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公開日 2012/08/29 22:12
<IFA>IFA2012もイベント史上最大の開催規模に ー メッセ・ベルリンがオープニング・プレスカンファレンスを開催
会場出展面積は過去最大
世界最大のエレクトロニクスショー「IFA2012」のプレスイベントが、現地時間8月29日(水)に開幕した。13時からはIFA主催社のメッセ・ベルリンによるプレスカンファレンスが開催された。
今年もコンシューマー・エレクトロニクス、ホームアプライアンスの出展分野をメインに、1,439社の出展社が集まった。会場内の出展面積も昨年の記録を1.4%上回る142,200平方メートルに拡大。イベント史上過去最大規模で開催される。
カンファレンスに登壇したドイツ民生通信エレクトロニクス協会(gfu)のボードメンバー・チェアマンのRainer Hecker博士は「世界各国で経済環境の混乱が続く中で、IFA2012はまた大きく成長することができた。IFAが世界最大のエレクトロニクスショーとして、市場を映す鏡であり、牽引車であることによって、その注目度と魅力は変わることなく高まっている」と語る。
IFAは世界各国から集まるトレードビジターにとっても、一年で最も重要なイベントである。IFA2011では会期中の受注総額が37億ユーロを記録。IFAで出展されるコンシューマー・エレクトロニクス、ホームアプライアンスの新製品が、その年のクリスマスセールスを賑わせる主力商品となる。またIFAで初めて発表される新製品も非常に多く、ショーケースイベントとしてのIFAは世界のメディアから大いに注目を浴びている。実際にインターナショナルメディアの参加も年々その数を増している。
世界的な経済不況が続く中、Hecker博士は「コンシューマーエレクトロニクス市場は2012世界で1兆1,000億ドル/2%の成長が期待されている」との市場予測を示し、「イノベーションは成長を生み、マーケットや商品の進化に影響を及ぼす。その結果として、トレーダーやコンシューマーの意欲が刺激され、市場が大きくなっていく。今年もIFAは、エレクトロニクス市場のイノベーションを強く牽引していくだろう」と意気込みを語った。
続いてZVEI(ドイツ電機工業会)のチェアマンであるReinhard Zinkann氏が登壇。メジャー・ホームアプライアンス市場は、2012年もグローバルで1,780億ドル、8%の成長が予測されていると説明。中国・アジアでの成長が市場を牽引するとの予測を示した。「IFAはホームアプライアンスにおける世界最大のイベントでもある。数多くの新製品が発表され、トレードビジネスのプラットフォームとしても見逃すことのできないイベントとして注目度をさらに増している」と語った。
メッセ・ベルリン社COOのChristian Goeke博士は「最良のタイミングと場所で、エレクトロニクス市場の成長を促すイベントがIFAである」と語る。世界各国の年末・クリスマスセールスに大きな影響力を持つイベントとして、2006年から毎年開催のサイクルで運営されてきたIFAは、その重要性を年々と高めてきた。
「IFAのサクセス・ストーリーは2007年から始まった」とコメントしたGoeke博士は、「今日まで世界的な経済危機も乗り越えながら、止むことなく成長を続けて、いまやIFAは名実ともに世界最大のエレクトロニクスショーとなった。マーケットで成功するために、IFAは絶対に参加しなければならないイベントとして出展社、トレードビジターほかすべての関係者に認知されている」と自信をみせる。実際に出展スペースは今年もオーバーブッキングとなり、屋外仮設ホールや、ホールとホールをつなぐ通路にも展示スペースをつくって、多くの出展希望者のリクエストに応えるかたちとなった。現在、南エントランス側の敷地には、2014年のオープンに向けて新しいホールが建設されている。
今年の来場予測について、Goeke博士は「少なく見積もっても、昨年の規模には簡単に到達できるものと予測している」と説明。世界各国から集まるトレードビジターの数は、IFA2011では133,000人という記録に到達した実績がある。
続いてGoeke博士はヨーロッパの経済環境に関する近況をコメント。「幾つかの国々が危機的な環境にあることは確かだが、一方でスウェーデンやドイツ、アイルランド、フランスなど堅調に成長を続ける国々があることを見逃してはならない。ヨーロッパ全体では2.4%のGDP成長が見込まれている」とし、今後のヨーロッパにおける経済成長に大きな不安はないことを強調した。
ヨーロッパにおけるコンシューマーの購買意欲も衰えていないという。中でもヘスルケア、ホームアプライアンス、コンシューマーエレクトロニクスの分野は昨年からの成長が予測されており、Goeke博士は「コンシューマーはこれら人気分野の商品を手に入れたいという強い購買意欲をもっている。IFAはこれら成長分野をカバーしているイベントとして、これからも大きな影響力を発揮し続けるだろう」と胸を張った。
今年もコンシューマー・エレクトロニクス、ホームアプライアンスの出展分野をメインに、1,439社の出展社が集まった。会場内の出展面積も昨年の記録を1.4%上回る142,200平方メートルに拡大。イベント史上過去最大規模で開催される。
カンファレンスに登壇したドイツ民生通信エレクトロニクス協会(gfu)のボードメンバー・チェアマンのRainer Hecker博士は「世界各国で経済環境の混乱が続く中で、IFA2012はまた大きく成長することができた。IFAが世界最大のエレクトロニクスショーとして、市場を映す鏡であり、牽引車であることによって、その注目度と魅力は変わることなく高まっている」と語る。
IFAは世界各国から集まるトレードビジターにとっても、一年で最も重要なイベントである。IFA2011では会期中の受注総額が37億ユーロを記録。IFAで出展されるコンシューマー・エレクトロニクス、ホームアプライアンスの新製品が、その年のクリスマスセールスを賑わせる主力商品となる。またIFAで初めて発表される新製品も非常に多く、ショーケースイベントとしてのIFAは世界のメディアから大いに注目を浴びている。実際にインターナショナルメディアの参加も年々その数を増している。
世界的な経済不況が続く中、Hecker博士は「コンシューマーエレクトロニクス市場は2012世界で1兆1,000億ドル/2%の成長が期待されている」との市場予測を示し、「イノベーションは成長を生み、マーケットや商品の進化に影響を及ぼす。その結果として、トレーダーやコンシューマーの意欲が刺激され、市場が大きくなっていく。今年もIFAは、エレクトロニクス市場のイノベーションを強く牽引していくだろう」と意気込みを語った。
続いてZVEI(ドイツ電機工業会)のチェアマンであるReinhard Zinkann氏が登壇。メジャー・ホームアプライアンス市場は、2012年もグローバルで1,780億ドル、8%の成長が予測されていると説明。中国・アジアでの成長が市場を牽引するとの予測を示した。「IFAはホームアプライアンスにおける世界最大のイベントでもある。数多くの新製品が発表され、トレードビジネスのプラットフォームとしても見逃すことのできないイベントとして注目度をさらに増している」と語った。
メッセ・ベルリン社COOのChristian Goeke博士は「最良のタイミングと場所で、エレクトロニクス市場の成長を促すイベントがIFAである」と語る。世界各国の年末・クリスマスセールスに大きな影響力を持つイベントとして、2006年から毎年開催のサイクルで運営されてきたIFAは、その重要性を年々と高めてきた。
「IFAのサクセス・ストーリーは2007年から始まった」とコメントしたGoeke博士は、「今日まで世界的な経済危機も乗り越えながら、止むことなく成長を続けて、いまやIFAは名実ともに世界最大のエレクトロニクスショーとなった。マーケットで成功するために、IFAは絶対に参加しなければならないイベントとして出展社、トレードビジターほかすべての関係者に認知されている」と自信をみせる。実際に出展スペースは今年もオーバーブッキングとなり、屋外仮設ホールや、ホールとホールをつなぐ通路にも展示スペースをつくって、多くの出展希望者のリクエストに応えるかたちとなった。現在、南エントランス側の敷地には、2014年のオープンに向けて新しいホールが建設されている。
今年の来場予測について、Goeke博士は「少なく見積もっても、昨年の規模には簡単に到達できるものと予測している」と説明。世界各国から集まるトレードビジターの数は、IFA2011では133,000人という記録に到達した実績がある。
続いてGoeke博士はヨーロッパの経済環境に関する近況をコメント。「幾つかの国々が危機的な環境にあることは確かだが、一方でスウェーデンやドイツ、アイルランド、フランスなど堅調に成長を続ける国々があることを見逃してはならない。ヨーロッパ全体では2.4%のGDP成長が見込まれている」とし、今後のヨーロッパにおける経済成長に大きな不安はないことを強調した。
ヨーロッパにおけるコンシューマーの購買意欲も衰えていないという。中でもヘスルケア、ホームアプライアンス、コンシューマーエレクトロニクスの分野は昨年からの成長が予測されており、Goeke博士は「コンシューマーはこれら人気分野の商品を手に入れたいという強い購買意欲をもっている。IFAはこれら成長分野をカバーしているイベントとして、これからも大きな影響力を発揮し続けるだろう」と胸を張った。