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公開日 2018/03/22 13:15
パナソニック、映像が宙に浮くデザインで画質も高めた4K液晶“VIERA”「FX800」
HDR10とHLGに対応
パナソニック(株)は、液晶テレビ “VIERA” の新シリーズとして、「FX800」を4月20日に発売する。65型と55型の2サイズが展開される。
・65型「TH-65FX800」¥OPEN(予想実売価格38万円前後)
・55型「TH-55FX800」¥OPEN(予想実売価格28万円前後)
FX800シリーズは、EX850シリーズとEX780シリーズのあいだに位置する新シリーズ。デザイン上の特徴は、ベゼルを細く、透明にすることで、映像だけが宙に浮いたような「フレームレスデザイン」を採用したことだ。
これまでのEX750シリーズのベゼルに見える部分は約17mmだったが、FX800シリーズでは、この一部をガラス素材とすることで、ベゼルに見える部分が約6mmと半分以下になっている。また横から見てもパネル部分が非常に薄く、最薄部は約8mmとなっている。
液晶パネルは、高輝度なIPSパネルを採用。輝度は「EX850ほどは明るくない」(同社)とのこと。パネル解像度は3,840×2,160で、HDRはHDR10とHLGに対応している。なお、HDR10+には現在のところ対応していない。
地上・BS・110度CSデジタルチューナーを3チューナー搭載。USBハードディスクへ2番組同時録画が可能。録画番組はDIGAへダビングしたり、お部屋ジャンプリンクで他の部屋のテレビで視聴することができる。また、スマホアプリ「Panasonic Media Access」から、放送中番組や録画番組を外からスマホ・タブレットで視聴することも可能だ。
■ヘキサクロマドライブの処理も進化した
映像エンジンは「ヘキサクロマドライブ」で、新たに質感表現と色表現を進化させた。
質感表現については、映像の部分ごとに映像処理し、質感を向上する処理を追加。オブジェクトを個別に判断しているわけではないが、データベースのパラメーターを増やし、より適したディテール処理とノイズ処理が可能になったという。
加えて、地デジやBlu-ray、ネット動画などを4Kにアップコンバートする「4Kファインリマスターエンジン」も進化。映像を部分ごとに解析してアップコンするため、解像感が高く、ノイズを抑えた4K映像が見られるという。
色再現性能については、3D-LUT(Look Up Table)の補正点数をEX750に対して約1.6倍に増加。特に暗部の数を増やすことで、暗部の色表現の忠実性を高めている。
輝度情報についても、部分ごとに細かく解析。適切な輝度制御を行うことで、映像全体の明るさ感を上げながら、明部のディテールを克明に描き出すとしている。
HDRコンテンツについても、シーンごとの最大輝度で処理を行うため、明るさ感のある映像を実現。また部屋の明るさにあわせてHDR画質を自動調整する「明るさ連動HDR」も搭載している。
またバックライトは、エッジライトの分割駆動と、エリアごとのバックライトの信号処理(エリアコントラスト制御)を組み合わせた「Wエリア制御」を採用。これにより画質を高めている。具体的には、深い青が紫がかることがあったものを改善したという。
■使い勝手も高めた。ネット動画も充実
4K対応のネット動画も充実。Netflix、dTV 、Amazonビデ オ、ひかりTV 4K、4Kアクトビラ、デジタルコンサートホール、YouTubeなどの視聴がテレビ単体で行える。
ユーザーインターフェースについては、好みのチャンネルやアプリをメニュー画面に登録できる「かんたんホーム」機能がさらに進化し、「新・簡単ホーム」となった。表示を画面下にまとめ、視聴画面を邪魔せず操作できるようにした。また上下ボタンでYouTubeや検索タブなどへアクセスできる機能も備えた。
また、リモコンの「アレコレ」ボタンからアクセスできる「アレコレチャンネル」機能も進化。ボタンを押すだけで見たい番組や予約したい番組が見つかる機能だが、FX800では視聴履歴に応じた「おすすめ録画」「おすすめの番組」項目が追加された。ネット動画などとともに一覧で表示できる。
またリモコンはマイク一体型で、声でネット動画や録画番組の検索を行える。
レコーダー「DIGA」との連動機能も向上。対応のDIGA(2013年秋以降発売のネットワーク対応DIGA)と組み合わせ、テレビのリモコンの番組表ボタンを押すと、通常の番組表に加え、過去の録画一覧もシームレスに表示する。さらに、複数チャンネルごとまとめて録画できる「全自動ディーガ」と組み合わせると、過去番組表がさらに充実する。
アプリ連携では、スマホアプリ「TV Remote2」と連携。アプリにおすすめのネット動画や放送中・録画済み番組を表示し、タップすることでテレビに表示することができるほか、アプリからテレビの基本操作を行うことも可能だ。
HDMI端子は4系統で、HDMI 1はARCに対応。そのほかコンポーネント入力、ビデオ入力、光デジタル音声出力、ヘッドホン/イヤホン端子、LAN端子を各1端子ずつ搭載している。USB端子は3系統で、うちUSB 1のみUSB 3.0対応となっている。
スピーカーユニットは筐体下部に、下側に向けて搭載。接地面で反射させる方式を採用している。フルレンジ×2基という構成で、実用最大出力は10W+10W。
外形寸法は65型が1,453W×898H×299Dmm、55型が1,234W×775H×254Dmm(ともにスタンドあり)。質量は65型が約42.5kg、55型が約32.5kg(ともにスタンドあり)。定格消費電力は65型が226W、55型が190Wとなっている。
・65型「TH-65FX800」¥OPEN(予想実売価格38万円前後)
・55型「TH-55FX800」¥OPEN(予想実売価格28万円前後)
FX800シリーズは、EX850シリーズとEX780シリーズのあいだに位置する新シリーズ。デザイン上の特徴は、ベゼルを細く、透明にすることで、映像だけが宙に浮いたような「フレームレスデザイン」を採用したことだ。
これまでのEX750シリーズのベゼルに見える部分は約17mmだったが、FX800シリーズでは、この一部をガラス素材とすることで、ベゼルに見える部分が約6mmと半分以下になっている。また横から見てもパネル部分が非常に薄く、最薄部は約8mmとなっている。
液晶パネルは、高輝度なIPSパネルを採用。輝度は「EX850ほどは明るくない」(同社)とのこと。パネル解像度は3,840×2,160で、HDRはHDR10とHLGに対応している。なお、HDR10+には現在のところ対応していない。
地上・BS・110度CSデジタルチューナーを3チューナー搭載。USBハードディスクへ2番組同時録画が可能。録画番組はDIGAへダビングしたり、お部屋ジャンプリンクで他の部屋のテレビで視聴することができる。また、スマホアプリ「Panasonic Media Access」から、放送中番組や録画番組を外からスマホ・タブレットで視聴することも可能だ。
■ヘキサクロマドライブの処理も進化した
映像エンジンは「ヘキサクロマドライブ」で、新たに質感表現と色表現を進化させた。
質感表現については、映像の部分ごとに映像処理し、質感を向上する処理を追加。オブジェクトを個別に判断しているわけではないが、データベースのパラメーターを増やし、より適したディテール処理とノイズ処理が可能になったという。
加えて、地デジやBlu-ray、ネット動画などを4Kにアップコンバートする「4Kファインリマスターエンジン」も進化。映像を部分ごとに解析してアップコンするため、解像感が高く、ノイズを抑えた4K映像が見られるという。
色再現性能については、3D-LUT(Look Up Table)の補正点数をEX750に対して約1.6倍に増加。特に暗部の数を増やすことで、暗部の色表現の忠実性を高めている。
輝度情報についても、部分ごとに細かく解析。適切な輝度制御を行うことで、映像全体の明るさ感を上げながら、明部のディテールを克明に描き出すとしている。
HDRコンテンツについても、シーンごとの最大輝度で処理を行うため、明るさ感のある映像を実現。また部屋の明るさにあわせてHDR画質を自動調整する「明るさ連動HDR」も搭載している。
またバックライトは、エッジライトの分割駆動と、エリアごとのバックライトの信号処理(エリアコントラスト制御)を組み合わせた「Wエリア制御」を採用。これにより画質を高めている。具体的には、深い青が紫がかることがあったものを改善したという。
■使い勝手も高めた。ネット動画も充実
4K対応のネット動画も充実。Netflix、dTV 、Amazonビデ オ、ひかりTV 4K、4Kアクトビラ、デジタルコンサートホール、YouTubeなどの視聴がテレビ単体で行える。
ユーザーインターフェースについては、好みのチャンネルやアプリをメニュー画面に登録できる「かんたんホーム」機能がさらに進化し、「新・簡単ホーム」となった。表示を画面下にまとめ、視聴画面を邪魔せず操作できるようにした。また上下ボタンでYouTubeや検索タブなどへアクセスできる機能も備えた。
また、リモコンの「アレコレ」ボタンからアクセスできる「アレコレチャンネル」機能も進化。ボタンを押すだけで見たい番組や予約したい番組が見つかる機能だが、FX800では視聴履歴に応じた「おすすめ録画」「おすすめの番組」項目が追加された。ネット動画などとともに一覧で表示できる。
またリモコンはマイク一体型で、声でネット動画や録画番組の検索を行える。
レコーダー「DIGA」との連動機能も向上。対応のDIGA(2013年秋以降発売のネットワーク対応DIGA)と組み合わせ、テレビのリモコンの番組表ボタンを押すと、通常の番組表に加え、過去の録画一覧もシームレスに表示する。さらに、複数チャンネルごとまとめて録画できる「全自動ディーガ」と組み合わせると、過去番組表がさらに充実する。
アプリ連携では、スマホアプリ「TV Remote2」と連携。アプリにおすすめのネット動画や放送中・録画済み番組を表示し、タップすることでテレビに表示することができるほか、アプリからテレビの基本操作を行うことも可能だ。
HDMI端子は4系統で、HDMI 1はARCに対応。そのほかコンポーネント入力、ビデオ入力、光デジタル音声出力、ヘッドホン/イヤホン端子、LAN端子を各1端子ずつ搭載している。USB端子は3系統で、うちUSB 1のみUSB 3.0対応となっている。
スピーカーユニットは筐体下部に、下側に向けて搭載。接地面で反射させる方式を採用している。フルレンジ×2基という構成で、実用最大出力は10W+10W。
外形寸法は65型が1,453W×898H×299Dmm、55型が1,234W×775H×254Dmm(ともにスタンドあり)。質量は65型が約42.5kg、55型が約32.5kg(ともにスタンドあり)。定格消費電力は65型が226W、55型が190Wとなっている。