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公開日 2015/07/11 19:14
【ポタ研】iFI-Audio、micro iDAC2でDSD256再生/SUPRA「NiTRO」は15,000円で7月末発売予定
RHAはT20を披露
フジヤエービック主催のポータブルオーディオイベント「ポタ研2015夏」が7月11日、中野サンプラザで開催されている。本項ではSUPRAのイヤホンを出展したサエクコマース、iFI-Audio、Lotoo、RHA、マス工房の各ブースの模様をお伝えする。
■サエクコマース(SUPRA)
サエクコマースはケーブルブランドとして有名なSUPRAによるダイナミック型イヤホン「NiTRO」を出展した。本機の価格が15,000円前後を予定しており、7月末ごろの発売を目指していることも明らかにされた。
本機は5月に開催された「春のヘッドホン祭」にも参考出展されていたモデル(関連ニュース)。ハウジングにチタニウムを採用することで強度を確保しつつ軽量化。ネオジウムマグネットを採用したダイナミック型ドライバーは独自開発したもので、徹底したチューニングを施すことで優れたインピーダンス特性や低消費電力、低歪を実現したという。またイヤホン本体の背面部にはカーボン素材をあしらっている。
既報のとおり、ケーブルにはiOS/Android・Windowsへの対応をスイッチ切替で実現するマイク付きコントローラーを搭載。SUPRAらしくケーブルにもこだわりを見せており、導体には純度7Nの銅を使い、外皮にはケブラー素材を用いている。
カラーはブラックとホワイトを用意し、パッケージもそれぞれの色で揃えられている。イヤーピースはサイズや形状別に合計7種類を同梱する。
■iFI-Audio
iFI-Aufioは、7月下旬に発売を控えるmicroシリーズ最新の据え置き型DAC「micro iDAC2」(関連ニュース)をメインに据えた出展を行った。本機はこちらのニュースでもお伝えしたとおり、MacにおいてDoP方式によるDSD256(11.2MHz DSD)再生が行える。
micro iDAC2はDSD256および384kHz PCMの再生に対応。ディスクリート構成のA級バッファーアンプ、エルナー・ジャパン製の「Silmic II」電解コンデンサーの搭載などアナログ部を大幅強化したことも特徴だ。
会場ではMacとの組み合わせによるDSD256再生や、micro iCANと組み合わせてヘッドホンを鳴らすシステムのデモを実施していた。また、micro iDSDやnano iDSDなどバッテリー内蔵のポータブルモデルをはじめとするiFI-Audioの各ラインナップも出展されていた。
■Lotoo
Lotooのブースでは、DSD 5.6MHz対応のハイレゾポータブルプレーヤー「PAWGold」、そしてそのジュニアモデルとなる2.8MHz DSD対応「PAW5000」(関連ニュース)のデモが行われた。特にPAW5000については本日発売とのことで、多くの来場者の注目を集めていた。
トップエンドのPAWGoldが税込285,000円という価格に対して、PAW5000は55,000円(税抜)という価格を実現。PCM変換による2.8MHz DSDの再生に加え、最大96kHz/24bit PCMの再生に対応。96kHz/24bitへのダウンコンバートながら384kHz/32bitまでの再生も行える。ヘッドホン出力は3.5mm端子による通常出力と、2.5mm端子によるバランス出力を搭載している。その開発背景の詳細についてはこちらの記事で同社マーケティングディレクターのシャオ・チー氏に伺っている。
旗艦モデルのPAWGoldは、5.8/2.8MHz DSDのネイティブ再生に対応。アナログ・デバイセズ製DSPを搭載したことで、ATEという音質カスタマイズ機能も備えている。出力は3.5mmのヘッドホン出力/ライン出力を装備。筐体に航空産業用アルミニウム合金を採用するなど贅を尽くしたモデルだ。
また、本ブースには香港のヘッドホンブランド「KING SOUND」による静電型ヘッドホン「H-04」と専用アンプ「M-03」が参考出展されていた。トップウイングの佐々木原氏によれば、現在取り扱いを検討しているとのことだった。
■RHA
ナイコムは、英国グラスゴーのイヤホンブランド「RHA」の最新モデル「T20」(関連ニュース)を出展した。発売日は7月15日で、価格は31,200円(税抜)となる。
RHAのイヤホンは自社開発のダイナミックドライバーを搭載することが特徴。特にT20は、1つのドライバーに対して2つのボイスコイルを搭載した「DualCoilダイナミックドライバー」を搭載している。本ドライバーにおいてはマグネットの同心円状に配置された2つのボイスコイルがそれぞれ中域・高域/低域を担当することで、高効率のパフォーマンスを実現するという。
筐体はメタルインジェクション(金属粉末射出成形)によるステンレス製ハウジングを採用するが、この点は下位モデル「T10」と共通。また、チューニングフィルター機構を持っており、Reference/Bass/Trebleの3種類のフィルターを付属している。
■マス工房
マス工房は、フルバランス構成のポータブルヘッドホンアンプ「model404」を出展した。価格はオープンだが、直販サイトでは16万円(税抜)で販売される。
入力については、2.5mmまたは3.5mmの4極バランス入力端子(注文時に選択)、および3.5mmアンバランス入力端子を搭載。出力は2.5mmまたは3.5mmの4極バランス出力端子(注文時に選択)、3.5mmアンバランス出力端子、さらには4pinXLRバランス端子を搭載する。バランス入力時にはフルバランスでの出力が可能となる。単三電池6本で駆動するが、前面のUSB端子にモバイルバッテリーを接続して駆動させることも可能だ。
■サエクコマース(SUPRA)
サエクコマースはケーブルブランドとして有名なSUPRAによるダイナミック型イヤホン「NiTRO」を出展した。本機の価格が15,000円前後を予定しており、7月末ごろの発売を目指していることも明らかにされた。
本機は5月に開催された「春のヘッドホン祭」にも参考出展されていたモデル(関連ニュース)。ハウジングにチタニウムを採用することで強度を確保しつつ軽量化。ネオジウムマグネットを採用したダイナミック型ドライバーは独自開発したもので、徹底したチューニングを施すことで優れたインピーダンス特性や低消費電力、低歪を実現したという。またイヤホン本体の背面部にはカーボン素材をあしらっている。
既報のとおり、ケーブルにはiOS/Android・Windowsへの対応をスイッチ切替で実現するマイク付きコントローラーを搭載。SUPRAらしくケーブルにもこだわりを見せており、導体には純度7Nの銅を使い、外皮にはケブラー素材を用いている。
カラーはブラックとホワイトを用意し、パッケージもそれぞれの色で揃えられている。イヤーピースはサイズや形状別に合計7種類を同梱する。
■iFI-Audio
iFI-Aufioは、7月下旬に発売を控えるmicroシリーズ最新の据え置き型DAC「micro iDAC2」(関連ニュース)をメインに据えた出展を行った。本機はこちらのニュースでもお伝えしたとおり、MacにおいてDoP方式によるDSD256(11.2MHz DSD)再生が行える。
micro iDAC2はDSD256および384kHz PCMの再生に対応。ディスクリート構成のA級バッファーアンプ、エルナー・ジャパン製の「Silmic II」電解コンデンサーの搭載などアナログ部を大幅強化したことも特徴だ。
会場ではMacとの組み合わせによるDSD256再生や、micro iCANと組み合わせてヘッドホンを鳴らすシステムのデモを実施していた。また、micro iDSDやnano iDSDなどバッテリー内蔵のポータブルモデルをはじめとするiFI-Audioの各ラインナップも出展されていた。
■Lotoo
Lotooのブースでは、DSD 5.6MHz対応のハイレゾポータブルプレーヤー「PAWGold」、そしてそのジュニアモデルとなる2.8MHz DSD対応「PAW5000」(関連ニュース)のデモが行われた。特にPAW5000については本日発売とのことで、多くの来場者の注目を集めていた。
トップエンドのPAWGoldが税込285,000円という価格に対して、PAW5000は55,000円(税抜)という価格を実現。PCM変換による2.8MHz DSDの再生に加え、最大96kHz/24bit PCMの再生に対応。96kHz/24bitへのダウンコンバートながら384kHz/32bitまでの再生も行える。ヘッドホン出力は3.5mm端子による通常出力と、2.5mm端子によるバランス出力を搭載している。その開発背景の詳細についてはこちらの記事で同社マーケティングディレクターのシャオ・チー氏に伺っている。
旗艦モデルのPAWGoldは、5.8/2.8MHz DSDのネイティブ再生に対応。アナログ・デバイセズ製DSPを搭載したことで、ATEという音質カスタマイズ機能も備えている。出力は3.5mmのヘッドホン出力/ライン出力を装備。筐体に航空産業用アルミニウム合金を採用するなど贅を尽くしたモデルだ。
また、本ブースには香港のヘッドホンブランド「KING SOUND」による静電型ヘッドホン「H-04」と専用アンプ「M-03」が参考出展されていた。トップウイングの佐々木原氏によれば、現在取り扱いを検討しているとのことだった。
■RHA
ナイコムは、英国グラスゴーのイヤホンブランド「RHA」の最新モデル「T20」(関連ニュース)を出展した。発売日は7月15日で、価格は31,200円(税抜)となる。
RHAのイヤホンは自社開発のダイナミックドライバーを搭載することが特徴。特にT20は、1つのドライバーに対して2つのボイスコイルを搭載した「DualCoilダイナミックドライバー」を搭載している。本ドライバーにおいてはマグネットの同心円状に配置された2つのボイスコイルがそれぞれ中域・高域/低域を担当することで、高効率のパフォーマンスを実現するという。
筐体はメタルインジェクション(金属粉末射出成形)によるステンレス製ハウジングを採用するが、この点は下位モデル「T10」と共通。また、チューニングフィルター機構を持っており、Reference/Bass/Trebleの3種類のフィルターを付属している。
■マス工房
マス工房は、フルバランス構成のポータブルヘッドホンアンプ「model404」を出展した。価格はオープンだが、直販サイトでは16万円(税抜)で販売される。
入力については、2.5mmまたは3.5mmの4極バランス入力端子(注文時に選択)、および3.5mmアンバランス入力端子を搭載。出力は2.5mmまたは3.5mmの4極バランス出力端子(注文時に選択)、3.5mmアンバランス出力端子、さらには4pinXLRバランス端子を搭載する。バランス入力時にはフルバランスでの出力が可能となる。単三電池6本で駆動するが、前面のUSB端子にモバイルバッテリーを接続して駆動させることも可能だ。