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公開日 2010/10/30 21:02
<ヘッドホン祭>ULTRASONE“edition10”に長蛇の列/ラディウス“W(ドブルベ)・2号機”/“ブラック”なJAYSのニューモデル
ラックスマンは「DA-200」を展示
フジヤエービック主催のヘッドホンイベント「秋のヘッドホン祭2010」に出展したタイムロード、ラディウス、ゼネラル通商の展示から、注目のヘッドホン製品をピックアップしてお届けしよう。
■タイムロードはULTRASONE「edition10」を展示 − 試聴に長蛇の列
ULTRASONEのフラグシップ“edition”シリーズにとって初の開放型モデルとなる「edition10」がヘッドホン祭の会場に登場した。同社ブースに展示された2台のデモ機には、常時長蛇の列が出来ていた。
カーブ形状のスリットが設けられたユニークな正円形デザインのハウジングは、マットコートの希少金属素材ルテニウムをベースに、インレイ部にはアフリカ製の木材である「Zebrano(ゼブラーノ)」を8層コートしたパーツを組み合わせている。ドライバーは40mm口径、素材は他のeditionシリーズと同じチタニウムを採用しているが、開放型ヘッドホンに搭載するため、マグネット部の強化などを施した新開発のドライバーが搭載された。同社の展示説明員によれば「素材の持つ特徴から、聴き込んでエージングを重ねることでより魅力的なサウンドが華開くヘッドホン」であるという。イヤーパッドには装着性の高い、柔らかな“エチオピアン・シープスキンレザー”が用いられている。インレイ部にも用いられている木材「Zebrano」を用いたヘッドホンスタンドも用意される。
なお、今年の夏に発売された「edition 8 Limited」に付属していた保護機能の高い専用レザーハードケースが、先行発売された「edition 8 Ruthenium(ルテニウム) 」「edition 8 Palladium(パラディウム)」オーナー向けに単品販売される。両モデルには標準でマドラスゴートスキンを用いた上質なレザーキャリングバックが付属しているが、より堅牢性の高いハードケースを求めるユーザーの声に応えて、単品販売が実現した。単品販売のケースはブラックで、価格は16,800円(税込)。また「edition8」専用スタンドの単品販売も予定されており、価格は21,000円(税込)となる。
■ラディウスから“W(ドブルベ)”の2号機が登場
09年秋のヘッドフォン祭でラディウスが発表したカナル型イヤホン“W(ドブルベ)”に、シリーズの“2号機”となる「HP-TWF21」が開発され、今回のイベントに初めて参考出品された。
同シリーズはダイナミック型ながら振動板を2枚搭載する、独自構造の「DDM(Dual Diaphragm Matrix)」ドライバーを特徴としている。DDMはダイナミック型ドライバーの“音の太さ”と、バランスド・アーマチュア型の“ワイドレンジ”を両立させたサウンドを実現できる点がメリット。今回の2号機では、より低音をタイトに引き締めながら、伸びやかで広がり感の豊かな高域を持たせたサウンドチューニングを行ったという。ハウジング内部の空間設計も変更され、ゆとりのある音楽再生を実現している。カラーはブラックを基調に、ゴールドのパーツをアクセントとして配置している。なお、本機の発売は来年の1月が予定されている。
■フラットケーブルを採用したJAYSの黒いヘッドホン「a-JAYS」
ゼネラル通商のブースには、同社が取り扱うスウェーデン JAYS社のカナル型イヤホンの新製品6機種が並んだ。
“a-JAYS”シリーズは、ブランド初のフラットケーブルを採用したカナル型イヤホン。最上位機となるカスタムメイドドライバー搭載の「a-JYAS Three」、パワフルな低音再生を特徴とする「a-JAYS Two」、スタンダードモデルの「a-JAYS One」の3機種がラインアップし、予価は最上位のモデルが8,000円前後になる見込み。イヤホン本体からケーブルまで、ブラックに統一されたシンプル&スタイリッシュなデザインも特徴だ。
通常のケーブルを採用し、10mm口径のダイナミック・ドライバーを搭載する“t-JAYS”シリーズにも、カスタムメイドのドライバーを搭載する「t-JAYS Three」、チューニングをそれぞれ変更した「t-JAYS Two」「t-JAYS-One」の3機種がラインナップする。こちらは最上位のモデルで15,000円前後の価格が想定されている。最上位のThreeにはキャリングケースや各種変換アダプター、サイズの異なるイヤーピースが付属する。
■ラックスマンはコンパクトサイズのDAコンバーター「DA-200」を展示
「DA-200」は、ラックスマンのコンパクトなコンポーネント“200シリーズ”にラインナップする、192kHz/24bit対応DACとアナログアンプ回路を搭載したDAコンバーター。ラックスマンのフォノイコライザーアンプ「E-200」、ヘッドホンアンプ「P-200」と同様、いよいよ11月に発売を控え、ヘッドホン祭会場で試聴デモが行われていた。
USB端子を備え、PCからのUSBデジタルオーディオ信号入力に対応している。DAC周辺回路、アナログ出力アンプには同社のSACDプレーヤー「D-05」と同等の回路が搭載された。また、高品位なヘッドホンアンプ、可変レベル出力時に有効なプリアンプ回路も内蔵する。デジタル入力は192kHz/24bit対応の同軸・光デジタル入力のほか、USB入力は96kHz/24bitフォーマットをサポート。DACチップはバーブラウン製「PCM1792A」。本体には同軸・光デジタル出力端子も搭載しており、USBを含むデジタル入力のオーディオ信号をスルー出力できるDDコンバーター機能を採用した点も特徴のひとつだ。
■タイムロードはULTRASONE「edition10」を展示 − 試聴に長蛇の列
ULTRASONEのフラグシップ“edition”シリーズにとって初の開放型モデルとなる「edition10」がヘッドホン祭の会場に登場した。同社ブースに展示された2台のデモ機には、常時長蛇の列が出来ていた。
カーブ形状のスリットが設けられたユニークな正円形デザインのハウジングは、マットコートの希少金属素材ルテニウムをベースに、インレイ部にはアフリカ製の木材である「Zebrano(ゼブラーノ)」を8層コートしたパーツを組み合わせている。ドライバーは40mm口径、素材は他のeditionシリーズと同じチタニウムを採用しているが、開放型ヘッドホンに搭載するため、マグネット部の強化などを施した新開発のドライバーが搭載された。同社の展示説明員によれば「素材の持つ特徴から、聴き込んでエージングを重ねることでより魅力的なサウンドが華開くヘッドホン」であるという。イヤーパッドには装着性の高い、柔らかな“エチオピアン・シープスキンレザー”が用いられている。インレイ部にも用いられている木材「Zebrano」を用いたヘッドホンスタンドも用意される。
なお、今年の夏に発売された「edition 8 Limited」に付属していた保護機能の高い専用レザーハードケースが、先行発売された「edition 8 Ruthenium(ルテニウム) 」「edition 8 Palladium(パラディウム)」オーナー向けに単品販売される。両モデルには標準でマドラスゴートスキンを用いた上質なレザーキャリングバックが付属しているが、より堅牢性の高いハードケースを求めるユーザーの声に応えて、単品販売が実現した。単品販売のケースはブラックで、価格は16,800円(税込)。また「edition8」専用スタンドの単品販売も予定されており、価格は21,000円(税込)となる。
■ラディウスから“W(ドブルベ)”の2号機が登場
09年秋のヘッドフォン祭でラディウスが発表したカナル型イヤホン“W(ドブルベ)”に、シリーズの“2号機”となる「HP-TWF21」が開発され、今回のイベントに初めて参考出品された。
同シリーズはダイナミック型ながら振動板を2枚搭載する、独自構造の「DDM(Dual Diaphragm Matrix)」ドライバーを特徴としている。DDMはダイナミック型ドライバーの“音の太さ”と、バランスド・アーマチュア型の“ワイドレンジ”を両立させたサウンドを実現できる点がメリット。今回の2号機では、より低音をタイトに引き締めながら、伸びやかで広がり感の豊かな高域を持たせたサウンドチューニングを行ったという。ハウジング内部の空間設計も変更され、ゆとりのある音楽再生を実現している。カラーはブラックを基調に、ゴールドのパーツをアクセントとして配置している。なお、本機の発売は来年の1月が予定されている。
■フラットケーブルを採用したJAYSの黒いヘッドホン「a-JAYS」
ゼネラル通商のブースには、同社が取り扱うスウェーデン JAYS社のカナル型イヤホンの新製品6機種が並んだ。
“a-JAYS”シリーズは、ブランド初のフラットケーブルを採用したカナル型イヤホン。最上位機となるカスタムメイドドライバー搭載の「a-JYAS Three」、パワフルな低音再生を特徴とする「a-JAYS Two」、スタンダードモデルの「a-JAYS One」の3機種がラインアップし、予価は最上位のモデルが8,000円前後になる見込み。イヤホン本体からケーブルまで、ブラックに統一されたシンプル&スタイリッシュなデザインも特徴だ。
通常のケーブルを採用し、10mm口径のダイナミック・ドライバーを搭載する“t-JAYS”シリーズにも、カスタムメイドのドライバーを搭載する「t-JAYS Three」、チューニングをそれぞれ変更した「t-JAYS Two」「t-JAYS-One」の3機種がラインナップする。こちらは最上位のモデルで15,000円前後の価格が想定されている。最上位のThreeにはキャリングケースや各種変換アダプター、サイズの異なるイヤーピースが付属する。
■ラックスマンはコンパクトサイズのDAコンバーター「DA-200」を展示
「DA-200」は、ラックスマンのコンパクトなコンポーネント“200シリーズ”にラインナップする、192kHz/24bit対応DACとアナログアンプ回路を搭載したDAコンバーター。ラックスマンのフォノイコライザーアンプ「E-200」、ヘッドホンアンプ「P-200」と同様、いよいよ11月に発売を控え、ヘッドホン祭会場で試聴デモが行われていた。
USB端子を備え、PCからのUSBデジタルオーディオ信号入力に対応している。DAC周辺回路、アナログ出力アンプには同社のSACDプレーヤー「D-05」と同等の回路が搭載された。また、高品位なヘッドホンアンプ、可変レベル出力時に有効なプリアンプ回路も内蔵する。デジタル入力は192kHz/24bit対応の同軸・光デジタル入力のほか、USB入力は96kHz/24bitフォーマットをサポート。DACチップはバーブラウン製「PCM1792A」。本体には同軸・光デジタル出力端子も搭載しており、USBを含むデジタル入力のオーディオ信号をスルー出力できるDDコンバーター機能を採用した点も特徴のひとつだ。