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公開日 2015/01/29 16:11

JVC、音質にこだわった“ウッドコーン”コンポ新入門機「EX-S5」 − シリーズ初のBluetooth対応

担当者が特徴をアピール
ファイル・ウェブ編集部
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JVCケンウッドは、振動板に木を使った“ウッドコーンオーディオ”スピーカーを採用したオーディオコンポの新エントリーモデル「EX-S5」を2月中旬より発売する。ブラウン、ホワイト、ブラックの3色を揃え、価格はオープンだが46,000円前後での実売が予想される。

EX-S5(ブラウン)

EX-S5(ホワイト)


EX-S5(ブラック)

本機のリモコン

■コンパクトながら音質にもこだわった新入門機/Bluetooth初対応/FM補完放送も

2013年に発売した「EX-S3」の後継にあたる新たな“ウッドコーンオーディオ”入門機という位置づけで、高さを10mm低くしたフラット&ロースタイルのデザインを採用。より設置性を高めた。一方、キャビネットを四方留め構造にし剛性を高めるなど、「エントリー機でコスト面の制約があるなかでも、かなりの創意工夫によって音質面にもこだわった」(ウッドコーン開発を担当する同社の今村智氏)という。音質面でのこだわりの詳細などは後述する。

EX-S3(左)と並べたところ

レシーバー部のフロント面

そのほか前面パネルの部分をフラットに変更するなど、より現代的なデザイン変更も施しており、EX-S3展開時に掲げた「カフェスタイル・コンポ」というコンセプトを「新カフェスタイル・コンポ」へと進化させて訴求していく。

コンパクト化やBluetooth対応で使い勝手を高めつつ音質にもこだわることで「新カフェスタイル」を提案

実用最大出力25W+25W(4Ω)のフルデジタルアンプ/プレーヤー部と、フルレンジの8.5cmウッドコーンを搭載した1ウェイバスレフスピーカーによって構成。本体部はCD、USBメモリー(MP3/WMA)の再生が可能なほか、ウッドコーンオーディオシステムとして初めてBlutooth機能を搭載し、NFCに対応した。BluetoothはVer.2.1+EDRで、対応プロファイル/コーデックはA2DP、AVRCP/SBC。

スピーカーの振動板に木材の“ウッドコーン”を採用

背面

また、USB端子はiPod/iPhoneとのデジタル接続にも対応するほか、CDやラジオ、外部機器の音声をUSBメモリーに録音することも可能。録音フォーマットはMP3で、ビットレートは128kbps/192kbpsを選択できる。そのほか、FM/AMラジオチューナーも搭載し、FM波でAM放送を受信できるFM補完放送にも対応している。

天面に各種ボタン類やNFCのタッチ部を配置

■ニーズが高まるBluetooth対応/上位機のノウハウを投入し音質にも自信

「EX-S3」、さらにその前モデルである「EX-S1」で天面に装備していたiPodドックを廃したのも従来からの変更点。この点について、プレス向け説明会で商品コンセプトなどの説明にあたった同社CEセグメントPAV部の寺田洋氏は、オーディオ市場におけるBluetoothニーズの高まりが背景にあると説明。「製品に対する問い合わせや相談で、Bluetooth対応であれば解決可能な内容のものが2014年度は増えた。また、EX-S3ではiPodドックを搭載していたが、iPhone/iPodがLightning端子に変更されてEX-S3に挿せなくなったという問題も、Bluetoothでのワイヤレス接続であればクリアできる」とした。なお、ドックは廃止したがiPhone/iPodとは上記のようにUSB経由でデジタル接続が可能。

JVC 寺田氏

台数・金額ともにBluetooth市場が伸長

次ページ徹底した振動対策などエントリー機にも多数のこだわりを投入

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製品スペックを見る
  • ジャンルハイコンポ
  • ブランドJVC
  • 型番EX-S5
  • 発売日2015年2月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格46,000円前後)
【SPEC】●実用最大出力:25W+25W(4Ω,JEITA) ●再生可能メディア:音楽CD、CD-R/RW(MP3,WMA) ●Bluetoothバージョン:ver2.1+EDR ●対応プロファイル:A2DP,AVRCP ●対応コーデック:SBC ●スピーカー型式(JEITA):バフレフ型フルレンジウッドコーン 8.5cm×1(4Ω、1本あたり) ●外形寸法:センター部…219W×110H×291Dmm、スピーカー部(1本)…140W×110H×276Dmm ●質量:センター部…2.1kg、スピーカー部(1本)…2.0kg
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