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公開日 2009/02/22 13:25
<DTS>百瀬慶一氏×賀来タクト氏のスペシャル・トークイベントも大盛況
A&Vフェスタ2009レポート
A&Vフェスタ会場、22日のDTSブースでは、百瀬慶一氏と賀来タクト氏をゲストに招き、スペシャルイベントが開催された。
今年のDTSブースは、DTSのハイクオリティなサウンドを体験できるデモや、ゲスト講師を招いて映画や音楽の魅力を様々な視点から紹介するイベントにも力を入れている。当日配布される「通常デモ」「ゲストデモ」の整理券は、連日とも配布開始後すぐに参加定員に達してしまうほどの盛況ぶりを見せている。(DTSブースのレポートはこちら)
22日(日)の午前11時からは、数々のアニメや実写作品で、映像演出、音響監督、音楽プロデューサーとして活躍する百瀬慶一氏と、映画専門誌やライナーノーツ等の執筆で活躍する映画音楽評論家の賀来タクト氏によるトークセッションが行われた。
百瀬氏は「映画や音楽の楽しみ方は人それぞれだと思うし、プロだからこうだという指標があるわけではないと思う。今日はイベントに参加いただいた皆さんと一緒に、むずかしく考えずに、自宅のAV環境で“気持ちよく”作品を楽しむポイントを探してみたい」とコメント。賀来氏も「仕事柄、映画音楽やサウンドトラックに触れる機会がとても多いので、今回は集まっていただいた方々と一緒に、映画作品の中で“いい音楽の使われ方”がどのようなものなのかについて、楽しく考えてみたいと思う」と語った。
イベントは百瀬氏、賀来氏がセレクトした近年の映画、音楽作品をDTSブースのリファレンス機器で再生しながら、両氏が「ホームシアターでチェックできる作品の評価ポイント」を次々に紹介していくスタイルで行われた。
映像演出家、音響監督として数多くの作品をプロデュースしてきた百瀬氏は、「映画音楽の場合、製作者の一つの基準として“スピーカーの外側に広がるように”音場感を創り、演出することが大事なポイントとしてある」と説明し、作品の比較試聴を行った。「きっとホームシアターを楽しんでいる多くの方々が、映画を観る際には部屋よりも広い空間感を追求されているはず。映画の音楽を評価する際に、音量を上げていっても音が内側で飽和せず、映像とともに外側に広がりを増していく“気持ちよさ”が得られることが一つのチェックポイント」と紹介した。
また「ダイ・ハード4.0」のBD再生では、アメリカ版と日本版のタイトルを交互に再生し、それぞれにカメラワークや音響演出の違いが多くみられる点など、ホームシアターで楽しめるクオリティ・チェックのポイントも紹介され、来場者をグイグイと引き込むトークが繰り広げられた。
百瀬氏は「映画や音楽の作品を楽しむ上で、私はいかに“気持ちよく”楽しめるかがひとつの大事なテーマだと考えている。DTS-HD Master Audioなど、ハイクオリティなサウンドフォーマットが登場してきたことで、映画・音楽ファンとしてはより高品位なエンターテインメント体験ができるようになったし、作り手の意図がよりストレート伝わりやすくなったと思う。これからも作品に触れていく中で、難しく考えずに、自分にとっての“気持ちよさ”をポイントに良い作品を見つけていって欲しい」と語った。
賀来氏は「自分の“気持ちよさ”を基準に、信用できる目と耳を鍛えて行くことが大事。どうか良い作品に数多く触れて、楽しく自分の基準を築いていって欲しい」とコメントした。
百瀬氏、賀来氏のゲストイベントは22日(日)14時半にも開催される。また、イベント最終日の23日(月)16時からは“スペシャルデモ”と、本イベントに参加された方へ限定のグッズプレゼントも実施されるという。ぜひチェックしてほしい。
さらに「A&Vフェスタ2009」にあわせて先週からオープンしたDTS携帯サイト(詳細はこちら)では、A&VフェスタのDTSデモスケジュールを公開している。フェスタ当日は携帯電話にURLをブックマークしていけば、スケジュールを随時確認できる。こちらも合わせてご活用したい。
今年のDTSブースは、DTSのハイクオリティなサウンドを体験できるデモや、ゲスト講師を招いて映画や音楽の魅力を様々な視点から紹介するイベントにも力を入れている。当日配布される「通常デモ」「ゲストデモ」の整理券は、連日とも配布開始後すぐに参加定員に達してしまうほどの盛況ぶりを見せている。(DTSブースのレポートはこちら)
映像演出家、音響監督として数多くの作品をプロデュースしてきた百瀬氏は、「映画音楽の場合、製作者の一つの基準として“スピーカーの外側に広がるように”音場感を創り、演出することが大事なポイントとしてある」と説明し、作品の比較試聴を行った。「きっとホームシアターを楽しんでいる多くの方々が、映画を観る際には部屋よりも広い空間感を追求されているはず。映画の音楽を評価する際に、音量を上げていっても音が内側で飽和せず、映像とともに外側に広がりを増していく“気持ちよさ”が得られることが一つのチェックポイント」と紹介した。
また「ダイ・ハード4.0」のBD再生では、アメリカ版と日本版のタイトルを交互に再生し、それぞれにカメラワークや音響演出の違いが多くみられる点など、ホームシアターで楽しめるクオリティ・チェックのポイントも紹介され、来場者をグイグイと引き込むトークが繰り広げられた。
百瀬氏は「映画や音楽の作品を楽しむ上で、私はいかに“気持ちよく”楽しめるかがひとつの大事なテーマだと考えている。DTS-HD Master Audioなど、ハイクオリティなサウンドフォーマットが登場してきたことで、映画・音楽ファンとしてはより高品位なエンターテインメント体験ができるようになったし、作り手の意図がよりストレート伝わりやすくなったと思う。これからも作品に触れていく中で、難しく考えずに、自分にとっての“気持ちよさ”をポイントに良い作品を見つけていって欲しい」と語った。
賀来氏は「自分の“気持ちよさ”を基準に、信用できる目と耳を鍛えて行くことが大事。どうか良い作品に数多く触れて、楽しく自分の基準を築いていって欲しい」とコメントした。
さらに「A&Vフェスタ2009」にあわせて先週からオープンしたDTS携帯サイト(詳細はこちら)では、A&VフェスタのDTSデモスケジュールを公開している。フェスタ当日は携帯電話にURLをブックマークしていけば、スケジュールを随時確認できる。こちらも合わせてご活用したい。