• ブランド
    特設サイト
公開日 2011/02/09 12:55

【CP+】ニコン、デジカメ“COOLPIX”の新ラインナップ8機種を一斉発表

光学36倍ズームのフルHD動画対応「P500」など
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
カメラと写真の総合展示会「CP+」が2月9日から12日までパシフィコ横浜で開催される。ニコンは今年のイベント会場にて、デジタルカメラ“COOLPIX”シリーズの新製品8機種を一斉に発表した。

CP+の会場で最新のCOOLPIXシリーズが発表された

本日発表されたラインナップは下記の通りだ。

COOLPIX P500/3月発売 ¥OPEN(予想実売価格5万円前後)


COOLPIX P500
35mm換算で広角22.5mmから超望遠810mm相当までの撮影レンジをカバーする光学36倍ズームNIKKORレンズを搭載。12.1メガの裏面照射CMOSセンサーを搭載し、記録媒体はSDXC/SDHC/SDメモリーカードを採用する。


光学36倍ズームNIKKORレンズを搭載
裏面照射CMOSセンサーの搭載などにより、最大ISO3200まで高感度でノイズを抑えた撮影が可能。新採用のデュアルイメージプロセッサーにより、諸収差補正処理やノイズ低減処理を行い、高精細な静止画撮影を実現。イメージセンサーシフト方式で撮影した画像に対して、電子式手ブレ補正を施して、よりブレの少ない画像撮影を実現した。

動画はステレオ音声付の1920×1080p/約30fpsフルHD動画記録に対応しており、動画撮影中の静止画撮影や光学ズームにも対応する。動画の記録方式はH.264/MPEG-4 AVCとなりMOV形式で保存される。

本体トップにポップアップフラッシュとマイクを搭載。ステレオ音声付の動画が記録できる

さらに通常の動画撮影に加え、高速撮影やスロー撮影も楽しめる「HS動画」の撮影機能も備える。またiFrame(960×540/約30fps)モードでの撮影にも対応する。


前モデルのP100同様、チルト式の液晶モニターを備える
背面液晶モニターは3型約92万ドット。sRGB相当の色再現性を実現している。ハイ&ローアングル撮影に対応するチルト機構も搭載する。

COOLPIX P300/3月発売 ¥OPEN(予想実売価格4万円前後)


COOLPIX P300
Pシリーズに新しくラインナップされる小型ワイドズーム機。12.2メガの裏面照射CMOSセンサー、F1.8の明るいNIKKORレンズを備え、夜景や風景撮影でのメリットをアピールするコンパクト機。レンズは35mm換算で広角24mmから望遠100mm相当をカバーする4.2倍ズームレンズを採用。1枚で像面湾曲と球面収差を同時に補正する屈折率2.0以上の高屈折率レンズを採用し、カメラ全体の小型・軽量化を実現したという。レンズシフト方式の手ぶれ補正機能を備える。

シーンモード「夜景」設定時には速いシャッタースピードで連写した画像を合成して、手持ちでも高画質な夜景撮影を可能にしている。また「逆光」モードの「HDR」設定をオンにすると露出の異なる写真を連写合成して、白とびや黒つぶれのない幅広い階調の写真撮影を可能にするなど、設定したシーンモード別にユーザーフレンドリーなサポート機能を設けている。


左側のトップにポップアップフラッシュを搭載

モードダイアルを備え、高い質感を備えたつくりになっている
背面液晶は3型約92万ドット。sRGB相当の色再現を可能にしている。動画はの1920×1080p/約30fpsフルHD撮影に対応しており、静止画撮影じに利用できるエフェクト機能を動画撮影時にも使うことができるほか、光学ズームも可能。「HS動画」機能も備える。

なお、Pシリーズについては上記の2機種にフラグシップモデルのP7000を加えた3モデルで展開される。


COOLPIX L120/2月下旬発売 ¥OPEN(予想実売価格3万3,000円前後)


COOLPIX L120
35mm換算で広角25mmから超望遠525mm相当の撮影画角をカバーする光学21倍ズームNIKKORレンズを搭載。イメージセンサーには1/2.3型14.1メガのCCDを採用している。背面には約92万ドットの3型液晶モニターを備える。記録媒体はSDXC/SDHC/SDメモリーカード。

ワンタッチで内蔵フラッシュを立ち上げられるフラッシュポップアップボタンや、大きく押しやすい動画撮影ボタン、レンズ部側面に配置したサイドズームレバーなど操作性を向上させている点も本機の特徴。シーンモードには犬や猫の顔も自動認識できる「ペット」モードを設ける。

本体上部のほか、側面にもズームレバーを設けて操作性を高めている

動画記録はステレオ音声付で、1280×720/30fpsのハイビジョン動画が撮影できる。動画の記録方式はH.264/MPEG-4 AVCとなりMOV形式で保存される。iFrame(960×540/約30fps)モードでの撮影にも対応する。

COOLPIX L23/2月下旬発売 ¥OPEN(予想実売価格1万1,000円前後)


COOLPIX L23
35mm換算で広角28mmからカバーする光学5倍ズームレンズを搭載。10.1メガのCCDを採用する。

レンズ前約3cmまで被写体に寄れるマクロ撮影も行える。カメラが被写体の状況を判断して自動的に最適なシーンモードを設定するサポート機能を搭載。電子式の手ぶれ補正も備える。電源は単3形乾電池対応。カラーバリエーションはシルバーとレッドの2色。


COOLPIX S9100/3月発売 ¥OPEN(予想実売価格4万円前後)
COOLPIX S6100/3月発売 ¥OPEN(予想実売価格2万8,000円前後)
COOLPIX S4100/3月発売 ¥OPEN(予想実売価格2万円前後)
COOLPIX S3100/3月発売 ¥OPEN(予想実売価格1万7,000円前後)

スタイリッシュなコンパクトモデル“Sシリーズ”にはS9100/S6100/S4100/S3100の4モデルが加わる。


COOLPIX S9100
最上位のS9100は新開発の薄型光学18倍ズームレンズと12.1メガの裏面照射CMOSセンサーを搭載する。カラーバリエーションはノーブルブラック/グロリアスレッド/ソフィアゴールドの3色。


レンズは光学18倍ズーム対応
「夜撮りキレイテクノロジー」を進化させ、「夜景ポートレート」「逆光」「夜景」の3つのシーンモードに自動連写合成を採用した。感度やシャッタースピードを変えながら高速連写した画像を合成させることで、夜景や室内などの暗いシーンでも高精細な撮影を可能にしている。また新たな機能に、上下左右方向に対応した180度/360度スイング対応のパノラマ写真撮影機能が加えられている。

動画は1920×1080/約30fpsのステレオ音声付で記録できる。「HS動画」記録機能も備える。電源を押して約1秒で起動する高速レスポンスなども本機の特徴となる。

S6100は16.0メガの1/2.3型CCDを採用したスタイリッシュモデル。カラーバリエーションはスーパーレッド/ノーブルブラック/シャンパンシルバー/グロスピンクの4色。


COOLPIX S6100
レンズは35mm換算で広角28mmからの光学7倍対応。背面には46万ドットのタッチパネル3型液晶モニターを備える。高感度対応の画像処理エンジン「EXPEED C2」とノイズ低減処理技術により、暗い場所でも高精細な写真が撮れる「夜撮りキレイテクノロジー」に対応。レンズシフト方式の手ぶれ補正機能を採用する。


動画記録もボタン一つでスタートするスムーズな操作性が特徴
ボタンひとつでステレオ音声付の720pハイビジョン動画撮影できる機能や、ペットモードなど自動認識機能も充実する。

S4100は1/2.3型14メガのCCDを採用。カラーバリエーションはハニーブロンズ/ルージュレッド/シャンパンシルバー。35mm換算で広角26mmからの光学5倍ズームに対応するNIKKORレンズを備える。背面には3型のタッチパネル液晶モニターを搭載する。アニメーション付きスライドショー再生機能も備えた。

COOLPIX S4100

COOLPIX S3100

S3100はシリーズのエントリーモデル。1/2.3型14メガのCCDをイメージセンサーに採用し、レンズは光学5倍ズーム対応。カラーバリエーションンはフレッシュピンク/シャンパンシルバー/ファインパープル/シトラスイエロー/カジュアルブルーと豊富にそろう。


「my Picturetown 3D」でYouTubeの3D動画が楽しめるサービスを参考展示

(株)ニコンと(株)ニコンイメージングジャパンが3月末を目処にスタートを予定している有料会員サービス「my Picturetown 3D」を紹介するコーナーも設けられた。

「my Picturetown 3D」はmy Picturetownの会員向けに展開される3D対応のサービスであ月1,995円/月、または19,950円/年の会員費で利用できる。ユーザーは裸眼立体視が可能な3Dデジタルフォトフレーム「NF-300i」をレンタルして、my Picturetownのオンラインストレージに保存している写真を「3D変換」した写真を楽しむことなどが可能になる。3D変換についてはニコンのサービス窓口に申し込み、ニコンで変換を行ったものがユーザーに届くかたちとなる。変換には「1時間〜」の手間がかかるが、写真の元素材や、サービスの混雑具合により異なるという(展示説明員)。なお、3D変換は月3枚までは会員費に含まれており、4枚目以降からは別途料金が発生する。

「NF-300i」による3D静止画の再生デモ

YouTubeにアップされている3Dコンテンツの再生が楽しめるアプリによるデモも行われていた

デジタルフォトフレームはOSに「Android 2.1」を搭載している。イベント会場ではYouTubeにアップされているサイドバイサイド方式の3D動画を再生できるアプリの参考展示が行われていた。アプリはサービスインの後にアップデートによる提供が予定されており、時期は4月頃を見込んでいるという。動画はストリーミングでの視聴形式となり、動画ファイルを本体ストレージにダウンロードはできない仕様となっている。展示説明員によれば、「サービスの開始後は、同じくアップデートにより、例えばインターネットラジオの視聴機能などを追加できる可能性がNF-300iにはある」という。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
3 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
4 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
5 楽天大感謝祭、明日12/19 20時からスタート。最大半額クーポン事前配布中
6 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
7 AUREXのBluetooth対応CDラジオ、楽天で20%ポイント還元中!
8 連載:世界のオーディオブランドを知る(3)日本発ブランドの象徴「デノン」の歴史を紐解く
9 丁寧な画質と快適な設置性!ボトル型モバイルプロジェクターJMGO「PicoFlix」を使いこなす
10 BenQ、ノングレアIPSパネル搭載のプログラミング向け31.5型4Kモニター「RD320U」
12/19 12:00 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX