• ブランド
    特設サイト
公開日 2012/01/11 23:05

<CES>東芝ブース、タブレットとスマートTVの融合/4K グラスレス3Dテレビをフィーチャー

ワイヤレス給電可能な防水タブレットも参考出展
ファイル・ウェブ編集部:小澤麻実
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
東芝は、コンベンションセンター セントラルホールの11026にブースを構えている。メインで訴求されているのは、7.7型有機ELモデルなどプレスイベントで発表した新製品3機種を含むタブレット端末。そして、タブレットとスマートTVの融合だ。

東芝ブースのタブレット展示ゾーン


5.1型タブレット

7.7型有機ELタブレット


13.3型タブレット

既に発売中の10.1型タブレットも登場(日本での型番はAT700)
■タブレットとスマートTVの融合を訴求

同社の本村裕史氏は「2012年は多くの方がタブレット端末の便利さに気付く年になるのではないだろうか。これまでのリモコンよりも格段に使いやすく、様々な機器を操作できるのは大きなメリット。これからはリモコンの代わりにタブレットが付属する時代が来るかも知れない」と語る。

東芝 本村裕史氏

ブースでは、タブレットに加えアプリの紹介も勿論行い、テレビとタブレットの融合スタイルを提案。2012年度北米市場に投入される「メディアガイドApp」「リモートApp」のデモが早速行われていた。

北米向けスマートテレビ(L7200)とタブレットを組合せ、アプリによる操作をデモ

「メディアガイドApp」は、テレビ番組/VOD番組を含む番組の総合表示・検索が可能なアプリ。グリッド表示/ジャーナル表示のUIを切り換えて使うことができる。表示された情報からテレビ側のチャンネルを変えることも可能。膨大なチャンネル数を擁する北米市場ならではのニーズに応えたものだという。なお、日本市場向けにもカスタマイズしたものをリリースする予定とのこと。

番組表の総合表示・検索ができる「メディアガイドApp」

ジャーナル表示で探すこともできる

そして「リモートApp」は、CATVのセットトップボックス、BD/DVDプレーヤーなどを総合的に操作できるリモコンアプリ。各機器ごとの詳細な操作画面表示・利用はもちろんのこと、複数機器の主要操作ができるリモコンを1画面に並べて表示・利用することも可能だという。

「リモートApp」。各機器ごとの詳細な操作画面表示・利用が可能

複数機器の主要操作ができるリモコンを1画面に並べて表示・利用することもできる


■4K グラスレス3Dテレビを様々なスタイルでフィーチャー

米国にも今年前半に投入される4K・グラスレス3Dテレビ。4Kの画質訴求、デジタル一眼レフカメラで撮影した写真の視聴、裸眼3D映像のアピール、と様々なスタイルでフィーチャーしていた。

また、フルHDの2D映像を超解像技術で4Kまでアップコンバートして表示するデモも行っていた。

4K映像とフルHD映像の比較視聴

裸眼3Dも体験できる


デジタル一眼レフカメラで撮影した写真の視聴
本村氏は「4Kテレビは視聴するコンテンツがないのでは、という指摘をいただく。しかし、例えばハリウッドの大スタジオなどが製作した映画は元々4Kでつくられているので、Blu-rayなどから超解像技術をかけると、元々の4K映像にかなり近づけることができる」と語っていた。

なお、この4K グラスレス3Dテレビ、日本で販売されているものとは多少仕様が異なる。具体的にはベゼルが狭いデザインに変更されているほか、薄型化を実施。これに伴い、日本向けでは直下型としていたLEDバックライトをエッジライト配置に変更したとのことだ。


■ワイヤレス給電可能な防水タブレットを参考出展

ユニークなものとしては、ワイヤレス給電可能な防水タブレットが参考出展されていた。こちらは磁束共鳴を利用して給電するシステム。給電ユニットとタブレット部が10cm程度離れていても充電可能とのこと。充電可能距離は今後更に伸びる可能性があるという。

正面から見ると、普通の防水タブレットのデモのようだが…

タブレット部は給電ユニットからワイヤレスで充電を行っている

このワイヤレス給電のメリットは、充電可能距離に複数の機器がある場合、共鳴周波数を変えることで充電する製品を選ぶことができる点。「どの製品をどのくらい充電するか、などといったことを管理できる」(同社説明員)という。


■フォトレポート

HEMSの取り組みも、ブースの大きなスペースをとってアピール


参考出展されたスマートメーター。電力会社と家庭の間でデータをやりとりする

家庭内の家電を制御するライフデザインボックス


裸眼3D対応コスミオを使った3Dゲーミングスタイルも訴求

北米向けのLEDバックライト搭載テレビラインナップ


L7200を横からみたところ。非常に薄い。

また、ベゼル約8mmの新デザインを採用。日本でも春夏モデルから本デザインが採用されるとのこと

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
2 連載:世界のオーディオブランドを知る(3)日本発ブランドの象徴「デノン」の歴史を紐解く
3 ボーズ、ながら聴きTWS「Bose Ultra Open Earbuds」にさらに新色。計7色のカラバリを用意
4 FX-AUDIO-、ヘッドホンアンプ/プリアンプとしても使えるコンパクトDAC「DAC-T3J」。税込7480円
5 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.1】10000円未満のオススメは?
6 日本発、高コスパイヤホン新本命。final「ZE3000SV」は機能充実、そして何より音が良い!
7 BenQ、ノングレアIPSパネル搭載のプログラミング向け31.5型4Kモニター「RD320U」
8 e☆イヤホン、2025年「福耳袋」を12/20から順次販売開始。スタッフセレクト袋や100万円の「超福耳袋」も
9 装着性が向上してさらに進化! “ハイルドライバー” AMT搭載のオープン型ヘッドホン「HEDDphone TWO」を聴く
10 【インタビュー】エソテリックとティアック、進化し続ける2ブランド。世界にアピールする技術力でオーディオを推進
12/18 9:21 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX