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公開日 2009/11/13 17:22
タイムロード、「MK Sound」スピーカーによる7.2chシアターをデモ − SencoreのHDMIビデオスケーラーも
音展 in AKIBA 2009
富士ソフトアキバプラザの6階にブースを構えるタイムロードは、新たに取り扱いを開始するMK Sound社のレファレンス・モニタースピーカー「MK 150 THXシリーズ」による7.2chシアターを構え、注目を集めている。
MK Soundは1974年に創立者であるKen Krisel氏、Joans Miller氏によりアメリカのビバリーヒルズで誕生した。昨今のホームシアターシステムでは当たり前となっている「サテライトスピーカー+パワード・サブウーファー」をコンセプトを世界に先駆けて発案したほか、ジョージ・ルーカスが提唱するTHXへの早期対応など、スピーカーシステムの革新を牽引してきたブランドのひとつだ。
また多くのスタジオ・エンジニアからの支持を集めているブランドでもあり、特に映画の制作現場において、同社製品は高いシェアを獲得しているという。アカデミー賞やグラミー賞にノミネートされる作品の中には、毎年MK Soundをモニターとして制作された作品も多くあるそうだ。2007年からは経営陣の交代により、ヘッドクオーターがデンマークへ移っている。
タイムロードがMK Soundのラインナップから今冬より販売するのは「MK 150 THXシリーズ」。発売当初はインストーラーショップ経由での紹介が検討されており、本格的な出荷開始時期は来年1月頃が予定されているという。ラインナップは下記の通り。
・フロントスピーカー「S-150THX」/¥129,150(1本・税込)
3つ縦に並んだ「1インチ・ファブリックドーム・トゥイーター」、2つの「5.25インチ・ハイパフォーマンス・ウーファー」のレイアウトが特徴の、フロント用ブックシェルフスピーカー。外形寸法は318W×276H×318Dmm、質量は9.5kgとコンパクトだ。同社ではクロスオーバーの設計に時間軸、周波数軸、3次元空間ポイント測定という3つの解析エレメントによる「フェイズ・フォーカス・クロスオーバー設計」を採用し、リスニングポジションにおける垂直・水平方向の一貫したレスポンスを実現している。3つのトゥイーターはそれぞれ緻密な計算により生まれた拡散方向コントロールガイドに埋め込まれており、干渉を抑制するフォームを装備している。ウーファーとのシームレスなつながりを実現し、クリアでピンポイントな定位を可能にしているという。インピーダンスは4Ω、周波数特性は77Hz〜22kHz。
・オン・ウォールスピーカー「MP-150」/¥129,150(1本・税込)
S-150THXと同じコンポーネントを採用した壁掛け用のスピーカー。最大の奥行きサイズが約13cmという薄型設計を実現しており、完全防磁仕様なことから、薄型テレビを中心としたシアターのフロント用途にも推奨している。
・トライポール・サラウンドスピーカー「SS-150」/¥184,800(1本・税込)
フロントに5.25インチウーファーと1インチソフトドームトゥイーターを、両サイドに3.25インチミッドトゥイーターを搭載したトライポールタイプのスピーカー。それぞれの組み合わせをダイレクト・ラジエーター型とダイポール型とし、あたかも2つの独立したスピーカーのように働かせることによって、高精度なサウンドイメージと包囲感を実現している。S-150と同じく「フェイズ・フォーカス・クロスオーバー設計」を採用し、中域にはクロスオーバー・ポイントを設定しないことで、位相と音質の一貫性を犠牲にすることなく、豊かな響きとクリアなサウンドイメージの両立を図っている。外形寸法は267W×203H×165Dmm、質量は4.6kg。
・デュアルドライバー・サブウーファー「MX-350」/¥273,000(税込)
MK 150 THXにベストマッチするサブウーファーとして推奨されているモデル。12インチ・ロングスロー防磁ドライバーをダブルで搭載している。アンプ部はヘッドルーム・マキシマイザーIV回路を採用したMK Soundのプッシュプル・デュアルドライバーアンプを採用する。アンプ出力は350W。
今回タイムロードのブースに設けられた7.2chシアタールームでは、(株)アコースティックフィールドが取り扱う米・SENCORE社のビデオスケーラー“Radiance”シリーズのデモンストレーションも行われている。デモではリファレンスのBDプレーヤーと、RadianceのHDMI Ver.1.3対応ビデオスケーラー「Radiance XS」を用意して、同じ480iの元映像を1080pにアプコンした映像のクオリティ比較を体験できる。もちろんMK Soundのスピーカーによる通常のシアターサラウンドのデモも行われている。
またタイムロードのブースに入ってすぐ目に入る展示コーナーでは、ULTRASONEの最新ヘッドホンや、今秋開催の2009東京インターナショナルオーディオショウに出展されて話題を集めたCHORDのiPod対応DAC・プリアンプ「indigo」(関連ニュース)にもぜひ注目したい。ULTRASONEのフラグシップヘッドホン「edition 8」(製品レビュー)や、最新ポータブルヘッドホン「Zino」(関連ニュース)もリスニングが可能だ。またQables.comの、クラスDのデジタルアンプやUSB DAC回路を搭載したポータブルヘッドホンアンプ「iQube V2」(関連ニュース)も話題の製品だ。
MK Soundは1974年に創立者であるKen Krisel氏、Joans Miller氏によりアメリカのビバリーヒルズで誕生した。昨今のホームシアターシステムでは当たり前となっている「サテライトスピーカー+パワード・サブウーファー」をコンセプトを世界に先駆けて発案したほか、ジョージ・ルーカスが提唱するTHXへの早期対応など、スピーカーシステムの革新を牽引してきたブランドのひとつだ。
また多くのスタジオ・エンジニアからの支持を集めているブランドでもあり、特に映画の制作現場において、同社製品は高いシェアを獲得しているという。アカデミー賞やグラミー賞にノミネートされる作品の中には、毎年MK Soundをモニターとして制作された作品も多くあるそうだ。2007年からは経営陣の交代により、ヘッドクオーターがデンマークへ移っている。
タイムロードがMK Soundのラインナップから今冬より販売するのは「MK 150 THXシリーズ」。発売当初はインストーラーショップ経由での紹介が検討されており、本格的な出荷開始時期は来年1月頃が予定されているという。ラインナップは下記の通り。
・フロントスピーカー「S-150THX」/¥129,150(1本・税込)
3つ縦に並んだ「1インチ・ファブリックドーム・トゥイーター」、2つの「5.25インチ・ハイパフォーマンス・ウーファー」のレイアウトが特徴の、フロント用ブックシェルフスピーカー。外形寸法は318W×276H×318Dmm、質量は9.5kgとコンパクトだ。同社ではクロスオーバーの設計に時間軸、周波数軸、3次元空間ポイント測定という3つの解析エレメントによる「フェイズ・フォーカス・クロスオーバー設計」を採用し、リスニングポジションにおける垂直・水平方向の一貫したレスポンスを実現している。3つのトゥイーターはそれぞれ緻密な計算により生まれた拡散方向コントロールガイドに埋め込まれており、干渉を抑制するフォームを装備している。ウーファーとのシームレスなつながりを実現し、クリアでピンポイントな定位を可能にしているという。インピーダンスは4Ω、周波数特性は77Hz〜22kHz。
・オン・ウォールスピーカー「MP-150」/¥129,150(1本・税込)
S-150THXと同じコンポーネントを採用した壁掛け用のスピーカー。最大の奥行きサイズが約13cmという薄型設計を実現しており、完全防磁仕様なことから、薄型テレビを中心としたシアターのフロント用途にも推奨している。
・トライポール・サラウンドスピーカー「SS-150」/¥184,800(1本・税込)
フロントに5.25インチウーファーと1インチソフトドームトゥイーターを、両サイドに3.25インチミッドトゥイーターを搭載したトライポールタイプのスピーカー。それぞれの組み合わせをダイレクト・ラジエーター型とダイポール型とし、あたかも2つの独立したスピーカーのように働かせることによって、高精度なサウンドイメージと包囲感を実現している。S-150と同じく「フェイズ・フォーカス・クロスオーバー設計」を採用し、中域にはクロスオーバー・ポイントを設定しないことで、位相と音質の一貫性を犠牲にすることなく、豊かな響きとクリアなサウンドイメージの両立を図っている。外形寸法は267W×203H×165Dmm、質量は4.6kg。
・デュアルドライバー・サブウーファー「MX-350」/¥273,000(税込)
MK 150 THXにベストマッチするサブウーファーとして推奨されているモデル。12インチ・ロングスロー防磁ドライバーをダブルで搭載している。アンプ部はヘッドルーム・マキシマイザーIV回路を採用したMK Soundのプッシュプル・デュアルドライバーアンプを採用する。アンプ出力は350W。
今回タイムロードのブースに設けられた7.2chシアタールームでは、(株)アコースティックフィールドが取り扱う米・SENCORE社のビデオスケーラー“Radiance”シリーズのデモンストレーションも行われている。デモではリファレンスのBDプレーヤーと、RadianceのHDMI Ver.1.3対応ビデオスケーラー「Radiance XS」を用意して、同じ480iの元映像を1080pにアプコンした映像のクオリティ比較を体験できる。もちろんMK Soundのスピーカーによる通常のシアターサラウンドのデモも行われている。
またタイムロードのブースに入ってすぐ目に入る展示コーナーでは、ULTRASONEの最新ヘッドホンや、今秋開催の2009東京インターナショナルオーディオショウに出展されて話題を集めたCHORDのiPod対応DAC・プリアンプ「indigo」(関連ニュース)にもぜひ注目したい。ULTRASONEのフラグシップヘッドホン「edition 8」(製品レビュー)や、最新ポータブルヘッドホン「Zino」(関連ニュース)もリスニングが可能だ。またQables.comの、クラスDのデジタルアンプやUSB DAC回路を搭載したポータブルヘッドホンアンプ「iQube V2」(関連ニュース)も話題の製品だ。