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公開日 2012/10/02 18:55
<CEATEC>KDDI、Android 4.0 STB「Smart TV Box」をデモ − スティック型「Smart TV」も参考展示
4G LTEもアピール
10月2日から6日まで千葉・幕張メッセで開催されているIT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2012」。KDDIは同社の出展ブースにて、Android 4.0搭載のセットトップボックス「Smart TV Box」の実機デモを展開している。
併せて記者発表を行い、同社の新規事業統括本部 メディア・CATV推進本部長 河上浩一氏と、同副本部長 神山隆氏が概要を説明した。
「Smart TV Box」は、Android 4.0を搭載しインターネット接続に対応するSTB。日本ケーブルラボによる次世代STB技術仕様(JLabs SPEC-023)に準拠する。放送番組受信のほかに、Google Playストアやケーブルマーケットからのアプリダウンロードが行え、インターネットブラウジングやYouTube視聴などの様々なインターネットサービスを手持ちのテレビで利用できる。au IDで紐づけることにより、auスマートパスの利用やauのアプリストアからのダウンロードも行える。
提供はCATV事業者を通じて行われる形となり、提供開始時期や価格は未定とのこと。
本体はパナソニック製で、サイズは176W×51H×176Dmm(足・端子含む)。基本的なテレビ受信機能としては、地上/BS/110度CSチューナーを3基搭載しており、裏番組のダブル録画に対応する。本体にはHDDを内蔵せず、録画番組の保存は外付けのUSB-HDDに保存するシステムで、最大4台までの外付けUSB-HDDの接続に対応している。
テレビとの接続はHDMIで、そのほかにアナログ出力用のミニピンジャックと光デジタル音声出力端子も備えている。本体にはUSB端子3系統のほか、SDカードスロットも1系統搭載する。
河上氏によれば、想定されるユーザー層は「家族」で、家族みんなで楽しめるような操作性や機能を搭載している。
■“わかりやすさ”に配慮した独自UIを採用 − 4つのメニュー
UIは操作性・視認性に配慮した独自デザインを採用。リモコンの上下左右ボタンでメニューを移動できる。また、リモコンの「ホーム」ボタンを押せば簡単にホーム画面に戻れるようにした。
ホーム画面には、放送中の番組や録画番組のメニューにアクセスできる「TV」のほか、「PLAY」「APPLICATION」「INFORMATION」を併せた全部で4つのメニューを揃える。
「PLAY」は、YouTube・ニコニコ動画などの動画アプリや、全国のラジオが聴き放題となる「LISMO WAVE」、ゲームコンテンツなどを揃えている。
「APPLICATION」は、インストールしたAndroidアプリの一覧を確認できる画面で、よく使用するお気に入りのアプリは別途「ボード」のメニューに移動しておくこともできる。
「INFORMATION」は、ニュースや天気といった情報のほか、ラジオの聴取、ネットショッピングが行えるメニューなどをラインナップする。家族の予定を共有できるカレンダー機能も搭載しており、河上氏によれば「家の冷蔵庫に家族それぞれが予定を書いたメモを貼っておくようなイメージで使ってほしい」とのことだ。
■auのVODサービス「ビデオパス」に対応
本機は、月額590円で動画コンテンツが見放題となるauのVODサービス「ビデオパス」に対応している。auのスマートフフォン/タブレットを使用中で同サービスに登録しているユーザーは、対応デバイスを拡張する形で本機でも「ビデオパス」が利用できる。
auユーザーではなく、同サービスに登録していない場合でも、上述の月額料金を別途支払えばサービスが利用できる。
なお、本機の「まとめて映像検索」機能を使用すると、上述の放送番組・録画番組、ビデオパス、YouTubeなどの動画サイト、Googleなどを対象にキーワードを一括検索できる。
■DLNA対応 − スマホ/タブレット連携を強化
本体にはDOCSIS 3.0搭載LAN/WAN端子を各1系統備えており、ホームネットワーク機能に対応する。Wi-Fiアクセスポイント機能を搭載しており、Wi-Fiルーターとしても使用できる。
内部にはトランスコーダーを搭載しており、本機をサーバーとして、同一ネットワーク内にあるスマートフォンやタブレット等のDLNA対応デバイスへ録画番組を配信することが可能。放送中の番組のリアルタイム配信も行える。
またDLNAプレーヤー/レンダラー機能にも対応しており、同一ネットワーク内にあるNAS内の映像データを本機を介してテレビで視聴することもできる。同一ネットワーク内にあるDLNA機器の検索も、メニューから簡単にアクセスすることが可能だ。
加えて番組持ち出し機能にも対応する予定で、録画番組をネットワーク経由でスマートフォンやタブレットにダビングできる。
スマートフォン/タブレット向けの専用操作アプリも用意している。スマホ/タブレット向けにわかりやすいUIで簡単に操作が行えるよう配慮しており、「まとめて映像検索」の音声検索も行える。
■コンパクトなスティック型の「Smart TV」を参考出展
さらにブース内では、開発中の「Stick型Smart TV」も参考出展した。
受信チューナーは非搭載で、Wi-Fi経由でインターネット接続に対応。外出先に持ち運ぶことも可能で、テレビとHDMI接続するだけで簡単にauスマートパスやビデオパスなどのサービスを楽しめるようになる。付属のリモコンはモーションセンサーに対応する予定とのこと。記録メディアはmicroSDカード。またカメラも搭載し、ビデオ通話を行えるようにする予定という。
■4G LTEや3G、WiMAXなど様々な通信サービスも
そのほか同ブースでは、次世代高速通信サービス「4G LTE」をはじめ、3G、WiMAX、au Wi-Fi(au Wi-Fi SPOT、Wi-Fi HOME SPOT)、auひかりやCATVアライアンスなど、自宅や外出先でも快適な通信環境を実現するスマートネットワークも展示している。
マルチデバイスで便利なコミュニケーション「HTML5を使ったマルチデバイス連携」、てのひらで大切なスマートフォンを守る「掌紋認証」、スマートフォンで手軽に音声合成「もっと楽しくなる!おしゃべりエンジンN2」、高齢・難聴の方々に、安心して通話を楽しんでいただける「補聴機能強化ケータイ」なども紹介している。
併せて記者発表を行い、同社の新規事業統括本部 メディア・CATV推進本部長 河上浩一氏と、同副本部長 神山隆氏が概要を説明した。
「Smart TV Box」は、Android 4.0を搭載しインターネット接続に対応するSTB。日本ケーブルラボによる次世代STB技術仕様(JLabs SPEC-023)に準拠する。放送番組受信のほかに、Google Playストアやケーブルマーケットからのアプリダウンロードが行え、インターネットブラウジングやYouTube視聴などの様々なインターネットサービスを手持ちのテレビで利用できる。au IDで紐づけることにより、auスマートパスの利用やauのアプリストアからのダウンロードも行える。
提供はCATV事業者を通じて行われる形となり、提供開始時期や価格は未定とのこと。
本体はパナソニック製で、サイズは176W×51H×176Dmm(足・端子含む)。基本的なテレビ受信機能としては、地上/BS/110度CSチューナーを3基搭載しており、裏番組のダブル録画に対応する。本体にはHDDを内蔵せず、録画番組の保存は外付けのUSB-HDDに保存するシステムで、最大4台までの外付けUSB-HDDの接続に対応している。
テレビとの接続はHDMIで、そのほかにアナログ出力用のミニピンジャックと光デジタル音声出力端子も備えている。本体にはUSB端子3系統のほか、SDカードスロットも1系統搭載する。
河上氏によれば、想定されるユーザー層は「家族」で、家族みんなで楽しめるような操作性や機能を搭載している。
■“わかりやすさ”に配慮した独自UIを採用 − 4つのメニュー
UIは操作性・視認性に配慮した独自デザインを採用。リモコンの上下左右ボタンでメニューを移動できる。また、リモコンの「ホーム」ボタンを押せば簡単にホーム画面に戻れるようにした。
ホーム画面には、放送中の番組や録画番組のメニューにアクセスできる「TV」のほか、「PLAY」「APPLICATION」「INFORMATION」を併せた全部で4つのメニューを揃える。
「PLAY」は、YouTube・ニコニコ動画などの動画アプリや、全国のラジオが聴き放題となる「LISMO WAVE」、ゲームコンテンツなどを揃えている。
「APPLICATION」は、インストールしたAndroidアプリの一覧を確認できる画面で、よく使用するお気に入りのアプリは別途「ボード」のメニューに移動しておくこともできる。
「INFORMATION」は、ニュースや天気といった情報のほか、ラジオの聴取、ネットショッピングが行えるメニューなどをラインナップする。家族の予定を共有できるカレンダー機能も搭載しており、河上氏によれば「家の冷蔵庫に家族それぞれが予定を書いたメモを貼っておくようなイメージで使ってほしい」とのことだ。
■auのVODサービス「ビデオパス」に対応
本機は、月額590円で動画コンテンツが見放題となるauのVODサービス「ビデオパス」に対応している。auのスマートフフォン/タブレットを使用中で同サービスに登録しているユーザーは、対応デバイスを拡張する形で本機でも「ビデオパス」が利用できる。
auユーザーではなく、同サービスに登録していない場合でも、上述の月額料金を別途支払えばサービスが利用できる。
なお、本機の「まとめて映像検索」機能を使用すると、上述の放送番組・録画番組、ビデオパス、YouTubeなどの動画サイト、Googleなどを対象にキーワードを一括検索できる。
■DLNA対応 − スマホ/タブレット連携を強化
本体にはDOCSIS 3.0搭載LAN/WAN端子を各1系統備えており、ホームネットワーク機能に対応する。Wi-Fiアクセスポイント機能を搭載しており、Wi-Fiルーターとしても使用できる。
内部にはトランスコーダーを搭載しており、本機をサーバーとして、同一ネットワーク内にあるスマートフォンやタブレット等のDLNA対応デバイスへ録画番組を配信することが可能。放送中の番組のリアルタイム配信も行える。
またDLNAプレーヤー/レンダラー機能にも対応しており、同一ネットワーク内にあるNAS内の映像データを本機を介してテレビで視聴することもできる。同一ネットワーク内にあるDLNA機器の検索も、メニューから簡単にアクセスすることが可能だ。
加えて番組持ち出し機能にも対応する予定で、録画番組をネットワーク経由でスマートフォンやタブレットにダビングできる。
スマートフォン/タブレット向けの専用操作アプリも用意している。スマホ/タブレット向けにわかりやすいUIで簡単に操作が行えるよう配慮しており、「まとめて映像検索」の音声検索も行える。
■コンパクトなスティック型の「Smart TV」を参考出展
さらにブース内では、開発中の「Stick型Smart TV」も参考出展した。
受信チューナーは非搭載で、Wi-Fi経由でインターネット接続に対応。外出先に持ち運ぶことも可能で、テレビとHDMI接続するだけで簡単にauスマートパスやビデオパスなどのサービスを楽しめるようになる。付属のリモコンはモーションセンサーに対応する予定とのこと。記録メディアはmicroSDカード。またカメラも搭載し、ビデオ通話を行えるようにする予定という。
■4G LTEや3G、WiMAXなど様々な通信サービスも
そのほか同ブースでは、次世代高速通信サービス「4G LTE」をはじめ、3G、WiMAX、au Wi-Fi(au Wi-Fi SPOT、Wi-Fi HOME SPOT)、auひかりやCATVアライアンスなど、自宅や外出先でも快適な通信環境を実現するスマートネットワークも展示している。
マルチデバイスで便利なコミュニケーション「HTML5を使ったマルチデバイス連携」、てのひらで大切なスマートフォンを守る「掌紋認証」、スマートフォンで手軽に音声合成「もっと楽しくなる!おしゃべりエンジンN2」、高齢・難聴の方々に、安心して通話を楽しんでいただける「補聴機能強化ケータイ」なども紹介している。