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公開日 2015/05/14 15:22
シャープ、'14年度赤字は2,223億円。資本金を5億円に減資、希望退職3,500人募集
中期経営計画も策定
シャープ(株)は、2014年度の通期連結業績を発表した。売上高は約2兆7,863億円で、営業損失は約481億円、純損失は約2,223億円と、いずれも今年2月に発表した予想値を大幅に下回った。
営業利益減については、中小型液晶の市場価格の下落と、それにともなう卸資産の評価減、エネルギーソリューション事業におけるソーラーパネルの原材料にかかわる引き当て金の計上などが主因。また減損損失と事業構造改革費用を特別損失に計上したことから、純損失が大幅に拡大した。
この結果を受け同社では、希望退職や本社売却などのリストラを実施。希望退職についてはシャープ(株)と主要国内連結子会社を対象に、3,500人程度を募集する。募集期間は7月下旬まで、退職日は9月30日を予定する。
また同社では、資本金を5億円へ大幅に減資することや取締役の異動、カンパニー制の導入など、様々な機構改革や組織変更を行うことも発表した。
同時にシャープは、2015年度から2017年度の中期経営計画も策定。みずほ銀行や三菱東京UFJ銀行、ジャパン・インダストリアル・ソリューションズなどから出資を受けて財務基盤を再構築し、現行の2ビジネスグループ・8事業本部を、「コンシューマーエレクトロニクスカンパニー」「エネルギーソリューションカンパニー」「ビジネスソリューションカンパニー」「電子デバイスカンパニー」「ディスプレイデバイスカンパニー」の、5つのカンパニーに再編。また固定費削減も徹底する。これらの施策を通して抜本的構造改革を断行し、安定的な収益基盤を構築すると説明している。
中期経営計画についてはこちらの記事でくわしく紹介している。
営業利益減については、中小型液晶の市場価格の下落と、それにともなう卸資産の評価減、エネルギーソリューション事業におけるソーラーパネルの原材料にかかわる引き当て金の計上などが主因。また減損損失と事業構造改革費用を特別損失に計上したことから、純損失が大幅に拡大した。
この結果を受け同社では、希望退職や本社売却などのリストラを実施。希望退職についてはシャープ(株)と主要国内連結子会社を対象に、3,500人程度を募集する。募集期間は7月下旬まで、退職日は9月30日を予定する。
また同社では、資本金を5億円へ大幅に減資することや取締役の異動、カンパニー制の導入など、様々な機構改革や組織変更を行うことも発表した。
同時にシャープは、2015年度から2017年度の中期経営計画も策定。みずほ銀行や三菱東京UFJ銀行、ジャパン・インダストリアル・ソリューションズなどから出資を受けて財務基盤を再構築し、現行の2ビジネスグループ・8事業本部を、「コンシューマーエレクトロニクスカンパニー」「エネルギーソリューションカンパニー」「ビジネスソリューションカンパニー」「電子デバイスカンパニー」「ディスプレイデバイスカンパニー」の、5つのカンパニーに再編。また固定費削減も徹底する。これらの施策を通して抜本的構造改革を断行し、安定的な収益基盤を構築すると説明している。
中期経営計画についてはこちらの記事でくわしく紹介している。