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公開日 2012/10/05 17:13
NTTぷらら、定額制/320kbpsの音楽配信「ひかりTVミュージック」を12月開始
約100万曲でスタート。本体へのキャッシュも
映像配信サービス「ひかりTV」を運営するNTTぷららは5日、2012年度下半期事業説明会を開催。12月からのサブスクリプション型の音楽聞き放題サービス「ひかりTVミュージック」の提供開始、11月から電子書籍配信「ひかりTVブック」開始など新サービスを発表した。
●12月からクラウド型音楽配信「ひかりTVミュージック」を開始
今年12月に向けた取り組みとして、新サービス「ひかりTVミュージック」の提供を発表した。「価格、楽曲ラインナップともにご満足いただける定額制音楽配信サービス」を目指したとのことで、数百万曲以上を目標にコンテンツを揃え聴き放題のサブスクリプション型で配信し、充実した邦楽から洋楽までをラインナップ、スマートフォン(iOS/アンドロイド対応)、PC、ひかりTV対応チューナー搭載テレビに向けたマルチデバイスサービスとして展開する。
説明員によると、サービスはスマートフォン向けを先行して2012年12月より約100万曲でのスタートを目標にしている。国内の主要レーベルが参加して邦楽を提供する予定で、レーベルによっては新曲は聴き放題の対象外から外れるケースもある。配信はストリーミングでビットレート320kbpsのAAC形式を予定しており、スマートフォンではプレイリストとして登録することで本体へのキャッシュにも対応する。
PC、テレビ向けには2012年度中に対応する予定で、1つのIDでテレビでも高音質な音楽再生を楽しめる。価格は現時点で検討中としているが、海外の同様のサービスの「Spotify」(プレミアムサービスで月額9.99ドル)などを意識した価格設定となる見込みで、同様のサービスでは国内最安値になる予定とのことだ。
●TV表示にも対応した電子書籍サービス「ひかりTVブック」を11月中旬より開始
同時にテレビでも視聴できる電子書籍サービス「ひかりTVブック」を11月中旬から提供開始することも発表された。スマートフォン、タブレット、PC向けに約5万冊を当初提供するサービスで、コミック、文芸、絵本、写真集など幅広いジャンルを揃える予定。なお、スマートフォン・タブレット(iOS/アンドロイド対応)、ひかりTV対応チューナー向けに配信する。なお、スマートフォンのみで利用することも可能だ。
取り扱う電子書籍のラインナップは「一般的な電子書籍ストアに並ぶラインナップ」としており、具体的な配信予定の作品としてコミック『宇宙兄弟』(講談社)、『ワンピース』(集英社)、文芸に伊坂幸太郎『モダンタイムズ』(講談社)、『のぼうの城』(小学館)などを紹介していた。
「ひかりTVブック」が行うサービスらしく、大画面向けにTVでも鑑賞できる作品として、絵本や写真集に力を入れて独自の「読み聞かせ機能」にも対応する。絵本の対応作品には、月額735円の『学研のおはなし絵本定期購読プラン』(学研教育出版)、「あかずきん」(岩波書店)、写真集では『世界の街から・スイス』(オフィスケー)などを紹介していた。
●下半期にアンドロイドOS搭載STB搭載、テレビ放送サービスも拡大
今年下半期の取り組みでは、Android搭載の多機能STBの投入も予告された。同社従来比10倍のハードウェア性能を持つとのことで、RFリモコン機能や8GBのストレージを搭載し、「フリックパネル・ユーザーインターフェース(仮)」という新デザインの画面を採用。UIをカスタマイズすることもできる。
その他の取り組みでは、ひかりTVによるローカル番組を放送、VOD、モバイル向けに全国で配信し、11月5日からはTOKYO MXの『ニッポンダンディ』を地上波と同時に全国へ放送する。また映像クリエイター発掘コンテスト「ひかりTV」の開催も予告。年度末にはゲームサービスの開始も予告するなど、様々な取り組みで会員サービスを拡大していく考えだ。
●会員数は順調に増加。コンテンツも徐々に拡大
同社はまた、上半期までの事業状況を報告。同社の映像配信・テレビサービス「ひかりTV」の現在の会員数は9月末時点で224万となり、年度末の目標である255万に向けて好調に推移しているという。
また今年上期の主な取り組みでは、スマートフォン向けリモコン「りもこんプラス」の提供、『AKB48のガチチャレ』、怪談コンテンツ『ヒィィィ!かりTV』など上期で200本、年間ペースでは400〜500本を提供したことをアピール。
またテレビサービスのチャンネル数は全94ch、ビデオは25,000本(モバイル6,000本)、カラオケVODは約20,000曲へとそれぞれコンテンツを拡充したほか、レコメンド・レーティング・レビューの実装、ツイッター連動機能の提供などを取り組みを紹介。特に「ツイッター連動機能」はプロ野球の球団別の応援ツイート機能を、約4分の1のユーザーが利用しているという。
●12月からクラウド型音楽配信「ひかりTVミュージック」を開始
今年12月に向けた取り組みとして、新サービス「ひかりTVミュージック」の提供を発表した。「価格、楽曲ラインナップともにご満足いただける定額制音楽配信サービス」を目指したとのことで、数百万曲以上を目標にコンテンツを揃え聴き放題のサブスクリプション型で配信し、充実した邦楽から洋楽までをラインナップ、スマートフォン(iOS/アンドロイド対応)、PC、ひかりTV対応チューナー搭載テレビに向けたマルチデバイスサービスとして展開する。
説明員によると、サービスはスマートフォン向けを先行して2012年12月より約100万曲でのスタートを目標にしている。国内の主要レーベルが参加して邦楽を提供する予定で、レーベルによっては新曲は聴き放題の対象外から外れるケースもある。配信はストリーミングでビットレート320kbpsのAAC形式を予定しており、スマートフォンではプレイリストとして登録することで本体へのキャッシュにも対応する。
PC、テレビ向けには2012年度中に対応する予定で、1つのIDでテレビでも高音質な音楽再生を楽しめる。価格は現時点で検討中としているが、海外の同様のサービスの「Spotify」(プレミアムサービスで月額9.99ドル)などを意識した価格設定となる見込みで、同様のサービスでは国内最安値になる予定とのことだ。
●TV表示にも対応した電子書籍サービス「ひかりTVブック」を11月中旬より開始
同時にテレビでも視聴できる電子書籍サービス「ひかりTVブック」を11月中旬から提供開始することも発表された。スマートフォン、タブレット、PC向けに約5万冊を当初提供するサービスで、コミック、文芸、絵本、写真集など幅広いジャンルを揃える予定。なお、スマートフォン・タブレット(iOS/アンドロイド対応)、ひかりTV対応チューナー向けに配信する。なお、スマートフォンのみで利用することも可能だ。
取り扱う電子書籍のラインナップは「一般的な電子書籍ストアに並ぶラインナップ」としており、具体的な配信予定の作品としてコミック『宇宙兄弟』(講談社)、『ワンピース』(集英社)、文芸に伊坂幸太郎『モダンタイムズ』(講談社)、『のぼうの城』(小学館)などを紹介していた。
「ひかりTVブック」が行うサービスらしく、大画面向けにTVでも鑑賞できる作品として、絵本や写真集に力を入れて独自の「読み聞かせ機能」にも対応する。絵本の対応作品には、月額735円の『学研のおはなし絵本定期購読プラン』(学研教育出版)、「あかずきん」(岩波書店)、写真集では『世界の街から・スイス』(オフィスケー)などを紹介していた。
●下半期にアンドロイドOS搭載STB搭載、テレビ放送サービスも拡大
今年下半期の取り組みでは、Android搭載の多機能STBの投入も予告された。同社従来比10倍のハードウェア性能を持つとのことで、RFリモコン機能や8GBのストレージを搭載し、「フリックパネル・ユーザーインターフェース(仮)」という新デザインの画面を採用。UIをカスタマイズすることもできる。
その他の取り組みでは、ひかりTVによるローカル番組を放送、VOD、モバイル向けに全国で配信し、11月5日からはTOKYO MXの『ニッポンダンディ』を地上波と同時に全国へ放送する。また映像クリエイター発掘コンテスト「ひかりTV」の開催も予告。年度末にはゲームサービスの開始も予告するなど、様々な取り組みで会員サービスを拡大していく考えだ。
●会員数は順調に増加。コンテンツも徐々に拡大
同社はまた、上半期までの事業状況を報告。同社の映像配信・テレビサービス「ひかりTV」の現在の会員数は9月末時点で224万となり、年度末の目標である255万に向けて好調に推移しているという。
また今年上期の主な取り組みでは、スマートフォン向けリモコン「りもこんプラス」の提供、『AKB48のガチチャレ』、怪談コンテンツ『ヒィィィ!かりTV』など上期で200本、年間ペースでは400〜500本を提供したことをアピール。
またテレビサービスのチャンネル数は全94ch、ビデオは25,000本(モバイル6,000本)、カラオケVODは約20,000曲へとそれぞれコンテンツを拡充したほか、レコメンド・レーティング・レビューの実装、ツイッター連動機能の提供などを取り組みを紹介。特に「ツイッター連動機能」はプロ野球の球団別の応援ツイート機能を、約4分の1のユーザーが利用しているという。