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公開日 2017/04/20 13:40
ソニーモバイル、画面に触れるスマートプロジェクター「XPERIA Touch」。机や壁をタッチスクリーンに【動画あり】
Android 7.0搭載でアプリをタッチ操作
ソニーモバイルコミュニケーションズは、投映した映像に対するタッチ操作も可能なAndroid OS搭載小型スマートプロジェクター「XPERIA Touch G1109」を発表。6月9日から予約受付を開始し、6月24日から順次配送を行う。オープン価格だがソニーストアでは149,880円(税抜)で販売する。
Android 7.0を搭載し、各種アプリをインストール可能。赤外線とイメージセンサーによってユーザーの手の動きなどを感知するため、壁やテーブルに投映した地図やゲームなどのアプリ画面に対してタッチ操作を行える。
AC電源と内蔵バッテリーの両方で駆動でき、バッテリー駆動時は約1時間使用可能。手に持てるサイズと重量にすることで、家の中で持ち運んで使用できる。そのため同社では「壁やテーブルをスマートスクリーンにできる」とアピールしている。
ポータブル用に開発したソニー独自の超短焦点レンズと、0.37型で解像度1,366×768のSXRDデバイス、そしてレーザーエンジンによって持ち運びできる小型化を実現。幅約6.9cm、質量約932gという小型軽量化を実現した。平面を多くして持ちやすくするとともに、あらゆるインテリアに馴染む、家電らしくない本体色にするなどデザイン面にもこだわったという。
約25cmから最大約80インチでの投写が可能。加速度センサーによって壁やテーブルを検知し、レンズ部を正面に向けるとテーブル投写、上を向けるとテーブル投写といった具合に自動で切り替える。
なお壁への投映時は、約2メートルの範囲に近づくと人感センサーが反応。自動でスリープモードから復帰し画面を表示する。
ユーザーの動きの検知に際しては、毎秒60フレームでリアルタイム検出。これにより遅延のないタッチ操作を実現したとしている。また最大10点のマルチタッチに対応し、複数人での同時操作も可能としている。
ボイスコントロール機能も搭載。「ハイ、エクスペリア」と話しかけるとボイスコマンドが起動し、天気やニュースを聞いたり、アプリを起動させたりすることができる。なお音声操作機能ではGoogle Nowにも対応している。
天気/時計表示などのオリジナルウィジェットをプリインストール。手書き/ビデオメモ、Googleカレンダーと連動するカレンダー、Skypeといった各種ウィジェットを用意している。
輝度は100ルーメンで、最大コントラストが4,000対1。なおバッテリー駆動時は最大輝度が50%に自動調整される。そのほか出力1W+1Wの2ウェイステレオスピーカーも搭載している。
Android端末としては、CPUに1.8GHzデュアルコア+1.4GHzクアッドコアによるヘキサコアのSnapdragon 650を採用。RAMは3GBでROMが32GB。最大256GBまでのmicroSDカードが使用できる。
本体にWi-Fiを内蔵するほか、Miracastにも対応。BluetoothはVer.4.2で、NFCにも対応している。メインカメラは有効約1,300万画素。本体にはマイクも内蔵しているため、Skypeの通話なども行える。なお端子類はHDMI Type-DとUSB Type-Cを装備している。
同社では、「私たちはコミュケーションデバイスとサービスを、よりパーソナライズされ、より高い知能と機能を備えた、ユーザーの持つ人間としての能力を拡張するツールへと進化させる」とコメント。「コミニュケーションの未来を創造する」Xperiaスマートプロダクトとして、昨年のXperia Earに続き、今回XPERIA Touchを開発したという。
本日開催された発表会では、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社 スマートプロダクト部門 副部門長 伊藤博史氏が本製品について説明。「Xperia touchは、ソニーの超単焦点プロジェクターの技術とtouchユーザーインターフェースを融合させるというこれまでになかった試みによって、全く新しいコミュニケーション体験がお届けできるデバイスです。たとえばキッチンに置いて、親子でレシピを見てコミュニケーションに花を咲かせながら料理を楽しむ。机の上にゲームを投影し、親子でゲームを楽しむ。また、壁に大型のディスプレイとして投影し、ビデオチャットを家族で楽しむといった使い方が可能になる」と説明。
また、「Xperia touchに込めたのは、家族が集う場所、新しいコミュニケーションを生み出す場所を創り出したいという願い」と続け、Xperia touchの名前の由来について「床や壁に投影されたスクリーンに触れる体験としての“タッチ”はもちろん、家の中で使うことで、人と人との新しいコミュニケーションの“タッチ”ポイント、様々なエンターテイメントコンテンツとの“タッチ”ポイントになれるように、という想いが込められている」と語った。
同社のコンパニオンプロダクト営業部 マーケティングマネージャー 黒川直通氏は、「Xperia touchの最大の特徴は、壁やテーブルをスマートスクリーンに変えるということ。普段は無機質な壁やテーブルをスマートスクリーンに変えてみんなでタッチすることで、新しいコミュニケーション、新しい文化を創っていきたいと思っている」と述べた。
また、「家族間のコミュニケーションはリビングで最も多く交わされている。そのため、リビングでのより快適なコミュニケーションを求めて、リビングをより充実させていこうという意識が高まっている」「Xperia touchは、タッチ操作やボイスコントロールにより、デジタルとフィジカルの境界線をなくすことで、より自然で快適なコミュニケーションの実現を助けるツールとして使用できる」とアピールした。
Xperia touchは今後、企業への導入を予定している。一例をあげると、メルセデスベンツでは、360°映像をXperia touchで投影。指でなぞって操作しながら、最新のメルセデスの内外装を確認できる展示を実施(4月22日から開始)。BEAMS LIGHTS 渋谷店では、Xperia touchでビームス公式ウェブサイトのスタイリングコンテンツの閲覧などができる(4月26日展示開始)。
また、ソニーストア直営店(銀座/札幌/名古屋/大阪/福岡天神)と品川駅ショーケースでは4月21日から、Sony Square Shibuya Projectでは4月28日から本機を展示する予定だ。
Android 7.0を搭載し、各種アプリをインストール可能。赤外線とイメージセンサーによってユーザーの手の動きなどを感知するため、壁やテーブルに投映した地図やゲームなどのアプリ画面に対してタッチ操作を行える。
AC電源と内蔵バッテリーの両方で駆動でき、バッテリー駆動時は約1時間使用可能。手に持てるサイズと重量にすることで、家の中で持ち運んで使用できる。そのため同社では「壁やテーブルをスマートスクリーンにできる」とアピールしている。
ポータブル用に開発したソニー独自の超短焦点レンズと、0.37型で解像度1,366×768のSXRDデバイス、そしてレーザーエンジンによって持ち運びできる小型化を実現。幅約6.9cm、質量約932gという小型軽量化を実現した。平面を多くして持ちやすくするとともに、あらゆるインテリアに馴染む、家電らしくない本体色にするなどデザイン面にもこだわったという。
約25cmから最大約80インチでの投写が可能。加速度センサーによって壁やテーブルを検知し、レンズ部を正面に向けるとテーブル投写、上を向けるとテーブル投写といった具合に自動で切り替える。
なお壁への投映時は、約2メートルの範囲に近づくと人感センサーが反応。自動でスリープモードから復帰し画面を表示する。
ユーザーの動きの検知に際しては、毎秒60フレームでリアルタイム検出。これにより遅延のないタッチ操作を実現したとしている。また最大10点のマルチタッチに対応し、複数人での同時操作も可能としている。
ボイスコントロール機能も搭載。「ハイ、エクスペリア」と話しかけるとボイスコマンドが起動し、天気やニュースを聞いたり、アプリを起動させたりすることができる。なお音声操作機能ではGoogle Nowにも対応している。
天気/時計表示などのオリジナルウィジェットをプリインストール。手書き/ビデオメモ、Googleカレンダーと連動するカレンダー、Skypeといった各種ウィジェットを用意している。
輝度は100ルーメンで、最大コントラストが4,000対1。なおバッテリー駆動時は最大輝度が50%に自動調整される。そのほか出力1W+1Wの2ウェイステレオスピーカーも搭載している。
Android端末としては、CPUに1.8GHzデュアルコア+1.4GHzクアッドコアによるヘキサコアのSnapdragon 650を採用。RAMは3GBでROMが32GB。最大256GBまでのmicroSDカードが使用できる。
本体にWi-Fiを内蔵するほか、Miracastにも対応。BluetoothはVer.4.2で、NFCにも対応している。メインカメラは有効約1,300万画素。本体にはマイクも内蔵しているため、Skypeの通話なども行える。なお端子類はHDMI Type-DとUSB Type-Cを装備している。
同社では、「私たちはコミュケーションデバイスとサービスを、よりパーソナライズされ、より高い知能と機能を備えた、ユーザーの持つ人間としての能力を拡張するツールへと進化させる」とコメント。「コミニュケーションの未来を創造する」Xperiaスマートプロダクトとして、昨年のXperia Earに続き、今回XPERIA Touchを開発したという。
本日開催された発表会では、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社 スマートプロダクト部門 副部門長 伊藤博史氏が本製品について説明。「Xperia touchは、ソニーの超単焦点プロジェクターの技術とtouchユーザーインターフェースを融合させるというこれまでになかった試みによって、全く新しいコミュニケーション体験がお届けできるデバイスです。たとえばキッチンに置いて、親子でレシピを見てコミュニケーションに花を咲かせながら料理を楽しむ。机の上にゲームを投影し、親子でゲームを楽しむ。また、壁に大型のディスプレイとして投影し、ビデオチャットを家族で楽しむといった使い方が可能になる」と説明。
また、「Xperia touchに込めたのは、家族が集う場所、新しいコミュニケーションを生み出す場所を創り出したいという願い」と続け、Xperia touchの名前の由来について「床や壁に投影されたスクリーンに触れる体験としての“タッチ”はもちろん、家の中で使うことで、人と人との新しいコミュニケーションの“タッチ”ポイント、様々なエンターテイメントコンテンツとの“タッチ”ポイントになれるように、という想いが込められている」と語った。
同社のコンパニオンプロダクト営業部 マーケティングマネージャー 黒川直通氏は、「Xperia touchの最大の特徴は、壁やテーブルをスマートスクリーンに変えるということ。普段は無機質な壁やテーブルをスマートスクリーンに変えてみんなでタッチすることで、新しいコミュニケーション、新しい文化を創っていきたいと思っている」と述べた。
また、「家族間のコミュニケーションはリビングで最も多く交わされている。そのため、リビングでのより快適なコミュニケーションを求めて、リビングをより充実させていこうという意識が高まっている」「Xperia touchは、タッチ操作やボイスコントロールにより、デジタルとフィジカルの境界線をなくすことで、より自然で快適なコミュニケーションの実現を助けるツールとして使用できる」とアピールした。
Xperia touchは今後、企業への導入を予定している。一例をあげると、メルセデスベンツでは、360°映像をXperia touchで投影。指でなぞって操作しながら、最新のメルセデスの内外装を確認できる展示を実施(4月22日から開始)。BEAMS LIGHTS 渋谷店では、Xperia touchでビームス公式ウェブサイトのスタイリングコンテンツの閲覧などができる(4月26日展示開始)。
また、ソニーストア直営店(銀座/札幌/名古屋/大阪/福岡天神)と品川駅ショーケースでは4月21日から、Sony Square Shibuya Projectでは4月28日から本機を展示する予定だ。