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公開日 2011/02/03 11:05
ビクター、1080/60p動画と高精細静止画対応の“HDハイブリッドカメラ”「GC-PX1」を発売
フルHD動画は36Mbpsの高品位記録が可能
ビクターは36Mbpsというハイビットレートで1080/60pのフルHD動画が記録でき、さらに高精細な静止画撮影も楽しめる“HDハイブリッドカメラ”「GC-PX1」を2月下旬に発売する。
価格はオープンだが、10万円前後で販売される見込み。本体カラーはシルバー。
本機にはビクターが先行して発表した3Dビデオカメラ「GS-TD1」や、リアルタイム2D/3D変換機能を搭載する「GZ-HM990」など、“Everio”新製品に採用されたハイスピードプロセッサー“FALCONBRID”が搭載され、高精細な動画・静止画両方の撮影を可能にするとともに、高速連写撮影やスーパースロー記録などの特殊撮影機能の搭載も実現している。なお本機には3D撮影や2D動画の3D変換・再生機能は搭載していない。
本機は同社のデジタルビデオカメラ“Everio”、ポケットサイズのメモリームービー“PICSIO”のどちらにも属さない、新コンセプトの製品に位置づけられる。本体はビデオカメラのように筒型の筐体をしたレンズ部と、安定したホールド感を追求したという、従来のデジタル一眼カメラの形状に近いグリップ部を設けたデザインを採用している。
記録媒体は32GBの内蔵メモリーとSDXC/SDHC/SDメモリーカード。Eye-Fiカードへの記録にも対応する。SDカードスロットは1基。動画、静止画を記録する際は、記録先の媒体を内蔵メモリーとSDカードのそれぞれに振り分けることができ、内蔵メモリーに記録したファイルを撮影後にSDメモリーカードへダビングすることもできる。なお、内蔵メモリーからSDメモリーカードへの自動リレー記録には非対応。
撮像素子は1/2.3型 総画素1,062万画素のB.S.I. (裏面照射型)CMOSセンサーを採用し、最低照度は4ルクスを実現。暗いシーンでも明るくノイズの少ない撮影を可能にしている。
本機で記録される動画は全てプログレッシブ方式での記録となる。動画の圧縮方式はMPEG-4 AVC/H.264を採用しており、AVCHD記録には非対応。音声記録はAAC方式のステレオ2ch。なお、レンズのズームに合わせて内蔵マイクの指向性を連動させる機能は設けていない。
1080/60pフルHD動画記録のモードは最大36Mbpsの「UHR」、最大24Mbpsの「HR」の2種類より画質が設定できる。ほかには720/60pハイビジョン記録の「HD720(12Mbps)」モードのほか、アップルのビデオ編集ソフト「iMovie」をインストールしたPCで、動画の取り込みや編集などの作業が手軽に行える「iFrame(24Mbps・960×540/60p)」モードがある。音声は独自の「K2テクノロジー」に対応し、高品位に記録できる。静止画の記録モードはファインとスタンダードの2種類。
撮影シーンをカメラが自動で判別して、最適な映像設定値に調整する「インテリジェントオート」機能や、被写体の顔検出機能も備える。動画・静止画撮影ともにAE/AF/オートホワイトバランスに対応する。静止画の撮影は高感度ISO6400、リアル10メガ対応。画素補間のない、きれいな高感度撮影を実現している。
本機に搭載されるコニカミノルタHDレンズは光学10倍ズームに対応しており、レンズ部胴内でズームを行う。レンズは3枚の非球面レンズを含む8群11枚構成。収差を抑えて解像感の高い記録を実現。焦点距離は6.7mm〜67mm。動画撮影時は35mm換算で48.5mm〜485mm、静止画撮影時(4対3)は38.3mm〜383mmの画角をカバーする。開放絞り値はF2.8〜4.5。アクティブモードを搭載した光学式手ブレ補正システムを採用する。
なお手ブレ補正機能は動画/静止画のどちらを撮影する際にも機能する。レンズ側面にストロボを内蔵しているが、静止画撮影時のみに発光する。動画撮影時に光量を補いたい際は、本体のレンズ上部にビデオライトが取り付けられるジョイントを設けているので、オプションのアクセサリーを別途購入して併用するかたちとなる。なお、ジョイント部についてはストロボとの同期機能を利用できる機構にはなっていない。
背面液晶モニターは3インチ、約23万画素の表示に対応しており、タッチパネル操作が可能。パネル全体を上下方向に180度チルトできる。
クリエイティブ撮影系の機能は「FALCONBRID」のハイレベルな処理性能をベースにしたハイスピード撮影や高速連写撮影などが充実する。“決定的なシャッターチャンスを逃さず、高品位に切り出せる”という本機のテーマにより、300fpsで最長2時間のハイスピード撮影ができる機能を実現した。撮影フォーマットは640×360/60pで、無音声記録となる。
また最速60コマ/秒で最大144枚の高速連写機能を搭載。5.7メガで2.4秒間、10メガでは30コマ/秒で3.4秒間の静止画連写が可能だ。内蔵メモリーには10メガ静止画で最大8,600枚の連写撮影が行える。なお高速連写中にもAE/AF/AWBなどをカメラが自動で調整する。
その他、ゆっくりと変化していく長時間のシーンを圧縮記録して、短時間で再生するタイムラプス撮影機能も備える。
36Mbps、1080/60pの動画記録素材から、高精細な1920×1080/207万画素の静止画ファイルを切り出せる機能も搭載する。フルHDの動画記録中に576万画素(3,200×1,800画素)の静止画が同時に記録できる。
商品パッケージにはカメラ本体のほか、本機で撮影した動画・静止画の編集や特殊効果設定、インターネットの動画共有サイトへのアップロード機能などを備えるオーサリングソフト「LoiLoScope FX」が同梱されている。
【問い合わせ先】
ビクター お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17
価格はオープンだが、10万円前後で販売される見込み。本体カラーはシルバー。
本機にはビクターが先行して発表した3Dビデオカメラ「GS-TD1」や、リアルタイム2D/3D変換機能を搭載する「GZ-HM990」など、“Everio”新製品に採用されたハイスピードプロセッサー“FALCONBRID”が搭載され、高精細な動画・静止画両方の撮影を可能にするとともに、高速連写撮影やスーパースロー記録などの特殊撮影機能の搭載も実現している。なお本機には3D撮影や2D動画の3D変換・再生機能は搭載していない。
本機は同社のデジタルビデオカメラ“Everio”、ポケットサイズのメモリームービー“PICSIO”のどちらにも属さない、新コンセプトの製品に位置づけられる。本体はビデオカメラのように筒型の筐体をしたレンズ部と、安定したホールド感を追求したという、従来のデジタル一眼カメラの形状に近いグリップ部を設けたデザインを採用している。
記録媒体は32GBの内蔵メモリーとSDXC/SDHC/SDメモリーカード。Eye-Fiカードへの記録にも対応する。SDカードスロットは1基。動画、静止画を記録する際は、記録先の媒体を内蔵メモリーとSDカードのそれぞれに振り分けることができ、内蔵メモリーに記録したファイルを撮影後にSDメモリーカードへダビングすることもできる。なお、内蔵メモリーからSDメモリーカードへの自動リレー記録には非対応。
撮像素子は1/2.3型 総画素1,062万画素のB.S.I. (裏面照射型)CMOSセンサーを採用し、最低照度は4ルクスを実現。暗いシーンでも明るくノイズの少ない撮影を可能にしている。
本機で記録される動画は全てプログレッシブ方式での記録となる。動画の圧縮方式はMPEG-4 AVC/H.264を採用しており、AVCHD記録には非対応。音声記録はAAC方式のステレオ2ch。なお、レンズのズームに合わせて内蔵マイクの指向性を連動させる機能は設けていない。
1080/60pフルHD動画記録のモードは最大36Mbpsの「UHR」、最大24Mbpsの「HR」の2種類より画質が設定できる。ほかには720/60pハイビジョン記録の「HD720(12Mbps)」モードのほか、アップルのビデオ編集ソフト「iMovie」をインストールしたPCで、動画の取り込みや編集などの作業が手軽に行える「iFrame(24Mbps・960×540/60p)」モードがある。音声は独自の「K2テクノロジー」に対応し、高品位に記録できる。静止画の記録モードはファインとスタンダードの2種類。
撮影シーンをカメラが自動で判別して、最適な映像設定値に調整する「インテリジェントオート」機能や、被写体の顔検出機能も備える。動画・静止画撮影ともにAE/AF/オートホワイトバランスに対応する。静止画の撮影は高感度ISO6400、リアル10メガ対応。画素補間のない、きれいな高感度撮影を実現している。
本機に搭載されるコニカミノルタHDレンズは光学10倍ズームに対応しており、レンズ部胴内でズームを行う。レンズは3枚の非球面レンズを含む8群11枚構成。収差を抑えて解像感の高い記録を実現。焦点距離は6.7mm〜67mm。動画撮影時は35mm換算で48.5mm〜485mm、静止画撮影時(4対3)は38.3mm〜383mmの画角をカバーする。開放絞り値はF2.8〜4.5。アクティブモードを搭載した光学式手ブレ補正システムを採用する。
なお手ブレ補正機能は動画/静止画のどちらを撮影する際にも機能する。レンズ側面にストロボを内蔵しているが、静止画撮影時のみに発光する。動画撮影時に光量を補いたい際は、本体のレンズ上部にビデオライトが取り付けられるジョイントを設けているので、オプションのアクセサリーを別途購入して併用するかたちとなる。なお、ジョイント部についてはストロボとの同期機能を利用できる機構にはなっていない。
背面液晶モニターは3インチ、約23万画素の表示に対応しており、タッチパネル操作が可能。パネル全体を上下方向に180度チルトできる。
クリエイティブ撮影系の機能は「FALCONBRID」のハイレベルな処理性能をベースにしたハイスピード撮影や高速連写撮影などが充実する。“決定的なシャッターチャンスを逃さず、高品位に切り出せる”という本機のテーマにより、300fpsで最長2時間のハイスピード撮影ができる機能を実現した。撮影フォーマットは640×360/60pで、無音声記録となる。
また最速60コマ/秒で最大144枚の高速連写機能を搭載。5.7メガで2.4秒間、10メガでは30コマ/秒で3.4秒間の静止画連写が可能だ。内蔵メモリーには10メガ静止画で最大8,600枚の連写撮影が行える。なお高速連写中にもAE/AF/AWBなどをカメラが自動で調整する。
その他、ゆっくりと変化していく長時間のシーンを圧縮記録して、短時間で再生するタイムラプス撮影機能も備える。
36Mbps、1080/60pの動画記録素材から、高精細な1920×1080/207万画素の静止画ファイルを切り出せる機能も搭載する。フルHDの動画記録中に576万画素(3,200×1,800画素)の静止画が同時に記録できる。
商品パッケージにはカメラ本体のほか、本機で撮影した動画・静止画の編集や特殊効果設定、インターネットの動画共有サイトへのアップロード機能などを備えるオーサリングソフト「LoiLoScope FX」が同梱されている。
【問い合わせ先】
ビクター お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17
関連リンク
- ジャンルメモリームービー
- ブランドVICTOR
- 型番GC-PX1
- 発売日2011年2月中旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格100,000円前後)
【SPEC】●撮像素子:1/2.3型 1062万画素 裏面照射型CMOSセンサー ●レンズ:F2.8〜F4.5/ f=6.7〜67.0mm ●ズーム:動画撮影時 光学10倍、ダイナミックズーム 15/16倍 デジタルズーム 64倍、静止画撮影時 光学10倍 ●最低照度:4ルクス(シャッタースピード:1/30) ●液晶画面:3型ワイド、23万画素タッチパネル ●静止画記録方式:JPEG ●動画記録方式:MPEG-4 AVC/H.264 ●記録メディア:内蔵メモリー 32GB、SDXC/SDHC/SDメモリーカード、Eye-Fi ●消費電力:4.2W ●外形寸法:131W×67H×122Dmm ●質量:約515g(撮影時)