えている。“新しい視聴体験空間”を提供することで、新しい“AVフェスタ”としてアピールしていきたい」と語った。
本日の記者発表会では、会場のフロア構成も発表。最新のトレンドを実感できる「情報ステージ」、製品の視聴ができる「リスニング&シアターステージ」、自作スピーカー展示や開催や書籍・ソフト販売を行う「ファンステージ」のほか、オーディオ文化やライフスタイル提案などのイベントを行う「JAS・テーマエリア」を用意する。
さらに「親子工作教室」や「自作オーディオ自慢大会」を引き続き開催。そのほか、オリジナルバッグや出展社提供によるAV製品などの来場者プレゼントも用意する。
以下、会場で行われた質疑応答の主な内容を掲載する。
Q.これからは継続的に春開催になるのか?
A.数年間は春開催になるだろう。今後の開催については来場者アンケートなども合わせて考えていきたい。
Q.出展社数51社、予想来場者数4万人というのは、参加76社・来場者約6万人だった前回の「A&Vフェスタ2006」と比較し規模が小さくなっているように見えるが、どう思うか。
A.開催3ヶ月程度前の時点で51社が参加、というのはほぼ例年通りの集まり具合だ。
(Phile-web編集部)