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公開日 2018/02/07 12:48

FiiOの第2世代フラグシップDAP「X7 MarkII」/ポータブルアンプ「Q1 Mark II」、2月中旬に発売

エントリーDAP「X3 Mark III」も
編集部:成藤正宣
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エミライは、FiiOのハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤー(DAP)「FiiO X7 MarkII」、小型DAP「FiiO X3 Mark III」、USB-DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「FiiO Q1 Mark II」を2月中旬より発売する。

<ラインナップ>
■DAP
・「FiiO X7 Mark II」¥OPEN(予想実売価格83,000円前後)

FiiO X7 Mark II

・「FiiO X3 Mark III」¥OPEN(予想実売価格24,000円前後)

FiiO X7 Mark III(Black/Red)

■ポータブルヘッドホンアンプ
・「FiiO Q1 Mark II」¥OPEN(予想実売価格13,200円前後)

FiiO Q1 Mark II

FiiO X7 Mark IIは、フラグシップモデルの第2世代にあたるDAP。本体下部のヘッドホンアンプ部がカセット状の「アンプ・モジュール」となっており、用途に応じてアンプ出力値や出力端子の異なる別売モジュールに付け替えることができる。

アンプモジュールの組み換えが可能

付属のアンプモジュールは出力380mW/16Ωの2.5mmバランス端子と200mW/16Ωの3.5mmステレオミニ端子を内蔵した「AM3A」。また、本体側には同軸/光デジタル兼用の出力端子を備えている。

DACにはESS Technologyのハイエンドチップ「ES9028PRO」を搭載。従来型チップに比べ高いS/N、分解能、広いダイナミックレンジや音場表現を提供するとしている。音声フォーマットはPCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHzのネイティブ再生に対応。またBluetooth4.2にも対応し、SBC/aptXコーデックにより伝送できる。

44.1kHz、48kHz、ハイレゾ音源用と3種類の水晶発振器を搭載し、あらゆるサンプリングレートの再生時にデジタル信号からアナログ信号への変換の精度を向上。また動作安定性も高めている。

FiiO X7 Mark II 背面

本体制御にはAndroid 5.1をベースにしたカスタムOSを採用。一般的なスマートフォンのように様々なアプリを利用できる「Androidモード」と、音楽再生以外の機能を停止させ音質への悪影響をカットする「Pure Musicモード」の2種類の動作モードを搭載している。また、Androidのネイティブオーディオリサンプリング(ASRC)機能をバイパスさせることで、音質劣化を回避している。

プロセッサは1.4GHz/4コアCPUのRK3188、64GB ROM、2GB RAMを搭載。microSDXCカードスロットを2基内蔵。連続再生時は付属アンプ・モジュールのバランス接続時に約7時間、アンバランス接続時に約8時間。外形寸法は67.2W×128.7H×15.5Dmm、質量約212g。

FiiO X3 Mark IIIは、同社エントリークラスの第3世代となるDAP。DACチップにTI製「PCM5242」を2基搭載するデュアルDAC構成で、PCM 192kHz/24bit、DSD 2.8MHzの再生に対応する。

音響回路はディスクリート構成で、さらにデジタル/アナログ/Bluetooth部を分割する設計。有線/無線関わらず、外部干渉の悪影響を抑えた優れた音質を実現するとしている。Bluetoothはバージョン4.1、SBCコーデックに対応する。

タッチ式のスクロールホイールとボタンで操作する

操作インターフェースは静電容量タッチ式のスクロールホイールとハードウェアキーを採用。ハードウェアキーは5つのフロントボタンと4つのサイドボタンで構成される。また、microSDXCスロットを1基内蔵する。

110mW/16Ωの2.5mmバランス端子と、120mW/16Ωの3.5mmステレオミニ端子を搭載。専用ケーブルにより3.5mm端子からの同軸デジタル出力にも対応する。連続再生時間は最大10時間。外形寸法は59W×114H×12.8Dmm、質量126g。

FiiO Q1 Mark IIは旭化成エレクトロニクスの「AK4452」DACチップやTI製オペアンプを採用するUSB-DAC機能内蔵型ポータブルヘッドホンアンプ。PC、iOS、Androidと様々な機器に接続可能で、PCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHzまで再生可能。DSDネイティブ再生にも対応する。

電子ボリュームでギャングエラーを排除する

音量調整には電子ボリューム方式を採用することで、左右の音量差を生むギャング・エラーやノイズを排除。Gain切り替えスイッチと低音増強のBass Boost機能を搭載する。出力端子は240mW/16Ωの2.5mmバランスと、112mW/16Ωの3.5mmステレオミニ。

連続再生時間はデジタル接続時約10時間、アナログ接続時約20時間。外形寸法は59W×99H×12.5Dmm、質量は約101g。

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製品スペックを見る
  • ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
  • ブランドFiiO
  • 型番FiiO X7 Mark II
  • 発売日2018年2月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格¥83,000前後)
【SPEC】●プロセッサ:RK3188(1.4GHz/4コア) ●内蔵ROM:64GB ●RAM:2GB ●microSDXCカードスロット:2基 ●OS:Android5.1.1カスタム ●対応フォーマット:PCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHz ●連続再生時間:約7時間(バランス接続時間)/約8時間(アンバランス接続時) ●外形寸法:67.2W×128.7H×15.5Dmm ●質量:約212g
  • ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
  • ブランドFiiO
  • 型番FiiO X3 Mark III
  • 発売日2018年2月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格¥24,000前後)
【SPEC】●対応フォーマット:PCM 192kHz/24bit、DSD 2.8MHz ●連続再生時間:約10時間 ●外形寸法:59W×114H×12.8Dmm ●質量:126g
  • ジャンルその他
  • ブランドFiiO
  • 型番FiiO Q1 Mark II
  • 発売日2018年2月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格¥13,200前後)
【SPEC】●対応フォーマット:PCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHz ●連続再生時間:約10時間(デジタル接続時)/約20時間(アナログ接続時) ●外形寸法:59W×99H×12.5Dmm ●質量:約101g
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