• ブランド
    特設サイト
公開日 2014/01/08 16:04

【CES】パナソニック、新4K VIERAの実機を展示 - ヘッドホンやビデオカメラの新製品も多数登場

新スマートテレビ機能「Life+ Screen」も全面展開
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
現地時間の1月7日より開幕した「2014 International CES」。本記事では、テレビ、イメージング、オーディオ/ヘッドホンと幅広いジャンルにわたって多数の新製品を出展したパナソニックブースの模様をお伝えする。

パナソニックのブース

湾曲有機ELを繋げた展示

■新“4K VIERA”など4K対応テレビが登場

テレビの出展の目玉となったのが、昨日のプレスカンファレンスで発表された新4Kテレビである“4K Life+ Screen”「AX800」シリーズだ。会場には65型「TC-65AX800U」が出展された。また、“4K Life+ Screen”の85インチモデルも参考出展されていた。

「TC-65AX800U」

“4K Life+ Screen”の85インチモデルが参考出展

■最新テレビ関連の技術を紹介

“4K Life+ Screen”の画質面での最大の特徴である広色域再現技術「Studio Master Coler」のデモも、米国では「4K Pure Direct」と名づけられている4K/60p/4:4:4出力機能と合わせて行われていた。また、「AX800」シリーズにも内蔵されたHEVC技術も紹介されていた。

広色域再現技術「Studio Master Coler」のデモ

パナソニックのHEVC技術も紹介


マスターグレードビデオコーディングのデモも行われていた

■新スマートテレビ機能「Life+ Screen」

今回発表されたテレビの新製品のラインナップ名にも冠されているスマート機能の新プラットフォーム「Life+ Screen」は、従来のスマート機能に加え、ユーザーの嗜好に合わせて好みのコンテンツをレコメンドしてくれたり、ユーザーを自動的に判断してそのユーザーに合わせた情報を表示してくれる。

「Life+ Screen」は様々なコンテンツをレコメンドしてくれる

レコメンドについては、視聴しているユーザーがリモコンで好きなコンテンツなどに対し「LIKE」ボタンを押すことで傾向が学習されていく。また、待機状態時に人の存在をセンサーが感知すると、カメラが起動してどのユーザーなのかを自動で検知してくれる。これに合わせて画面下に現れた「Info Bar」が、そのユーザーに必要なメッセージやお薦めコンテンツなどを表示してくれる。

待機状態からセンサーで起動する「Info Bar」

人を感知するとカメラが起ち上がり、特定のユーザーを認識する

■湾曲有機ELなど4K関連の最新技術を展示

開幕前からアナウンスされていた、湾曲した4K有機ELディスプレイを繋げて壁上にした展示には、多くの来場者が足を止めていた。他にも、4Kパネルを用いたデジタルサイネージ、85インチの4Kテレビを使ったゲームプレイ、業務用4Kプロジェクターなどのデモも行われていた。

湾曲した4K有機ELディスプレイを繋げて壁上にした展示


業務用の4Kプロジェクターは実際に投写デモも行われた

85インチの4Kテレビを使ったゲームプレイのデモ

複数の4Kテレビを連動させてひとつの映像を表示した上で、4Kタブレットを使って任意の部分をフォーカスして視聴できる業務用アプリケーションも紹介されていた。

複数の4Kテレビでひとつの映像を表示した上で、4Kタブレットと連動させる業務用アプリを展示

■4Kウェアラブルカメラなどイメージング関連も積極展示

プレスカンファレンスで登場して注目を集めた、開発中の4Kウェアラブルカメラのデモが会場内で行われ、実際にその映像を見ることができた。現時点では発売時期や価格などは未定とのこと。また、4K撮影が可能なミラーレス一眼“LUMIX”が参考展示されていた。

4K撮影が可能なウェアラブルカメラとLUMIXの試作機

4Kウェアラブルカメラはリアルタイム撮影した映像を見ることができた

ビデオカメラの新製品も一斉に展示。特に上位モデルの「HC-W850」と「HC-V750」には新開発のレンジ、エンジンを搭載して大幅に画質を向上させたとのこと。「HC-W850」は高解像度と高倍率ズームを可能とするために4群レンズを箇々のモーターで制御する。

さらに「HC-W850」はメインのカメラとは別に、液晶画面側にサブカメラを内蔵。メインカメラの映像と同時に、もうひとつの映像を撮影することが可能だ。

「DMC-ZS40」

「HC-W850」(左)と「HC-V750」(右)

デジタルカメラについては、高倍率ズーム対応のコンパクトデジタルカメラの最上位モデルとなる「DMC-ZS40」、42倍光学ズームレンズと22mmの広角を実現した「DMC-LZ40」などの新製品を出展した。

次ページヘッドホンやワイヤレスオーディオも積極展開

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX