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公開日 2012/10/28 12:45
【ヘッドホン祭】FOCUSRITE USBインターフェース/ベトナム発SUNRISE/シンガポール発hippoのMP3プレーヤーなど
アジア発の注目ブランドも登場
10月27日(土)、28日(日)と東京・青山の「スタジアムプレイス青山」で開催されているフジヤエービック主催のヘッドホン総合イベント「秋のヘッドホン祭り2012」。前記事に引き続き、ヘッドホンアンプやD/Aコンバーターを中心に展開された9階ビジョンホールの模様をお伝えしたい。
■McAUDI
第一通信工業によるMcAudiブースでは、ヘッドホンアンプ搭載D/Aコンバーター「MD770」(関連ニュース)がメイン展示された。ブースでは限定20台の特別価格による予約を実施。予約者にはUSB電源ノイズフィルターユニットのプレゼントする。
また、同社のD/Aコンバーター「MD3300」、ヘッドホンアンプ「M81」のデモも行っていた。
■オーロラサウンド
オーロラサウンドは、パソコンのUSBバスパワーを高品位な電源に置き換える「BusPower-Pro」(関連ニュース)を出展。外部ACアダプターにはスイッチング型ではないトランス型を使い、スイッチング電源で出やすい高周波ノイズを回避する。
またotomatsuブランドからは、バランス駆動型ヘッドホンアンプキット「BDR-HPA001」やポータブルヘッドフォンアンプキットを展示していた。「BDR-HPA001」は、ヘッドホンアンプの組み立て式キットとしてはおそらく世界初のバランス駆動タイプになるとのことで、米Head-Fi誌でも取り上げられたという。
■ハイレゾリューション
ハイレゾリューションは、英国FOCUSRITE社の27日発売のオーディオインターフェース「Forte」をメインに展示。価格はオープンだが、54,800円前後での実売が予想される。
FOCUSRITEは手頃な価格のオーディオインターフェースを展開してDAWユーザーに評価されているブランドだ。本機は192kHz/24bitのUSB入力に対応し、同社としては初のオーディオ用途をメインに据えたインターフェイスとなる。出力にはヘッドホンとアナログLR(フォーン端子)を用意するほか、ブレイクアウトケーブルを接続することでXLR端子などの入出力の拡張にも対応する。Windows/Mac共に専用ドライバーが必要。電源はUSBバスパワーだが、ACアダプターも付属する。ヘッドホンアンプの音質には特にこだわっているという。
同じくFOCUSRITE社の製品として、様々な試聴環境をシミュレーションしてくれるヘッドホン専用オーディオインターフェイス「VRMBOX」も展示。専用アプリとの組み合わせにより、3つのモニタールーム、15のモニタースピーカーを再現してのヘッドホン・モニタリングが可能となる。
「MOTU」はFireireを用いたオーディオインターフェースを最初に製品化したブランド。展示されていた「TRACK16」はUSB/Firewireに対応したコンパクトなオーディオインターフェイスだ。従来はラックマウントタイプの製品がほとんどだったが、近年ではこうしたデスクトップ用途を意識した製品の展開も始めた。
■バクーンプロダクツ
バクーンプロダクツは、D/Aコンバーターの新製品「DAC-9730」を展示。価格は36万円を予定している。入力はUSB、同軸デジタル、光デジタルを各1系統搭載。同時に出展されていたヘッドホンアンプ「HDA-5210mk3」と独自の”SATRI-LINK"を用いて接続することも可能だ。
また、スウェーデンのKlutz Design社のヘッドホンスタンドも参考展示していた。こちらは本国では500ユーロで販売されているという。
■jaben
jabenはシンガポールに本拠を置くポータブルオーディオ・メーカー。会場には同社のWilson Yong氏も来場していた。今回は、同社が展開するブランド”hippo”と”Goribe”の製品を展示。特に押していたのは”hippo”のMP3プレーヤー「hippo Biscuit」で、サイズはフリスクのケースにやや厚みを持たせた程度。メモリーは内蔵せず、microSDカードスロットを搭載する。MP3以外にもWAVの再生も可能。大型ヘッドホンを駆動できるヘッドホンアンプも内蔵している。
”GoVibe”については、ヘッドホンアンプ各種を出展。”GoVibe”はそもそもがカナダの個人メーカーだったが、jabinが技術を含め買い取り、現在は独自展開している。
■SUNRISE(ベトナム)
SUNRISEはベトナムのヘッドホンブランド。主にシンガポール、中国、ベトナムで製品を展開しているという。日本でのディストリビューターはまだ決まっておらず、「興味を持った方がいたらぜひ連絡が欲しい」とのことだった。
展示されていたのはイヤホンとポータブルヘッドホンアンプ。同社イヤホンの最上位モデルである「Dragon2」はオンイヤータイプで、本体部には名称の通りドラゴンの絵柄があしらわれている。オンイヤー型ではイヤホン部のカバーが鮮やかな「Feeling2」も展示。「Xcited」「Xcape」はカナル型のイヤホン。この4製品はすでに製品化され、上記の3国などで展開中だ。
また開発中の製品として出展された「Charm3」は、イヤホンの付け根部分に対して、本体部分の角度が調整できるという製品。装着感を高めるのに役立つ。同社の新たな試みとして非常に力を入れているという。
ポータブルヘッドホンアンプも展示。「Dolphin AM-P1」はコンパクトなヘッドホンアンプ。開発中の製品という「Ray DA-P1」はUSB-DACも搭載している。いずれも、コンパクトさにこだわって実用性を高めていると紹介されていた。
■Agara
Agaraは「3S Session」と名付けれたヘッドホンアンプを展示。本機はAgara、47Laboratory、そして欧州の某オーディオブランドの共同開発によって生まれた製品。12月発売予定で、価格は399,000円(税込)。アナログ入力を3系統、ヘッドホン出力を1系統装備する。サイドパネルはウッド仕様となっている。
また、同様に共同で開発中というヘッドホンアンプと同サイズのCDプレーヤーの展示も行っていた。
ヘッドホンアンプ「AGH-600」は、上位モデル「AGH-1000」をベースとしながらコストダウンを図った製品。価格は344,400円(税込)。
■フィデリクス
フィデリクスはD/Aコンバーター「CAPRICE」のDSD仕様モデルと、ヘッドホンアンプ「CERENATE」を組み合わせてのデモを行っていた。DSD信号のHDMI出力に対応したソニー製SACDプレーヤーでSACDを再生して、「CAPRICE」のHDMI入力でDSD信号を受けるというシステムで、DSD再生の魅力をアピールしていた。なお、DSD仕様「CAPRICE」は2.8MHz/5.6MHz両方のDSD信号に対応している。
■R.S.Aサミエルズ
米国発のブランド、R.S.Aサミエルズのブースでは、エレクトロスタティック(コンデンサー)型ヘッドホン専用のヘッドホンアンプ「A-10 THUNDERBOLT II」などのデモを行っていた。本機は真空管アンプを採用し、電源は別筐体となっている。デモでは当然のことながら、スタックスのヘッドホンが組み合わされていた。
他にも、やはり電源が別筐体となったバランス駆動対応ヘッドホンアンプ、バランス駆動対応のポータブルヘッドホンアンプのデモが行われていた。
■SONUD
東京サウンドによるSOUNDブースでは、ヘッドホンアンプ「ValveX SE」を展示。本機は「ValveX」のスペシャルエディションで、低価格を実現するために採用するパーツが制限された従来機に対し、本機は高級パーツを多数搭載した。
■ニューオプト
ニューオプトは、バランス駆動に対応するヘッドホンアンプ「KH-08N」の展示およびデモを行っていた。なお、同製品とほぼ同じ仕様で標準ヘッドホン端子のみ2系統を搭載したヘッドホンアンプ「KH-07N」もラインナップされている。
■マス工房
マス工房ブースで初展示となったのは、昨晩まで制作を進めていたものの残念ながら完成が間に合わなかったという、乾電池駆動のポータブルヘッドホンアンプ。単三電池4本で圧倒的な音量を出せるという。開発中ということでデモでは片チャンネルの音しか聴けなかったが、確かに非常に大きな音量でヘッドホンを鳴らしていた。
同社はスタジオ用途の製品開発をメインにしつつ、マイペースにオーディオ用との製品も開発するというスタンスをとっている。展示では、録音スタジオの要請で開発したという残留ノイズが非常に少ないヘッドホンアンプ「model370」のデモも行った。
ビジョンホール以外の、9階で展開されたブースも紹介していきたい。
■クリプトン
クリプトンはアクティブスピーカー、DAC、オーディオアクセサリーを一体化したオーディオシステム「KS-3 HQM」「KS-1 HQM」の展示、およびデモを行った。
「KS-3 HQM」(関連ニュース)は"HQMデジタル・オーディオシステム”の上位モデルで、10月23日に発売されたばかり。192kHz/24bitのUSB入力に対応し、新開発のDAC回路により歪みを抑えた原音再生を可能にしたとしている。
また、同社ではロングセラーとなっている「KS-1 HQM」を用いた様々なデモも行われていた。
まず、同社やメモリーテックなど4社が合同で発表した「BDミュージック」の再生システムとして「KS-1 HQM」を提案。BDプレーヤーと本機を接続することで、パソコンを用いることなく手軽にハイレゾ音源を楽しめることをアピールした。次に、テレビ用スピーカーとして「KS-1 HQM」を活用する方法を提案。本機は光デジタル入力を搭載するため、テレビのデジタル出力を直接受けることが可能。補正技術やバーチャルサラウンドを用いることなく、テレビの臨場感をピュアに楽しめることをアピールした。
もちろん「KS-1 HQM」はPCスピーカーとして高い性能と手軽さを誇っている、と説明員は付け加える。ヘッドホンを楽しむユーザーに、パソコンと「KS-1 HQM」を組み合わせてのニアフィールドリスニングから、オーディオの魅力を知ってほしいというメッセージが込められていた。
■モダニティ
モダニティは、Parrotブランドのヘッドホンやスピーカーを展示した。ヘッドホンでは、Bluetoothやノイズキャンセリングなど多彩な機能を搭載した「Zik」を展示。また、同社のiPodドック搭載スピーカー「Zikmu」のデモを行った。
さらに、11月15日発売の新製品である「Zikum Solo」(関連ニュース)も展示。こちらは1基構成で、Wi-FiやBluetoothを内蔵している。
■McAUDI
第一通信工業によるMcAudiブースでは、ヘッドホンアンプ搭載D/Aコンバーター「MD770」(関連ニュース)がメイン展示された。ブースでは限定20台の特別価格による予約を実施。予約者にはUSB電源ノイズフィルターユニットのプレゼントする。
また、同社のD/Aコンバーター「MD3300」、ヘッドホンアンプ「M81」のデモも行っていた。
■オーロラサウンド
オーロラサウンドは、パソコンのUSBバスパワーを高品位な電源に置き換える「BusPower-Pro」(関連ニュース)を出展。外部ACアダプターにはスイッチング型ではないトランス型を使い、スイッチング電源で出やすい高周波ノイズを回避する。
またotomatsuブランドからは、バランス駆動型ヘッドホンアンプキット「BDR-HPA001」やポータブルヘッドフォンアンプキットを展示していた。「BDR-HPA001」は、ヘッドホンアンプの組み立て式キットとしてはおそらく世界初のバランス駆動タイプになるとのことで、米Head-Fi誌でも取り上げられたという。
■ハイレゾリューション
ハイレゾリューションは、英国FOCUSRITE社の27日発売のオーディオインターフェース「Forte」をメインに展示。価格はオープンだが、54,800円前後での実売が予想される。
FOCUSRITEは手頃な価格のオーディオインターフェースを展開してDAWユーザーに評価されているブランドだ。本機は192kHz/24bitのUSB入力に対応し、同社としては初のオーディオ用途をメインに据えたインターフェイスとなる。出力にはヘッドホンとアナログLR(フォーン端子)を用意するほか、ブレイクアウトケーブルを接続することでXLR端子などの入出力の拡張にも対応する。Windows/Mac共に専用ドライバーが必要。電源はUSBバスパワーだが、ACアダプターも付属する。ヘッドホンアンプの音質には特にこだわっているという。
同じくFOCUSRITE社の製品として、様々な試聴環境をシミュレーションしてくれるヘッドホン専用オーディオインターフェイス「VRMBOX」も展示。専用アプリとの組み合わせにより、3つのモニタールーム、15のモニタースピーカーを再現してのヘッドホン・モニタリングが可能となる。
「MOTU」はFireireを用いたオーディオインターフェースを最初に製品化したブランド。展示されていた「TRACK16」はUSB/Firewireに対応したコンパクトなオーディオインターフェイスだ。従来はラックマウントタイプの製品がほとんどだったが、近年ではこうしたデスクトップ用途を意識した製品の展開も始めた。
■バクーンプロダクツ
バクーンプロダクツは、D/Aコンバーターの新製品「DAC-9730」を展示。価格は36万円を予定している。入力はUSB、同軸デジタル、光デジタルを各1系統搭載。同時に出展されていたヘッドホンアンプ「HDA-5210mk3」と独自の”SATRI-LINK"を用いて接続することも可能だ。
また、スウェーデンのKlutz Design社のヘッドホンスタンドも参考展示していた。こちらは本国では500ユーロで販売されているという。
■jaben
jabenはシンガポールに本拠を置くポータブルオーディオ・メーカー。会場には同社のWilson Yong氏も来場していた。今回は、同社が展開するブランド”hippo”と”Goribe”の製品を展示。特に押していたのは”hippo”のMP3プレーヤー「hippo Biscuit」で、サイズはフリスクのケースにやや厚みを持たせた程度。メモリーは内蔵せず、microSDカードスロットを搭載する。MP3以外にもWAVの再生も可能。大型ヘッドホンを駆動できるヘッドホンアンプも内蔵している。
”GoVibe”については、ヘッドホンアンプ各種を出展。”GoVibe”はそもそもがカナダの個人メーカーだったが、jabinが技術を含め買い取り、現在は独自展開している。
■SUNRISE(ベトナム)
SUNRISEはベトナムのヘッドホンブランド。主にシンガポール、中国、ベトナムで製品を展開しているという。日本でのディストリビューターはまだ決まっておらず、「興味を持った方がいたらぜひ連絡が欲しい」とのことだった。
展示されていたのはイヤホンとポータブルヘッドホンアンプ。同社イヤホンの最上位モデルである「Dragon2」はオンイヤータイプで、本体部には名称の通りドラゴンの絵柄があしらわれている。オンイヤー型ではイヤホン部のカバーが鮮やかな「Feeling2」も展示。「Xcited」「Xcape」はカナル型のイヤホン。この4製品はすでに製品化され、上記の3国などで展開中だ。
また開発中の製品として出展された「Charm3」は、イヤホンの付け根部分に対して、本体部分の角度が調整できるという製品。装着感を高めるのに役立つ。同社の新たな試みとして非常に力を入れているという。
ポータブルヘッドホンアンプも展示。「Dolphin AM-P1」はコンパクトなヘッドホンアンプ。開発中の製品という「Ray DA-P1」はUSB-DACも搭載している。いずれも、コンパクトさにこだわって実用性を高めていると紹介されていた。
■Agara
Agaraは「3S Session」と名付けれたヘッドホンアンプを展示。本機はAgara、47Laboratory、そして欧州の某オーディオブランドの共同開発によって生まれた製品。12月発売予定で、価格は399,000円(税込)。アナログ入力を3系統、ヘッドホン出力を1系統装備する。サイドパネルはウッド仕様となっている。
また、同様に共同で開発中というヘッドホンアンプと同サイズのCDプレーヤーの展示も行っていた。
ヘッドホンアンプ「AGH-600」は、上位モデル「AGH-1000」をベースとしながらコストダウンを図った製品。価格は344,400円(税込)。
■フィデリクス
フィデリクスはD/Aコンバーター「CAPRICE」のDSD仕様モデルと、ヘッドホンアンプ「CERENATE」を組み合わせてのデモを行っていた。DSD信号のHDMI出力に対応したソニー製SACDプレーヤーでSACDを再生して、「CAPRICE」のHDMI入力でDSD信号を受けるというシステムで、DSD再生の魅力をアピールしていた。なお、DSD仕様「CAPRICE」は2.8MHz/5.6MHz両方のDSD信号に対応している。
■R.S.Aサミエルズ
米国発のブランド、R.S.Aサミエルズのブースでは、エレクトロスタティック(コンデンサー)型ヘッドホン専用のヘッドホンアンプ「A-10 THUNDERBOLT II」などのデモを行っていた。本機は真空管アンプを採用し、電源は別筐体となっている。デモでは当然のことながら、スタックスのヘッドホンが組み合わされていた。
他にも、やはり電源が別筐体となったバランス駆動対応ヘッドホンアンプ、バランス駆動対応のポータブルヘッドホンアンプのデモが行われていた。
■SONUD
東京サウンドによるSOUNDブースでは、ヘッドホンアンプ「ValveX SE」を展示。本機は「ValveX」のスペシャルエディションで、低価格を実現するために採用するパーツが制限された従来機に対し、本機は高級パーツを多数搭載した。
■ニューオプト
ニューオプトは、バランス駆動に対応するヘッドホンアンプ「KH-08N」の展示およびデモを行っていた。なお、同製品とほぼ同じ仕様で標準ヘッドホン端子のみ2系統を搭載したヘッドホンアンプ「KH-07N」もラインナップされている。
■マス工房
マス工房ブースで初展示となったのは、昨晩まで制作を進めていたものの残念ながら完成が間に合わなかったという、乾電池駆動のポータブルヘッドホンアンプ。単三電池4本で圧倒的な音量を出せるという。開発中ということでデモでは片チャンネルの音しか聴けなかったが、確かに非常に大きな音量でヘッドホンを鳴らしていた。
同社はスタジオ用途の製品開発をメインにしつつ、マイペースにオーディオ用との製品も開発するというスタンスをとっている。展示では、録音スタジオの要請で開発したという残留ノイズが非常に少ないヘッドホンアンプ「model370」のデモも行った。
ビジョンホール以外の、9階で展開されたブースも紹介していきたい。
■クリプトン
クリプトンはアクティブスピーカー、DAC、オーディオアクセサリーを一体化したオーディオシステム「KS-3 HQM」「KS-1 HQM」の展示、およびデモを行った。
「KS-3 HQM」(関連ニュース)は"HQMデジタル・オーディオシステム”の上位モデルで、10月23日に発売されたばかり。192kHz/24bitのUSB入力に対応し、新開発のDAC回路により歪みを抑えた原音再生を可能にしたとしている。
また、同社ではロングセラーとなっている「KS-1 HQM」を用いた様々なデモも行われていた。
まず、同社やメモリーテックなど4社が合同で発表した「BDミュージック」の再生システムとして「KS-1 HQM」を提案。BDプレーヤーと本機を接続することで、パソコンを用いることなく手軽にハイレゾ音源を楽しめることをアピールした。次に、テレビ用スピーカーとして「KS-1 HQM」を活用する方法を提案。本機は光デジタル入力を搭載するため、テレビのデジタル出力を直接受けることが可能。補正技術やバーチャルサラウンドを用いることなく、テレビの臨場感をピュアに楽しめることをアピールした。
もちろん「KS-1 HQM」はPCスピーカーとして高い性能と手軽さを誇っている、と説明員は付け加える。ヘッドホンを楽しむユーザーに、パソコンと「KS-1 HQM」を組み合わせてのニアフィールドリスニングから、オーディオの魅力を知ってほしいというメッセージが込められていた。
■モダニティ
モダニティは、Parrotブランドのヘッドホンやスピーカーを展示した。ヘッドホンでは、Bluetoothやノイズキャンセリングなど多彩な機能を搭載した「Zik」を展示。また、同社のiPodドック搭載スピーカー「Zikmu」のデモを行った。
さらに、11月15日発売の新製品である「Zikum Solo」(関連ニュース)も展示。こちらは1基構成で、Wi-FiやBluetoothを内蔵している。