• ブランド
    特設サイト
公開日 2013/09/25 14:00

パナソニック、4K/MGVC対応の“DIGA”「DMR-BZT860」など4機種

「おまかせ録画」をさらに強化
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パナソニックはBDレコーダー“DIGA”のトリプルチューナーおよびダブルチューナーモデル4機種を10月20日に発売する。詳細は以下の通り。

DMR-BZT860 ¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)
DMR-BZT760 ¥OPEN(予想実売価格110,000円前後)
DMR-BWT660 ¥OPEN(予想実売価格75,000円前後)
DMR-BWT560 ¥OPEN(予想実売価格65,000円前後)

DMR-BZT860

DMR-BZT760


DMR-BWT660

DMR-BWT560

4モデルは、それぞれ4K/24p出力およびマスターグレードビデオコーディング(MGVC)への対応を新たに実現したことが特徴。「おまかせ録画」を強化して録画機能もさらに充実させ、「動くアルバムメーカー」や「おもいでボタン」など、撮影した写真や動画を楽しむ機能も充実させた。

■ダブルチューナーモデル以上の全機種が4K/24p対応

「4Kダイレクトクロマアップコンバート」を採用し、4K/24pアップコンバートに対応。4K対応システムLSI「新ユニフィエ」により、同社独自の「4Kダイレクトクロマアップコンバート方式」を実現。ハイビジョン領域の色信号補間を経ずに、デコードしたハイビジョン信号からダイレクトに4K信号へアップコンバートすることにより、鮮度が高く、自然な 質感と立体感にあふれた映像を実現する。BDソフトの24p素材に加え、ハイビジョン放送などの映画素材も4K/24pへのアップコンバート出力に対応する。

これまで最上位モデルのDMR-BZT9300のみに搭載されていた独自技術「マスターグレードビデオコーディング(MGVC)」にも、上記4機種全てが対応。MGVCとは通常24ビット階調で記録されているBDに、独自のビット拡張データを追加記録することでスタジオマスターと同じ36ビットデータを収録できるパナソニックの独自技術。このMVGCに対応するBDタイトルを本機で再生すると、36ビット階調での映像再現が可能となる。

長時間録画モードの画質もさらに向上した。アドバンストAVCエンコーダーの「ジャンル最適エンコード」方式をさらに改善することで、ドラマ番組のボケやノイズ、動き、の激しい音楽番組のノイズなどが低減し、より見やすくなった。

■「おまかせ録画」をさらに強化

上記4モデルは「おまかせ録画」を大幅に向上させ、簡単な操作で複数の条件を組み合わせ、関連番組を自動で録画できるようになった。「おまかせ録画」アイコンをスタートメニューの中央に配置したことからも、同社の自信がうかがえる。

条件設定については、地デジ/BS/CSなどの「放送種別」、ドラマ、スポーツなどジャンルの「カテゴリー」、2時間ドラマ、海外ドラマなどジャンル内をさらに詳細にカテゴライズした「サブカテゴリー」、さらに「フリーワード」「人名」「曜日」など、様々な項目を自由に組み合わせ、詳細な絞込みが行える。フリーワードの指定については、複数キーワード、除外キーワードができる。

また「おまかせ録画」した番組を視聴する際は、スタートメニューの「おまかせ録画」アイコンを選択すると、設定条件の一覧を表示。設定条件を選択すると、その条件で「おまかせ録画」した番組の一覧が表示されるので、そこから番組を選択して再生することができる。

番組が新たに「おまかせ録画」されると、おまかせ録画条件の一覧に、条件に合致した番組が新たに録画されたことが表示され、見逃しが防げる。また、「おまかせ録画」した番組を自動消去することも可能。録画されてから10日後、あるいは20日後での自動消去を設定することができ、「おまかせ録画」した番組でHDDが埋まってしまうのを避けられる。もちろん、自動消去を設定しないことも可能。また自動消去設定をしていても、残しておきたい番組はプロテクトを設定しておけば消去されない。

リモコンには「おもいでボタン」を新搭載。「おもいでボタン」を押すだけで、本機に保存した写真のスライドショーをお気に入りのBGMに乗せて再生することができる。他にも、写真・ムービーについてテンプレートを選んでアルバム作成ができる「動くアルバムメーカー」、簡単にショートムービーが作成できる「おまかせクリップ」など、写真や動画の編集を楽しめる機能も搭載している。

ディーガモニター対応や持ち出し強化など録画番組の楽しみ方もさらに多彩に

同時に発表された“ディーガモニター”にも対応。本機と組み合わせることで、録画した番組や放送番組を、家庭内ネットワーク経由で“ディーガモニター”からワイヤレス視聴が可能。また“ディーガモニター”をタッチ操作対応のリモコンとして使用することができるほか、BDレコーダーで再生してHDMI接続したテレビで視聴していた番組の続きを“ディーガモニター”から視聴することもできる。

別売のDTCP+対応動画転送アダプター「DY-RS10-W」と接続すれば、録画番組を外出先で、3G/LTE回線または公衆無線LANを介してスマートフォン・タブレットなどから視聴できる。録画予約の際に「持ち出し番組」の設定をしておけば、自動的に動画転送アダプターへ持ち出し番組を転送してくれる。インターネットサービス「ディモーラ/ミモーラ」にも対応する。

「番組お引っ越し」機能も進化。今まで使っていたDIGAをLANケーブルや宅内LAN環境で接続しておくことで、録画番組をダビングすることが可能だ。さらに新モデルでは、番組だけでなく撮影ビデオや写真のダビングも可能になった。なお本機能については「引っ越し元」が2012年秋モデル以降のDIGA、「引っ越し先」が2013年春モデル以降のDIGAでの対応となる。また、DIGAに保存した音楽、およびアクトビラから購入したコンテンツは「番組お引っ越し」ダビングができない。

上位モデルと同様に「ゆっくり再生」に対応。録画番組、BD/DVD、放送波の視聴中にリモコンの「ゆっくり再生」ボタンを押すと、再生速度が0.8倍速になり、音声が聴き取りやすくなる。子音を強調する補正も同時に行うため、音声がよりはっきりと聴こえるようになっている。本機能はニュースが早口で聞き取りづらい場合や語学学習のために洋画を視聴する場合などでの使用が想定されている。なお、DMR-BZT860/760は3番組同時録画中、DMR-BWT660/560は2番組録画中に放送の「ゆっくり再生」には非対応となる。

上位モデルのDMR-BZT860のみ、タッチパッド搭載の無線リモコンを同梱。タッチパッドを押し込むと確定、フリックするとページ切換、外周を指でなぞるとカーソルの上下移動や、再生中の早送り・早戻しなどができる。

録画番組を別の部屋のテレビで楽しめる「お部屋ジャンプリンク」については、2カ所同時の転送に対応。対応する同社のテレビ“VIERA”やDIGA、“ディーガモニター”への録画番組や放送中の番組を転送することが可能だ。

また、USBハードディスクを増設しての録画に対応。USBハードディスクは最大3TBまで対応し、最大8台まで登録できる。録画は15倍モードまでの長時間録画も可能。USB3.0対応のUSBハードディスクであれば、複数番組の同時録画も可能となる。

4モデルともに主な録画可能ディスクはBD-RE(片面1層/2層/3層)、BD-R(片面1層/2層/3層/4層、LTH片面1層)、DVD-RAM、DVD-R、DVD-R DL、DVD-RWとなる。

主な再生可能ディスクは、BD-RE(片面1層/2層/3層)、BD-R(片面1層/2層/3層/4層、LTH片面1層)、BD-Video(Blu-ray 3D,BD-LIVE)、BD-ROM、DVD-RAM、DVD-RW/+RW、DVD-R/+R、DVD-R DL/+R DL、DVD-Video、音楽CD、CD-R/RW。

出力端子はHDMIが1系統、アナログLR(RCA)が1系統、光デジタル音声が1系統(BZT860/760のみ搭載)を搭載。

i.LINK端子は背面に1系統を搭載(BWT660は入力のみ)。USB端子はBZT860/760が2系統(前面/背面)を搭載し、背面はUSB3.0対応となる。BWT660/560については背面にUSB端子を1系統搭載する。その他、4機種共通でSDメモリーカードスロット、LAN端子を搭載する。

「DMR-BZT860」は消費電力が25W(待機時最小0.00W)、外形寸法は430W×54H×189Dmm、質量は約2.7kg。「DMR-BZT760」は消費電力が24W(待機時最小0.00W)、外形寸法は430W×44H×189Dmm、質量は約2.6kg。「DMR-BWT660」は消費電力が21W(待機時最小0.00W)、外形寸法は430W×41.5H×189Dmm、質量は約2.2kg。「DMR-BWT660」は消費電力が20W(待機時最小0.00W)、外形寸法は430W×41.5H×189Dmm、質量は約2.1kgとなる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックを見る
  • ジャンルBlu-rayディスクレコーダー
  • ブランドPANASONIC
  • 型番DMR-BZT860
  • 発売日2013年10月20日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)
【SPEC】●HDD容量:3TB ●チューナー:地上・BS・110度CSデジタル(CATVパススルー対応) ●入出力端子:映像入力×1、2chアナログ音声入力×1、光デジタル音声出力×1、HDMI映像・音声出力×1、i.LINK端子(4ピン)TS入力×1系統/映像入力×1、2chアナログ音声入力×1、HDMI映像・音声出力×1、i.LINK端子(4ピン)TS入力×1 ●その他端子:SDメモリーカードスロット×1、USB×1、LAN×1 ●消費電力:約25W ●外形寸法:430W×54H×189Dmm(突起部含まず) ●質量:約2.7kg
  • ジャンルBlu-rayディスクレコーダー
  • ブランドPANASONIC
  • 型番DMR-BZT760
  • 発売日2013年10月20日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格110,000円前後)
【SPEC】●HDD容量:2TB ●チューナー:地上・BS・110度CSデジタル(CATVパススルー対応) ●入出力端子:映像入力×1、2chアナログ音声入力×1、光デジタル音声出力×1、HDMI映像・音声出力×1、i.LINK端子(4ピン)TS入力×1系統/映像入力×1、2chアナログ音声入力×1、HDMI映像・音声出力×1、i.LINK端子(4ピン)TS入力×1 ●その他端子:SDメモリーカードスロット×1、USB×1、LAN×1 ●消費電力:約24W ●外形寸法:430W×44H×189Dmm(突起部含まず) ●質量:約2.6kg
  • ジャンルBlu-rayディスクレコーダー
  • ブランドPANASONIC
  • 型番DMR-BWT660
  • 発売日2013年10月20日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格75,000円前後)
【SPEC】●HDD容量:1TB ●チューナー:地上・BS・110度CSデジタル(CATVパススルー対応) ●入出力端子:映像入力×1、2chアナログ音声入力×1、光デジタル音声出力×1、HDMI映像・音声出力×1、i.LINK端子(4ピン)TS入力×1系統/映像入力×1、2chアナログ音声入力×1、HDMI映像・音声出力×1、i.LINK端子(4ピン)TS入力×1 ●その他端子:SDメモリーカードスロット×1、USB×1、LAN×1 ●消費電力:約21W ●外形寸法:430W×41.5H×189Dmm(突起部含まず) ●質量:約2.2kg
  • ジャンルBlu-rayディスクレコーダー
  • ブランドPANASONIC
  • 型番DMR-BWT560
  • 発売日2013年10月20日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格65,000円前後)
【SPEC】●HDD容量:500GB ●チューナー:地上・BS・110度CSデジタル(CATVパススルー対応) ●入出力端子:映像入力×1、2chアナログ音声入力×1、光デジタル音声出力×1、HDMI映像・音声出力×1、i.LINK端子(4ピン)TS入力×1系統/映像入力×1、2chアナログ音声入力×1、HDMI映像・音声出力×1、i.LINK端子(4ピン)TS入力×1 ●その他端子:SDメモリーカードスロット×1、USB×1、LAN×1 ●消費電力:約20W ●外形寸法:430W×41.5H×189Dmm(突起部含まず) ●質量:約2.1kg
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
2 連載:世界のオーディオブランドを知る(3)日本発ブランドの象徴「デノン」の歴史を紐解く
3 ボーズ、ながら聴きTWS「Bose Ultra Open Earbuds」にさらに新色。計7色のカラバリを用意
4 FX-AUDIO-、ヘッドホンアンプ/プリアンプとしても使えるコンパクトDAC「DAC-T3J」。税込7480円
5 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.1】10000円未満のオススメは?
6 日本発、高コスパイヤホン新本命。final「ZE3000SV」は機能充実、そして何より音が良い!
7 BenQ、ノングレアIPSパネル搭載のプログラミング向け31.5型4Kモニター「RD320U」
8 e☆イヤホン、2025年「福耳袋」を12/20から順次販売開始。スタッフセレクト袋や100万円の「超福耳袋」も
9 装着性が向上してさらに進化! “ハイルドライバー” AMT搭載のオープン型ヘッドホン「HEDDphone TWO」を聴く
10 【インタビュー】エソテリックとティアック、進化し続ける2ブランド。世界にアピールする技術力でオーディオを推進
12/18 9:21 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX