フジフイルム、光学式30倍マニュアルズームレンズ搭載モデルなど“FinePix”3機種を発売

富士フイルムは、デジタルカメラ“FinePix”の新製品として世界初となる光学式30倍のマニュアルズームレンズを搭載したロングズームモデル「FinePix HS10」など3機種を4月17日より順次発売する。

■「FinePix F80EXR」　￥OPEN（予想実売価格37,000円前後）　4月27日発売

35mmフィルム換算で27mm〜270mmのフジノン光学式10倍ワイドズームレンズを搭載したデジカメ。撮像素子に1/2型スーパーCCDハニカムEXRセンサーを搭載し、有効画素数は1200万。カラーはシルバー、ピンク、レッド、ブラックの4色で展開する。

犬や猫の顔を検出し、ピントや撮影条件を最適化する「ペット自動検出」機能を搭載。正面を向いたペットの顔を最大10匹まで検出可能だ。さらに正面を向いた瞬間に自動でシャッターを切る「ペットオートシャッター」も搭載しており、ペットの一瞬の良い表情を撮り逃すことなく撮影できる。

動画は最大1280×720ピクセル（24fps）のHD撮影に対応。動画撮影中も光学10倍ズームや顔検出機能「顔キレイナビ」を使用することができる。

そのほか暗いシーンでの静物撮影でさらにノイズが少ない画像を撮影可能な「連写重ね撮り」や、一眼レフのようなぼかし効果を楽しめる「ぼかしコントロール」、色彩や階調を選べる5種類の「フィルムシミュレーション」などの機能を搭載している。


■「FinePix HS10」　￥OPEN（予想実売価格50,000円前後）　4月17日発売

35mmフィルム換算で24mm〜720mmという高精細フジノン光学式30倍マニュアルズームレンズを搭載したロングズームデジタルカメラ。高倍率ズームやマクロ撮影時などもブレを抑制する新開発の「5軸手ブレ補正」を搭載。CMOSシフト式の手ブレ補正機能と高感度に加え、マルチフレーム技術による手ブレ補正を採用することで、従来のジャイロセンサーによる縦回転（ピッチ方向）、横回転（ヨー方向）のブレ補正に加えて新たに垂直（上下シフト）、水平（左右シフト）、光軸回転（ロール方向）という計5方向の手ブレ補正が可能となった。

撮像素子に1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサーを採用。有効画素数は1030万画素。最速10コマ/秒の高速連写、最速1000コマ/秒のハイスピード動画撮影などが行える。動画は最大1920×1080ピクセル（30fps）のフルHD撮影に対応する。

注目の新機能として、5枚の連写した画像を重ね合わせ、移動している被写体を検出し自動で取り除く「動体キャンセル」、動く被写体を高速連写して被写体の連続した動きを1枚の画像に合成する「動体キャッチ」を搭載している。


■「FinePix JZ300」　￥OPEN（予想実売価格27,000円前後）　4月17日発売

35mmフィルム換算で28mm〜280mmのフジノン光学式10倍ワイドズームレンズを搭載した軽量コンパクトモデル。有効画素数は1210万画素。動画は1280×720ピクセル（24fps）のHD撮影に対応する。

簡単にきれいな撮影を行えるサポート機能を多数搭載。カメラを被写体に向けるだけで「夜景&人物」「逆光&人物」など6種類の撮影シーンを自動認識し、撮影条件を最適化する「シーンぴったりナビ」や、最大10人までの顔を認識できる顔検出機能「顔キレイナビ」などを搭載している。

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